スナックバス江とは (スナックバスエとは) [単語記事]

スナックバス江とは、フォビドゥン澁川による漫画である。『週刊ヤングジャンプ』にて、2017年33号より連載中。

概要

北海道最大の繁華街すすきのから5駅離れた北24条にあるという設定のいかにも流行っていなさそうな店構えをしたスナック、「スナックバス江」を舞台にしたギャグ漫画。

個性的な登場人物が織りなす、偏見に満ちた密度の高い会話やルビ芸、妄想での独り相撲が草を誘う。

どうでもいい話が多いが、ときたまに世界の真理を突いてハッとなることも。

「バス江」は「場末」の捩り。

2024年 1月13日から3月30日までアニメが放送された。全12話＋1話。^[1]

導入

何かが起こると期待して、何も起きなかったいつもの夜。

一人彷徨う寂しいアナタの刺激を満たすため、常連から宇宙人まで幅広いお客さんがやってくる、毒気の濃い会話が飛び交う安全地帯「スナックバス江」は休まず営業中！　

勇気を出して笑い声が聞こえる扉を開けば、悩みも全て笑い話に。

一癖も二癖もあるスタッフとお客さん達の奇想天外なトークに目と耳をゆだねれば、いつしか君もきっと笑顔になっているはず。

主な登場人物

スナックバス江の従業員

明美　 CV:高橋李依: 主人公。スナックバス江のチーママ。会話上手なコミュ障で、エキセントリックかつバイオレンスな言動が多い。ダメンズウォーカーで元カレの借金を背負っている。犬派。好きな歌手はあいみょん。趣味は開運グッズ集め。ガムはまとめて食べる。子供の頃の夢は獣医。
バス江ママ　 CV:斉藤貴美子: リーゼントにサングラスという、暴走族のような見た目をしたパンチが効いたヴィンテージのママ。口調が可愛らしい。悪乗りやおよそ理解不能なボケをかますことが多いが、年の功ゆえ考えさせられる言葉もある。
天野小雨　 CV:宮本侑芽: 「バス江」のアルバイトスタッフ。初登場は5話。真面目そうな女性で、基本的には見た目通りおとなしいが、回を重ねるにつれ段々と常識人離れした言動が増えていく。139話などそれまでとはまるで別人のよう。ガチ目のゲーマー。爵位や法的効力の無い月の権利書を購入している。好物は「ア○パンマンポテト」。お酒はあまり好きじゃない。小さい子向けの玩具^[2]を未開封のまま枕元に置いておき、就寝前後にクリスマス気分を味わうというのが毎日の小さな幸せ。飴は噛み砕く派。得意な物真似は『クレヨンしんちゃん』の笑い方。野菜アンチ。毎食カレーでもいい人。コンソメパンチを朝食代わりにしている。

常連

山田　 CV:阿座上洋平: 一話で上司に連れられて入店し、そのまま常連になったサラリーマン。真面目だが意外とノリがいい。農場経営などのシミュレーター系のゲームを好む。メカっぽい見た目のキャラが好き。法学部卒。犬派。朝食は毎回納豆ご飯。先輩とのカーセックスが初体験。
タツ兄　 CV:落合福嗣: 反社っぽい見た目をしたラブコメに造詣が深い気さくなおじさん。本名は辰巳拓郎。モデルは梅宮辰夫。休日を家でゴロゴロしてるだけで終わらせるお父さんじゃないおじさん。脂っこいものがダメだったり痔を患ったりと、体が老化に抗えなくなってきている。牡蠣好き。嫌いな芸能人は坂上忍。ワイドショーで坂上忍にコケにされたくないから絶対に悪い事は出来ない。次男。ゲームはラスボスに挑む手前で止めるタイプ。野菜アンチ。
森田　 CV:岩崎諒太: 明美のことが大好きな天パですきっ歯のキモオタ。小太り。北海道から出たことがないくせに関西弁で話す。彼女いない歴＝年齢の童貞。童貞は捨てたいが風俗には行きたくないらしい。VR AVにハマっている。
東美樹　 CV:笠間淳: 明美に惚れている色黒の精力的な常連。ダグラス浜田という作家の様々なハウツー本を所持し、その本の内容を元に明美を口説こうとする。昔は中性的な美少年で、年上の女性に性的なイジメを受けていた。引っ越し先に実家から学習机を持っていくなど中々の傾奇者。
勇者　 CV:高橋良輔: ドラクエ3 風の格好をした勇者の客。実は勇者風ではなく本物の勇者で、「バス江」が異世界にリンクしたことで来店した。
カワちゃん　CV:濱野大輝: ラッパー風のいで立ちの元常連。登場人物の中でもいじっぱりでめんどくさい性格。他のお店の常連になっており、中々「バス江」に来れない日が続く。一時期太っており、その時はデブを肯定していたが、元の体型に戻してからはダイエット成功者としてデブにマウントをとるようになった。芸能人をさん付けかつ本名で呼ぶ。女装癖がありアナル開発済み。
風間　 CV:福島潤: 見た目も言動もチャラい山田の上司。面の皮の厚さは装甲車並み。実は森田の中学校時代の同級生だが、近所にも拘らず対して仲良くはなかった。貧乏ゆすりが後背位並みに激しい。子持ち。猫過激派。
堂島　: 明美から「堂島のお爺」と呼ばれる禿頭の老人。冗談と言う名の嘘ばかり言って他の客にウザ絡みすることが多い。一度は明美から出禁を言い渡されたが、その後も普通に来店している。