概要
「一般人」「一般市民」に類する言葉であるが、「国」「国内全般」単位で物事を話題にしているときに「一般国民」という言葉が使われやすい。
「芸術家」「技術者」「政治家」「法曹家」「作家」「軍人」「官僚」「俳優」など、何かの「専門家」と対比して使われる場合もある。
また、政府の資料「犯罪白書」などでは「受刑者(逮捕・起訴・有罪判決を受け、刑を受けている者)」と対比して「一般国民」と呼称しているものがある。
その他の新聞記事・作家の著作・公文書などでも、少なくとも第二次世界大戦以前から複数の使用例を認める事ができる単語である。
2015年には、ある記者会見の場でこの単語が「デザインの専門家」の対比として使用されたところ、インターネット上などで「上から目線である」というバッシングが起きた。そのバッシングの中で「上級国民と対比しているのだろう」と揶揄する声も挙がったため、「上級国民」という新たな単語とともにやにわに注目を浴びた。この顛末についての詳しくは「上級国民」の記事を参照されたい。
関連項目
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