UNLIMITED IMPACTとは、『ウマ娘 プリティーダービー』の楽曲である。
概要
楽曲情報 | |
---|---|
曲名 | UNLIMITED IMPACT |
歌 | マルゼンスキー(CV.Lynn) オグリキャップ(CV.高柳知葉) フジキセキ(CV.松井恵理子) アグネスデジタル(CV.鈴木みのり) シンコウウインディ(CV.高田憂希) スマートファルコン(CV.大和田仁美) ハルウララ(CV.首藤志奈) |
作詞 | 真崎エリカ |
作曲 | 佐伯高志 |
編曲 | 佐伯高志 |
視界を遮る雨やぬかるみの中でも走り続ける自分たちを見ていてほしい、という決意の歌。
歌唱はオグリキャップ・マルゼンスキー・フジキセキ。地方競馬出身のために当時のクラシック登録制度に引っかかってしまい制度改定のきっかけになったオグリ、当時の持込馬の制限で走れるレースが極端に限られてしまい「大外でいい、賞金もいらない、他の馬の邪魔もしない、だからダービーで走らせてくれ」と騎手が漏らしたというマルゼン、故障で三冠に挑むことすら叶わず「幻の三冠馬」と呼ばれたフジキセキと、3人ともクラシック三冠に出たくても出られなかった馬がモチーフという共通点がある。
CDの時点では、泥臭さ、雨やぬかるみなどはあくまで比喩表現だったが、後述するゲーム版では、本当にダートレースのテーマ曲となった。
CD
- フジキセキ・マルゼンスキー・オグリキャップ版は『STARTING GATE 02』収録。
こちらのバージョンはゲーム内ではホーム画面にあるジュークボックスから聴くことができる。 - 『WINNING LIVE「ぱか☆アゲ↑ミックス」Vol.2』にも収録。上述のVerをShinichi Osawaがリミックスを担当している。
- 『WINNING LIVE 03』収録。歌唱ウマ娘はハルウララ・スマートファルコン・アグネスデジタルに加え、CD発売時点ではプレイアブル未実装だったシンコウウインディの4人。
ゲーム版
開放条件
以下のいずれか1レースで1着
- フェブラリーステークス[1]
- チャンピオンズカップ[2]
- 帝王賞
- ジャパンダートダービー[3]
- JBCレディスクラシック[4]
- JBCスプリント[5]
- JBCクラシック[6]
- 東京大賞典
- 川崎記念
- かしわ記念
- マイルチャンピオンシップ南部杯
歌唱ウマ娘(括弧は上記のうち史実での勝ち鞍)
- マルゼンスキー(なし)[7]
- フジキセキ(なし)[7]
- オグリキャップ(なし)[7]
- タイキシャトル[7](なし)
- アグネスデジタル(FebS・南部杯)
- イナリワン(東大)[8]
- シンコウウインディ(FebS)
- スマートファルコン(帝王・JBCC×2・東大×2・川崎)
- ハルウララ(なし)
- ビコーペガサス(FebS4着)[9]
- マチカネフクキタル(なし)[7]
- メイショウドトウ(なし)[7]
- コパノリッキー(FebS×2・帝王・JBCC×2・東大・かしわ×3・南部杯×2)[8]
- ホッコータルマエ(帝王×2・JBCC・CC・東大×2・かしわ・川崎×3)[8]
- ワンダーアキュート(帝王・JBCC・かしわ)[8]
MVデモ(左から)
歌唱ウマ娘は、いずれも(ゲームの仕様上)ダート適性を持つウマ娘が採用されている。
サービス開始時点では、ダート適性のあるウマ娘がハルウララしかいなかったため、スマートファルコンの育成実装まではハルウララ専用曲だった。21年9月のアグネスデジタル育成実装でめでたく歌唱担当がそろい踏みになった。
このうちハルウララは生涯未勝利であり、「史実で当該レースのいずれかに勝利した」という歌唱ウマ娘の条件に含まれない例外である。彼女はダートコースの高知競馬場しか走ったことがないためゲームでもダート適性Aが与えられており、それを汲んで本曲が割り当てられたものと思われる。
多くの場合、ハルウララのフェブラリーステークスかJBCスプリント制覇で開放されるだろう。ストーリー上では、単に「楽しいから走る」だけでいいのか疑問を持つきっかけとなり、紆余曲折を経て努力の末にGⅠを制覇し、無謀ともいえる有馬記念の出走を前に覚悟を以て歌うことになる。いつもの笑顔とはまるで違う表情は必見。
またウマドルゆえにウイニングライブが育成シナリオ内で重要な位置を占めるスマートファルコンの育成シナリオでは、ダートG1のウイニングライブ曲がこの曲であることがシナリオ内でも効果的な演出として用いられており、特に最後の東京大賞典を勝利した後のイベントは必見。事実上のファル子の持ち歌となっている。
アグネスデジタルは芝もダートもいける変態 「戦場を選ばぬ勇者」だが、実装当時のダート枠の少なさから当初は本楽曲に歌唱が割り振られていた。
上記二人に対してデジタルの場合は「オールラウンダー」としての旅立ちと云える。決して平坦な路でないけれど、あらゆるステージからトップウマ娘をガン見、もとい名勝負を繰り広げたいと彼女の信念を表している…のだと思う。
シンコウウインディの実装は2周年目前のタイミングであり、これにより『WINNING LIVE 03』に収録された歌唱ウマ娘は全員ゲームに実装された。
すでに『STARTING GATE』で収録音源があった冒頭の3人に加え、2022年3月7日にはタイキシャトル、マチカネフクキタル、メイショウドトウらの歌唱が追加される。外国産馬故にクラシック戦線を歩めなかったドトウ、短距離・マイル戦線を席巻したタイキ、華々しい菊花賞の後のケガに悩まされたフクキタル。様々な困難が降りかかろうとも素晴らしい戦績を残した彼女らも本曲にふさわしいウマ娘だろう。タイキはダート適正も高いしね。
そしてウマ娘が2周年を迎える2023年2月24日にイナリワン、コパノリッキー、ホッコータルマエ、ワンダーアキュートら4人の歌唱が追加された。いずれもダートGⅠを勝ち鞍に持つウマ娘であり、特に1.5周年の折に発表された三人にとっては待望のウイニングライブとなるはずだ。
2024年2月24日にはビコーペガサスに歌唱が追加された。シンコウウインディと対戦したフェブラリーSや非ダート組のような艱難辛苦に立ち向かった結果が反映されたものと思われる。
また、ライブシアター用ジャケット映像は、歌唱ウマ娘が異なっていようと既出のCDのものが使われるが、本曲はオリジナルである。
参考:上記いずれかの勝ち鞍を持つ他のウマ娘
関連動画
関連項目
脚注
- *以下「FebS」表記
- *以下「CC」表記
- *以下「JDD」表記
- *以下「JBCL」表記
- *以下「JBCS」表記
- *以下「JBCC」表記
- *2022年3月7日に歌唱追加
- *2023年2月24日に歌唱追加
- *2024年2月24日に歌唱追加
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