ラドンもそうだそうだと言っていますとは、ゴジラシリーズの映画『三大怪獣 地球最大の決戦』における台詞である。
概要
映画の後半、猛威を振るうキングギドラに対し、小美人は「ゴジラとラドンとモスラが力をあわせればキングギドラに勝てるかもしれない」と語り、ゴジラとラドンを説得するためにモスラを日本にまで呼び寄せた。
インファント島からはるばる日本にやってきたモスラはゴジラとラドンが争う場に割って入り、両者の説得を始めた。その際の怪獣どうしの会話を小美人が解説したのが以下のセリフ。
「[モスラは]『争いをやめて、みんなで力をあわせて地球をキングギドラの暴力から守ろう』と言っています」
「ゴジラもラドンも、『俺たちの知ったことか、勝手にしやがれ』と言っています」
「ゴジラはこう言っています。『我々が人間を助ける理由はなにもない。人間はいつも我々をいじめているではないか』」
「ラドンも『そうだそうだ』と言っています」
「モスラは『地球を護るため、今までの行き掛かりはさっぱり捨てようではないか』と言っています」
「この地球は人間だけの物じゃない。みんなの物だ。その地球を守るために戦うのは当たり前ではないか ! 、ということで話はまとまりかけています。........やっぱりダメです...」
キングギドラという強大な敵に立ち向かうため、モスラがかつての強敵に説得を試みるシリアスなシーン……のはずが、小美人のやけに砕けた翻訳のためややコミカルなシーンとなっている。
特に「ラドンもそうだそうだと言っています」というカットはいかにも尻馬に乗っている感がよく出ており、Twitterのネタ画像の一つとして定着してしまった。
2019年に公開されたGodzilla: King of the Monstersは奇しくも「地球最大の決戦」と同じくゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラがメインの怪獣として登場することが予告されており、近年他の怪獣に比べて活躍の場に恵まれてこなかったラドンの活躍に注目が集まっている。そして…予想以上の活躍を見せつつもキングギドラに敗れて以後はキングギドラの手下となり、そのキングギドラにゴジラが勝利すると今度はゴジラに頭を下げるラドンの舎弟っぷりに「ラドンもそうだそうだと言っています」というセリフの知名度が上がりつつある。
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