第一回世界陸上ヘルシンキ大会で100m、走幅跳、4×100mリレーの三冠を皮切りに陸上界のスター選手として名を轟かせた。
100m9秒86、200m19秒75走幅跳8m87cmの記録を持っている。
強烈なピッチを持ち味とし、走幅跳の空中フォームは精密機械のようだといわれていた。
自身が風邪薬によるドーピングを疑われたこと、またライバルとされていたベン・ジョンソンのドーピングなどからアンチドーピングの立場を取っている。
83年から87年の世界陸上までは圧倒的な力で勝ち続けていた。
88年はその当時ベン・ジョンソンと実力を二分しており、ソウルオリンピックではベン・ジョンソンの失格によって繰り上がりの金メダルになっている。
この時ベン・ジョンソンはスパイクをアシックス、カール・ルイスはMIZUNOに製作を依頼していたのだが、ベン・ジョンソンの記録に勝つため「5/100秒縮められるスパイクを作ってくれ」とMIZUNOに依頼している。
そのスパイクを使用した世界陸上東京大会で9秒86の当時世界記録を打ち立てた。
スパイクが前日までルールに適合していないと言われMIZUNO社員がソールの突起部分をカッターで削って適合させたのだが削る様子を見て「それで滑ったりしないのか?」と言ったといわれている。
加速力と空中フォームの綺麗さに定評があり、世界陸上東京大会でマイク・パウエルとの死闘に敗れるまで常勝街道をひた走っていた。その記録10年間65連勝。
東京大会ではボブ・ビーモンが作った世界記録の更新を期待されていた。
カール・ルイスは3回目の試技で8m83cm、4回目は追い風参考ながら8m91cm、5回目は8m87cmを跳んでいる。
しかしマイク・パウエルが5回目で8m95cmを跳び優勝、世界記録を譲る。
それでも公認されない記録ではあるが9mジャンプを少なくとも3回以上行っている。(計測の不備、風量不明、濃霧の為等)なかでもファールだったもので9m19cmを跳んだとされている。
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最終更新:2024/12/21(土) 09:00
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