有頂天とは、
- 大乗仏教の世界観における世界の一つ。2 以下は本義からの派生語である。詳しくは概要を参照。
- 喜びや得意の絶頂にいて我を忘れること。
自分を見つめ直して現実に帰った方がいいと思うよ。多分。きっと。 - 1980年代後半に活躍したバンド→有頂天(バンド)
- 『らき☆すたOVA(オリジナルなビジュアルとアニメーション)』(2008年9月26日発売)のテーマソング「愛をとりもどせ!!」(10月8日CD発売)を歌う、小神あきら(CV:今野宏美)と白石みのる(CV:白石みのる)の2人組ユニット。
羞恥心を感じることなく、登り詰めた二人は「有頂天」となりました。何が飛び出すか分からない二人組の活動にご期待ください。(ランティス OVA『らき☆すた』テーマソング 愛をとりもどせ!! 紹介ページより)
- 東方緋想天の楽曲のひとつ。比那名居天子のテーマ曲。 → 有頂天変 ~ Wonderful Heaven
- ヴァナ・ディールの黄金の鉄の塊で出来た謙虚なナイトであるブロントさんを代表する名言のひとつ。
お前らは俺の足元にも及ばない貧弱一般人
その一般人どもが一級廃人の俺に対してナメタ言葉を使うことで俺の怒りが有頂天になった
この怒りはしばらくおさまる事を知らない - 生放送の主の一人で変態紳士。 → 有頂天(生放送主)
- 森見登美彦による小説およびラジオドラマ・TVアニメーション作品「有頂天家族」の略。→当該記事参照
概要
非想非非想天(梵語でネーヴァサンニャサンニャーナヤタナ)は大乗仏教の世界観における世界の1つ。無色界の第4天で、三界(欲界・色界・無色界)中の最高天である。
ここに生まれる者は想念の煩悩がないから非想というが、微妙に煩悩が残っているから非非想という。よって非想非非想天というが、結局「非」ばかりの意味が全く分からない名前となってしまった。
また、非想非非想天が三界の中で存在の最上にあることから、有頂天(梵語でバヴァアグラ)とも言うようになった。
仏教以外のインド宗教では解脱の境地だが、仏教では迷いの境地である。
非想天、非有想非無想天、非想非非想処とも言う。
色究竟天
法華経では三界の内の色界(姿形を持つ存在たちの世界)及び天上界(仏教に帰依したバラモン教やヒンドゥー教の神々の世界)における最高天である色究竟天(梵語でアカニシュタ。音写で阿迦尼咤(アカニタ)天ともいう)を有頂天としている、という説があるが、法華経の該当部分にはそのようには書いてあらず、後代の学者による解釈ミスとの見方が有力なようである。
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関連項目
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