トロフィーとは、
概要
プレイステーション3 / プレイステーション4 / PlayStation Vita向けに実装されているやり込み要素。条件を満たすことにより様々なトロフィーが授与される。
かつてやり込みと言えばスコアアタックやランキング程度しかなかったが、トロフィー制度導入により容易に他のプレイヤーとやり込み度の比較ができるようになった(ちなみに、この機能はPS3より先に発売されたXbox360の「実績」制度と同様のものである)。
トロフィーの画像及び説明文はソフトごとに異なり、中には作品の世界観に合わせて趣向を凝らしたものも存在する。
獲得条件
獲得方法は主に以下の五つに分けられる。
- ストーリー進行型:「特定のステージ、ボスをクリアする」などゲームの進行と密接にかかわるもの
- 累積値型:「累計プレイ○時間」、「累計敵撃破数○体」など特定の行動を一定数行うと取得できるもの
- 技術型:「特定の技で敵を倒す」、「ノーミスで倒す」など通常プレイの範囲だが高度なテクニックを要するもの
- 特殊型:「ある場所にいく」「あるアクションを行う」といった本編とはまったく関係のない行動で取得するもの
- 隠しトロフィー:ゲームのネタバレを防ぐものや探す楽しみを増すために意図的に隠されているもの2010年4月22日のアップデートまでは「シークレットトロフィー」と呼ばれていた。
獲得条件を満たすとPS3及びPSVITAでは画面の右上に、PS4では画面の左上に「トロフィーを獲得しました!」というメッセージと共に獲得したトロフィー名が表示される。複数のトロフィー獲得条件を同時に満たした場合でも通知は個別に行われる。PS4では獲得したタイミングでスクリーンショットが自動的に保存されるようになっている。(撮影禁止エリアの場合は保存されない。)
ポイント制
トロフィーは取得難易度が高い方から順に「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4種類に分けられる。
プラチナトロフィーは「(そのプラチナトロフィーを除き)ゴールド・シルバー・ブロンズの全トロフィーを取得すること」が取得条件となることが多い。ただしDLCによって取得できるトロフィーは除かれる。
プラチナトロフィーは、パッケージソフト及び一定価格以上のダウンロード専売タイトルに導入されており、低価格のダウンロードに実装されている例はわずかである。
トロフィーには内部数値で、ブロンズ:15ポイント、シルバー:30ポイント、ゴールド90ポイントプラチナ:180ポイントと、ポイントが割り振られており、獲得したポイントによってレベルが上昇していく。
パッケージソフトの総ポイントは基本的に1200ポイント前後、ダウンロードソフトは300ポイント前後、追加パックはソフトによって変わるが250~500ポイントの開きがある。
トロフィーのレア度
PS4からは「トロフィーのレア度」が追加された。獲得したプレイヤーの割合により、「ふつう」「レア」「とれもレア」「超レア」の4つのレア度となる。
トロフィーレベル
プレイヤーの現在の実力を示す指標のようなもの。オンライン状態でプロフィールから閲覧することができる。
アカウントを作った際の数値はレベル1の0%からのスタートとなる。トロフィーを獲得するとトロフィーに設定されたポイントが加算、一定の数値を貯めるとレベルが上がる。
レベルが上がることによってこれといった恩恵はないが、総取得時間のかかるタイトルや話題にでたゲームのタイトルのプラチナトロフィーを多数所持の場合、他のトロフィーコレクターからは一目置かれることもある。ダークソウル2、GTA5、ストリートファイター4などの放送内容の話題としてプラチナトロフィー取得を配信指標として使われることが多い。
関連項目
- プレイステーション3 / プレイステーション4 / PlayStation Vita
- やり込み
- 実績 (Xbox及びSteamでの名称) / アチーブメント (Apple GameCenterでの名称)
- トロフィー厨 / トロコン
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