トレーニングセンターとは、競走馬の管理・調教を行うための施設である。海外では調教場と呼ぶ。
略して「トレセン」とも。
曖昧さ回避
こちらも「トレセン」と略される。
概要
中央競馬には、以下の2つのトレーニングセンターが存在する。
美浦トレーニングセンター所属馬のことを関東馬、栗東トレーニングセンター所属馬のことを関西馬と呼ぶことがある。この区分は、平地未勝利戦、および3(4)歳以上1勝クラスの中央4場、および夏季競馬の福島・新潟・中京・小倉開催に関して出走権の優先順位から重要となってくる(自ブロック所属馬の方が優先順位が高いため)。
トレーニングセンターができる前は、各競馬場で調教などを行なっていたが、1969年から1970年にかけて中京・京都・阪神所属馬が栗東トレーニングセンターに、1978年に東京・中山所属馬が美浦トレーニングセンターにそれぞれ集約されている[1]。
施設としては芝・ダート・ウッドチップ・ポリトラックのコース、坂路(ウッドチップ)、プールなどがある。
競走馬の収容可能数は美浦2196頭、栗東2312頭である。なお、これは同時に中央競馬に所属できる競走馬の上限も規定しており、その数は11270頭である(調教師への預託数の上限が、調教師が借りている馬房の数の2.5倍と規定されているため)。
中央競馬に関しては、初出走の馬に関しては15日前までに、それ以外の馬は10日前までにトレーニングセンターに入厩している必要がある(中央所属馬に限る)。
地方競馬の場合、競馬場に直接厩舎を置いているところも多いが、一部競馬場ではトレーニングセンターが別にある場合もある。
また、現在の名古屋競馬場は、もともと弥富にあったトレーニングセンターを競馬場に改修して移転したものである。ホッカイドウ競馬および南関東4競馬においては、民間が運営する認定厩舎から直接出走が可能な仕組みが整備されている。
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関連項目
脚注
- *ウマ娘 プリティーダービーでマルゼンスキー(ウマ娘)が一人暮らしなのは、この美浦集約前の馬をもとにしているためである
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