天気とは空の様子である。具体的に言うとある場所のある時刻の気象状態で、気温、湿度、風、雲量などを総合した要素からなる。英語では「weather(ウェザー)」。
曖昧さ回避
概要
日常用語としては晴れ、曇り、雨、雪の4種類が使用されることが多い。しかし、気象台や気象庁ではもっと細かく分類されている。
気象台などで使う気象通報では、世界気象機関(WMO)の定めた国際気象通報式に従い、天気を現在天気100種と過去天気(全観測時からの天気の特性)10種とを使用する。
気象庁では国内用として天気をあらわす言葉を15種類に分けているが、国際的には96種類が決められている。
天気の一覧
- 快晴 - 空全体に対して、雲の占める面積が2割未満の状態(雲量が0か1の状態)。
- 晴れ - 空全体に対して、雲の占める面積が2割以上9割未満の状態(雲量が2以上8以下の状態)。
- 薄曇り - 雲の占める面積が9割以上(雲量が9か10)で、巻雲、巻積雲または巻層雲が多い状態。
- 曇り - 雲の占める面積が9割以上(雲量が9か10)の、上記以外の状態。
- 煙霧 - 黄砂・煙または降灰があって、視程が1km未満になっているか、全天がおおわれている状態。
- 砂じんあらし(砂塵嵐) - 砂じんあらしのため、視程が1km未満になっている状態。
- 地ふぶき(地吹雪) - 地ふぶきのため、視程が1km未満になっている状態。
- 霧 - 霧または氷霧のため、視程が1km未満になっている状態。
- 霧雨 - 直径0.5mm未満の細かい水滴だけが降っている状態。
- 雨 - 直径0.5mm以上の水滴が降っている状態。
- みぞれ(霙) - 雨と雪が混ざった降水の状態。
- 雪 - 結晶状態の氷滴が降っている状態。
- あられ(霰) - 直径5mm未満の氷滴が降っている状態。
- ひょう(雹) - 直径5mm以上の氷滴が降っている状態。
- 雷 - 過去10分以内に、雷電または雷鳴があった状態。
天気記号としてはこのほかに、にわか雨や塵煙霧、天気不明なども存在する。
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関連項目
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