概要
多くの場合、面白いからといって迷惑な行為に走るバカな自分の様子を自ら写真撮影し、それを自らツイッターに晒してインターネットに証拠写真を残してしまうバカな人物のことを指す。
ただ、被写体と撮影者、投稿者は必ずしも同じではなく、別の場合もある(例えば、バスに飛び乗ったおかしな人物を撮影した通行人のケースがある)ことから、実際は撮影者や投稿者よりも「晒された写真に写った、迷惑行為に走ってるバカな人物」をバカッターと呼ぶことが多いようだ。
これらの行為はスマートフォンの普及により写真を手軽に撮影できるようになったこと。ツイッターの手軽に写真や文章を投稿できる特性。特に特別な技術や知識がなくてもネット上に簡単に写真を公開し注目をあつめることが出来るため、このような行為に及ぶと考えられる。更にツイッターは公開されている場であるという認識が希薄な場合も多く、「ツイッター=グループチャットのようなもの」「自分のつぶやきは自分をフォローしている人にしか見えない」と誤解している人も少なくないと言う。
また若者だけでなく、政令指定都市市長、大学教授、弁護士、研究家、著名な漫画家など高い社会的地位にあるものが失言や問題発言を投稿することもあり、これらも一種のバカッターである。「バカな若者が発見される」という意味と「頭の良い人物が意外にバカであることがバレる」という2つの意味合いを持つ。
また企業の公式アカウントが問題になるような発言をしたりする場合もあり、これも一種のバカッターといえる。
当初はコピペブログのエサに過ぎなかったが、ネットニュースを賑わせたこともあり一般紙やニュースサイトなどでも取り上げられるようになる。
なお海外でも同じような現象は起きており、ハリウッドの有名女優が問題発言をし主演していたドラマが製作中止になる、大物俳優が差別的な発言をし炎上する、とある映画監督の過去の問題ツイートが発掘され監督していた作品から解雇させられるなどの事案が起きているようだ。
または、バカ発見器のことをバカッターと呼ぶことも。
ネガティブな言葉であるが2013年の流行語大賞にノミネートされた。
バカッターの例
- 店のアイス用冷蔵庫など、販売する食品を入れるための貯蔵庫に入り込む不潔な行為(→ 閉店に追い込まれて損害賠償請求が検討される事例も)
- 他の客も使うしょうゆつぎを口にくわえたり鼻に突っ込む
- パトカーの屋根に乗って荒らす(→ のちに器物損壊で逮捕された)
- バスに飛び乗る(→ 道路交通法違反でバス会社が被害届を出すことに)
- 飲酒運転、カンニング、万引き、未成年が行ってはいけない行為(飲酒、喫煙)などの犯罪・不正行為・迷惑行為を自慢する。
- 飲食店やホテル、ショップの店員が芸能人の来店を暴露する。または悪口を書く
- 誹謗中傷、批判発言、暴言、煽り、差別的な発言などの問題になるようなツイートをする。(極端な例ではあるがTwitter上で問題発言をしたが為に炎上し解雇させられたアメリカの会社社長のような事案もある)
- デマやフェイクニュースなど嘘の情報を拡散させる。
- 誹謗中傷目的でBot(外部ツールを使うことによって自動的にツイートを投稿するアカウントの事)を作成し特定の人物に対する誹謗中傷や批判発言を行う。
- 卒業証書を破るなどのおかしな行動を投稿する。→菊田正太郎など
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関連項目/関連リンク
- バカ
- バカ発見器
- ツイッター
- SNS
- 2013年夏炎上行為ツイート連鎖事件
- 懲罰的損害賠償
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