東武スカイツリーライン[とうぶー]とは、東武鉄道・「浅草駅」~「伊勢崎駅」間を走る「伊勢崎線」のうち、浅草~東武動物公園間の路線愛称名のことである。
概要
東武鉄道は、2012年3月17日に「業平橋駅」を「とうきょうスカイツリー駅」に改称したことにともない、伊勢崎線浅草~東武動物公園(東京メトロ半蔵門線に通じる押上-曳舟間も含む・同区間はとうきょうスカイツリー-曳舟間の線増扱い)間を、路線の愛称として「東武スカイツリーライン」と定めた。
同時に全線で「駅ナンバリング」付与を実施。同ラインの系統に所属となる各駅の頭文字は「TS(Tobu Skytree)」である。
ただし、表記および呼称は「東武スカイツリーライン」なので、間違っても(1)「東武東京スカイツリーライン」(2)「東武スカイツリー線」(3)「東武スカイツリーライン線」などではない。なお、JR東日本のグループ会社であり、主な鉄道会社の運行情報を配信する時刻表情報サービスでは(2)の呼称を使用している[1]が、あくまでも間違いであり、最初に述べた呼称が路線愛称名としては正しい表記である。他に運行情報を配信している会社としてはレスキューナウがあるが、愛称は使わずに東武伊勢崎線として配信している。
また、路線愛称および、とうきょうスカイツリー駅の開業(実際は業平橋駅からの改称)に伴い、旧・業平橋駅は通過していた特急の一部が、新規にとうきょうスカイツリー駅に停車する扱いとなった(快速系種別は2013年3月15日まで通過扱い)。
なお、浅草~東武動物公園間の各駅の詳細情報は「東武伊勢崎線」を参照してほしい。
前述の通り、浅草から東武動物公園までが「東武スカイツリーライン」であり、東武動物公園駅以北の伊勢崎方面は従前どおり「伊勢崎線」、東武日光方面は「東武日光線」のままである。
なお、東武スカイツリーラインの途中駅・曳舟から「亀戸駅」まで至る「東武亀戸線」および「西新井駅」から「大師前駅」までの「東武大師線」は、東武スカイツリーライン系統の支線として駅ナンバリングの文字にのみ「TS」が割り当てられただけであり、路線名は改称されていない。
また、「春日部駅」で接続する「東武野田線」については、東武スカイツリーライン系統とされず、駅ナンバリングの文字については独立して「TD」が割り当てられたため、こちらも改称はなし。
関連動画
関連項目
脚注
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