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【ホロライブ】栄えある(?)“ホロ五目並べ最弱王”に卒業を控える沙花叉クロヱさんが輝く。25万人が見守ったホロライブの新春バトルを振り返る

文:こひき庵

公開日時:

 1月5日、VTuberグループ“ホロライブ”のさくらみこさんが主催する“ホロライブ五目並べ最弱王決定戦”が開催されました。

 総勢26名がエントリーした大会で最後まで“負け残った”のは、ホロライブ・ゲーマーズの戌神ころねさんと卒業を目前に控えている“秘密結社holoX”の沙花叉クロヱさん。

 MC役のさくらみこさんと大空スバルさん、解説の白上フブキさんも固唾を呑んで見守った死闘を制し、“ホロライブ最弱”の称号を手にしたのは、クロヱさんでした。
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五目並べ最弱を決める戦い……?

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 五目並べと言えば、さくらみこさん。

 そもそもホロライブのファンの間では、そんなイメージが定着しています。

 その切っ掛けとなったのは、こちらの配信でした。

【 重大発表 】アソビ大全でホロメンに勝利して重大告知する!!!!!!!にぇ!!【ホロライブ/さくらみこ】


 配信タイトルからわかるように、特に五目並べを意識した配信ではありません。

 ただ、ホロメンとの3番勝負の最後に出てきた白上フブキさんと、「まだやっていないゲームをやろう」という趣旨で、「やったことがない」五目並べが選ばれた結果、とんでもないゲームが生まれます。

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 碁石を5つ並べれば勝ちというシンプルなルールが五目並べの特徴です。

 ただ、ルールを“ミリしら”でやった結果、とんでもないスピード決着になってしまい、みこさんが惨敗することに。

 この美しいエンディングが伝説となり、五目並べはさくらみこさんのキラーコンテンツになっていきました。

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 今大会の開催に当たって、事前にこっそりアンケートを行ったときも、みこさんが圧勝することに。

 これは最初のイメージが強すぎたためですね。

 実際はその後の配信を通じて何度も五目並べをやり込んだことでみこさんはかなり強くなってしまっており、イメージに反して優勝候補とは呼びがたい存在になっていました。

 個人的には綺々羅々ヴィヴィさん、火威青さんあたりがかなり怪しいなと思っていました。

 頭脳を使うタイプのゲームを得意とする沙花叉クロヱさんはこの時点では名前すら挙がっていませんでした。

まずは予選大会……

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 大会のトーナメント表はこちら。

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 勝ち残り方式ならぬ、負け残り方式を採用。

 決勝のみ2本先取で、準決勝以前は1本先取で勝負が決まる形式となります。

 まずは予選のスタートです。

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 序盤は五目並べのセオリーをしっかり把握している最強候補たちが順当に勝利して“勝ち抜け”していきます。

 ときのそらさん、博衣こよりさん、そして本大会の解説を務めることも決まっていた(つまり絶対に勝つと思われていた)フブキさんらが快勝を収めます。

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 ただ、彼女たちは少数派。火威青さんが「王の器がある」と評される負けっぷりを見せたほか、直前までリバーシの大会だと思い込んで居たベスティア・ゼータさんらが持ち味を発揮して集まった20万人を超える視聴者を沸かせました。


 また、ラプラス・ダークネスさんがうっかり日程を間違えていたため、鷹嶺ルイさんがまさかの不戦勝(不戦敗?)。

 そんなハプニングもありつつ、最後はルイさんとクロヱさんの泥沼の死闘を経て、幕を閉じました。

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 その後、箱推しのホロリスたちは4期生ライブを観て、ホロライブがアイドルグループだったことを急に思い出すといった時間を挟みつつ、本戦に備えます。

【3D LIVE】1 day 4 colors【#ホロ4期生ライブ2025】


 負け残った選手たちは不名誉を避けるため、このインターバルで修行に走る者もいました。

 綺々羅々ヴィヴィさんは同じ新人ユニット“FLOW GLOW”のメンバーから特訓を受け、火威青さんは父親に鍛え直されていたそうです。

激闘続きの本大会

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 本戦の部は、うっかり日程を間違えて実家に帰ってしまっていたラプラスさんが、スマホを繋いでの謝罪からスタート。

 その後は「余興」として幻に終わった鷹嶺ルイさんとの勝負が行われました。

 人気アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』をパロディしたルイさんの“ルイーシュ”と、ラプラスさんの“ラプザク”が対戦します。

 ラプラスさんが驚きの強さを披露。見事なプレイイングでルイさんを圧倒しますが、実は中身がフブキさんというドッキリ。まさに余興として大笑いしてのスタートでした。

 ガチ謝罪モードだった後輩を、こういう形でフォローしつつ面白いコンテンツに昇華してみせるあたりは、さすがホロライブの先輩たちと唸らされる一幕でもありました。

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 本戦を前にしての最弱予想は、「王の器」を見せていた青さんが1万票、過半数の支持を集めてのトップに。

 ここまでちょっと抜けたプレイを見せてしまっていたヴィヴィさん、ころねさんも票を集めました。ここでもクロヱさんは4番手の予想でした。

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 その後は、ころねさんとフワモコのホロドッグ対決、にわか修行で急に強くなっていた青さんの思わぬ戦いぶり、同じく僚友との修行でパワーアップしたヴィヴィさんの奮戦などを経て、決勝(決敗?)は戌神ころねさんと沙花叉クロヱさんの対決に。

 なお、クロヱさんは準決勝でベスティア・ゼータさんと対戦しますが、これは通信トラブルで実現せず。

 事前の取り決めにより、その場合はルーレットで決まることになっていました。ルーレットを回した結果としてクロヱさんの負け残りとなっていました。

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 最後は戦いの中で地味に強くなっていた戌神ころねさんがクロヱさんを破って勝利。

 お互いに本当に欲しくなさそうだった“ホロライブ最弱”の称号は、クロヱさんが持ち帰ることとなりました。

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 シンプルに視覚的にもルールがわかりやすく、一つの勝負が短くテンポ良く大会が進行していく五目並べは、思っていた以上に大会として配信向きでした。

 ゲームの特性からトークの隙間もできやすく、ホロライブメンバーの個性も出やすく、何とも楽しい大会になりました。

 五目並べは“最強王”の構想も元々あったそうなので、これもどこかで実現しそうな予感がしています。


 幾多の名(迷)勝負に加え、トークも楽しかったホロライブ五目並べ最弱王決定戦。

 未見の方は、この機にぜひアーカイブもチェックしてみてください。

配信アーカイブ

【 #ホロ五目並べ最弱王 】ホロライブ五目並べ最弱王決定戦🎍本戦【ホロライブ/さくらみこ】

【#ホロ五目並べ最弱王 】ホロライブ五目並べ最弱王決定戦🎍予選【ホロライブ/さくらみこ】

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