マリアとは、ゲーム「ファイアーエムブレム」シリーズに登場する人物である。
概要
ファイアーエムブレムシリーズの第一作『暗黒竜と光の剣』(FC)、そのリメイク+続編の『紋章の謎』(SFC)、そしてさらにそのリメイク版である『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』(二作ともDS)に登場する人物。
TCG『ファイアーエムブレム0』およびスマホゲーム『ヒーローズ』でも実装されている。
マケドニア王国の第2王女であり、3人兄妹の末っ子。兄に長男ミシェイル、姉に長女ミネルバがいる。
兄・姉と同じ赤毛をボブカットにしてカチューシャをつけたまだ幼さが見える少女。天真爛漫でとらえられていたところを助けてくれたマルス王子に興味を持つ。兄のことも姉のことも大好きなため、二人が仲互いをしてしまったことを悲しんでいる。
暗黒戦争
ゲーム開始前、ミシェイルがドルーア帝国に与すると決めた際、人質としてドルーアに差し出されてしまう。この時、ミシェイルは無理矢理にマリアを人質に送ったのではなく、マリアに人質に行ってくれるよう頼み、マリアはそれを受け入れている[1]。マリアが人質となったことで、マリアを大切に思っているミネルバも嫌々ながらミシェイルに従ってドルーアに協力した。この人質生活はアカネイア歴598年から604年までの6年間、あるいは605年までの7年間[2]にも及び、ゲーム本編でさえまだ幼さが残るマリアが一体何歳の時に人質にされたかと思うとそのきつさがより一層伝わってくる。
暗黒戦争後期ではディール要塞[3]に幽閉されていたが、ミネルバの依頼を受けたマルスたち同盟軍によって救出され、そのまま姉ミネルバと共に同盟軍入りする。
隠されたエピソード
暗黒戦争を描いた作品だけでは描写されていないが、マリアは兄ミシェイルを解放軍に知られぬままに救い出して匿っている。兄と姉の決着の直後、マリアはミネルバに胸を貫かれたミシェイルを救出し、献身的な救護の末に蘇生することに成功する。このエピソードは英雄戦争でミシェイルから語られている。
兄が目覚めたことを泣きながら喜ぶマリアにミシェイルは心打たれ、残りの人生を妹のために費やすことを決意した。
英雄戦争
マケドニアの反乱に乗じて、ガーネフにさらわれてしまう。暗黒竜復活のいけにえにされ、マリアの精神は壊れてしまうが、ミネルバの説得に反応して復活した。
兄ミシェイルはマリアを助けるために単身ガーネフに挑み、スターライト奪取と引き換えに命を落としてしまったが、ゲーム本編内ではマリアにそのことは伝わっていない。
終戦後はマケドニアの孤児院で姉と共に働いている。『新・紋章の謎』では兄ミシェイル生存のルートもできたが、マリアの結末は変わっていない。
ユニット性能
紋章の謎
クラスは僧侶あるいはシスターなので回復役であり、戦闘に役立つステータスはそもそも不要である。一応、力あるいは魔力が上がれば回復量は増えてくれる。
下級職加入、年少、妹という良成長率の要素持ちでありながら、どの作品でも成長率は低い。暗黒戦争ではレナが先に加入しているため、役割が奪われがち。英雄戦争を扱った作品では加入が最終面で残りはラスボスのみという状態であるため、成長できる余地はない。
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関連項目
脚注
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