「面白茶会・番外 ~大手町昭和茶会」に行ってきた。
会場は8月31日で閉館するていぱーく。
主催者はティーブレンダーの熊崎俊太郎さん(ツイッターのアカウントは @amazingcafe)。
(告知サイトはこちら)
ていぱーくに到着!
何回か来たから、勝手は分かっている(つもり)。
会場のある4階にエスカレーターで直行。
ところが、エスカレーターは3階までしかない。
そこで3階を走り回ったのだけど、いくら探しても、4階へ通じるエスカレーターorエレベーターor階段が見つからない。
上に通じる階段を見つけても、「ここより上は立ち入り禁止」の札がかかっている。
そう言えば、ていぱーくって3階までしかなかった。
それより上の階ってなかったはず。
4階は本当に存在しているんだろうか。
暑さと焦りで混乱した頭の中で、ハリー・ポッターの有名な設定がぐるぐる。
まさか、ていぱーくの3階の柱を通り抜けないと4階に辿り着けないとか言わないよね。
それは、真の紅茶好き(何だそれは)しか通ることのできない柱で…。
柱に突っ込もうかと半ば本気で迷っていると、職員らしき方が通りかかった。
私「(4階に行きたい訳を話し)4階はどちらでしょうか。」
職員「こちらですよ。」
正解は「3階の隅のエレベーターを使うこと」だった。
柱に突っ込まなくて本当に良かった。
ていぱーくの職員さん、お忙しい中ありがとうございました。
さて、まさかのハリポタを体験後(お前が悪い)、汗びっしょりで会場に着いた。
3分ほど遅れてしまった。
受付で会費と差し入れを渡し、受付のお姉さんの「まだ、紅茶は入れていないから大丈夫ですよ」の優しい言葉に送られ、こそこそと席についた。
すみませんすみません。
さて、受付ではお土産を前もって渡された。
中身は、今日のお茶会で使うグラス&お茶菓子&紙皿&お手ふき。
グラスは「チャイ バルダック」というトルコ製の器。
耐熱性もばっちり。
今日のお茶会は、このグラスに紅茶を入れてもらう。
お菓子は昔懐かし昭和色全開!
サイコロキャラメルにチョコベビー、みすず飴に柿の種にマクビティのビスケット(文字数の関係でリンクは一部省略)。
会場では食べることができずにお持ち帰りしたけど、家でにやにやしながら一人で食べるつもり。
(会場には参加者の差し入れがすごくたくさんあり、食べきれないほどだった)
プログラムも入っていた。
以下、プログラムの一部抜粋。
熊崎さんより、今回の会についての簡単な御挨拶の後、スタッフ(?)の方々に入れていただいた各種紅茶を飲みつつ雑談に突入!
ちなみに、マスカットとローズヒップブレンドのアイスティーは大きなサーバーに作り置きされていて、好きな時に飲める。
私は3階を走り回った熱が引かず、ぜいぜい言いながらヴァリアシオンのティーソーダを2杯飲んだ。
なんて贅沢な熱さましなんだ。
今回、私は紅茶より、お話をしたり聞いたりすることの方が多かった。
(※(注)私はこういう会に何度か参加しているけど、知り合いがほぼいない初参加の時から、一人でぽつんとしたことはない。ずっとひとりぼっちの人もいないように思う。皆、話をメインに楽しんだり紅茶やお菓子をメインに楽しんだり、それぞれに楽しんでいるように見受けます)
・ツイッターで相互フォローしている方と、すごく久しぶりに(3年ぶりくらい?)にお会いした。
和紅茶の話を詳しくしていただいた。
私が和紅茶を最後に飲んだ7~8年前より、格段においしくなっているそう。
お話を聞いているうちに、最近の和紅茶を飲みたくなった。
・前回の紅茶会でご一緒した方から、ご自身のカップコレクションを見せていただいた。
スマホを通しても分かる見事さ。
陶器のグリーンや金色が上品。
目の毒だった…。
・熊崎さんからうんたろうさんをご紹介いただいた。
(リンクバナー付きのリンクはこちら→)
(※私のブログはサイドにバナーを貼れないのです…)
熊崎さんが、私の事もうんたろうさんに紹介してくださったのですが、すごく褒めつつ紹介していただき、恐れ多いやら恥ずかしいやらで挙動不審に。
すみませんでした。
でも、とても嬉しかったのです。ありがとうございました。
ところで、うんたろうさんが携わられたRSVPという雑誌の最新号を見せていただいた。
これが、どこを読んでも楽しくて、まじまじと読んでしまった。
これ、買おう(帰宅後に購入済み)。
ちなみに見せていただいた雑誌はこれ(↓)。
今回のもう一つの目玉、みんなの「思い出と憧れのモノ」を持ち寄っての自慢会。
ここでの「思い出と憧れのモノ」には、「昭和(逓信総合博物館が開館した昭和39(1964)年~昭和64(1989)年)」というしばりがかけられている。
参加された方が持ってきた物は以下のとおり。
(記憶に頼って書いているので、抜けや間違いがあったらすみません)
・筑波万博のパンフレット
・ファミコンのソフト
・ライディーンをプリントアウトしたもの
・昭和56年の宝塚(雪組)のパンフレット
・電話加入権譲渡承認請求書(時代を感じさせる紙の申込み書。持ってきた方に正式名称を教えていただきました。ありがとうございますm(_ _)m)
・level book(昭和の昔から今まで売られている超ロングセラーの携帯ノート)
・ブルックボンド等の紅茶メーカーの昔の広告。レトロで素敵。
・昔の日東紅茶のパッケージ。今の黄色と違って緑のパッケージだけど、ポットのマークはそのまま。
・西ドイツで購入したスヌーピーの漫画(もちろん時代は昭和)。
・昭和の紅茶本(ムック本や普通の書籍とか)
参加者が「思い出のモノ」を取り出す度に、「おおーっ!」とどよめきが。
みなさんのお話も、当時を彷彿とさせて引き込まれるものばかりで、とても楽しかった。
今回のテーマが「昭和」だったため、昭和の時代の紅茶本が何冊かあった。
中でも、私の目を引いたのは昭和52年11月に発行された「紅茶ですか珈琲ですか」(文芸春秋デラックス NO.43 )。
当時の紅茶屋マップや、紅茶の入れ方等の解説、当時日本で手に入る紅茶缶の紹介、そして「紅茶ですか、珈琲ですか」という質問に各界の著名人(星新一、岡本太郎、堀口大學etc.)たちが答えているのが圧巻!
あまりに凄いので、思わず読み込んだ。
これを読むだけで、かなりの時間が過ぎてしまった。
他にも古い貴重な本が数冊あり、そちらも読みたかったなー。
8月31日で閉館し、取り壊されるていぱーく。
熊崎さんの「取り壊される思い出のビルの中で、皆さんと一緒にお茶を飲みたかった」という言葉が印象的だった。
教室(会議室)から見た風景。
この入り口も近いうちに見ることができなくなる。
随分と長いレポになってしまった。
なくなってしまうていぱーく。
出だしがハリー・ポッターだったので、締めはファンタジー小説「ブレイブストーリー」のラストで、このレポを終わりとしたい。
・紅茶関係のイベントレポ
ランキングに参加してます。
よろしければクリックをお願いします。↓
にほんブログ村
会場は8月31日で閉館するていぱーく。
主催者はティーブレンダーの熊崎俊太郎さん(ツイッターのアカウントは @amazingcafe)。
(告知サイトはこちら)
4階がない!
ていぱーくに到着!
何回か来たから、勝手は分かっている(つもり)。
会場のある4階にエスカレーターで直行。
ところが、エスカレーターは3階までしかない。
そこで3階を走り回ったのだけど、いくら探しても、4階へ通じるエスカレーターorエレベーターor階段が見つからない。
上に通じる階段を見つけても、「ここより上は立ち入り禁止」の札がかかっている。
そう言えば、ていぱーくって3階までしかなかった。
それより上の階ってなかったはず。
4階は本当に存在しているんだろうか。
暑さと焦りで混乱した頭の中で、ハリー・ポッターの有名な設定がぐるぐる。
キングズ・クロス駅はイギリスに実際にある駅である。1番線から11番線まであるうちの9番線と10番線の間に、魔法使いと魔女しか入ることができない「9と3/4番線」がある。
9番線と10番線の間の柵を通り抜けると「9と3/4番線」のホームがあり、そこにホグワーツ特急が停車している。
9番線と10番線の間の柵を通り抜けると「9と3/4番線」のホームがあり、そこにホグワーツ特急が停車している。
まさか、ていぱーくの3階の柱を通り抜けないと4階に辿り着けないとか言わないよね。
それは、真の紅茶好き(何だそれは)しか通ることのできない柱で…。
柱に突っ込もうかと半ば本気で迷っていると、職員らしき方が通りかかった。
私「(4階に行きたい訳を話し)4階はどちらでしょうか。」
職員「こちらですよ。」
正解は「3階の隅のエレベーターを使うこと」だった。
柱に突っ込まなくて本当に良かった。
ていぱーくの職員さん、お忙しい中ありがとうございました。
さて、まさかのハリポタを体験後(お前が悪い)、汗びっしょりで会場に着いた。
3分ほど遅れてしまった。
受付で会費と差し入れを渡し、受付のお姉さんの「まだ、紅茶は入れていないから大丈夫ですよ」の優しい言葉に送られ、こそこそと席についた。
すみませんすみません。
お土産とプログラムと熊崎さんのご挨拶
さて、受付ではお土産を前もって渡された。
中身は、今日のお茶会で使うグラス&お茶菓子&紙皿&お手ふき。
グラスは「チャイ バルダック」というトルコ製の器。
耐熱性もばっちり。
今日のお茶会は、このグラスに紅茶を入れてもらう。
お菓子は昔懐かし昭和色全開!
サイコロキャラメルにチョコベビー、みすず飴に柿の種にマクビティのビスケット(文字数の関係でリンクは一部省略)。
会場では食べることができずにお持ち帰りしたけど、家でにやにやしながら一人で食べるつもり。
(会場には参加者の差し入れがすごくたくさんあり、食べきれないほどだった)
プログラムも入っていた。
以下、プログラムの一部抜粋。
午後ノ部 次第
14:00 開宴・歓談
15:00 熊崎より御挨拶 「思い出と憧れのモノ」自慢会
16:20 終宴
14:00 開宴・歓談
15:00 熊崎より御挨拶 「思い出と憧れのモノ」自慢会
16:20 終宴
▽本日の紅茶▽熊崎ブレンドティー各種 飲ミ倒シ
*フィーユ・ブルー アーモニー
◇ヴァリアシオン曽達 ◇ロンド ◇アリア
*フィーユ・ブルー
◇アールグレイ ◇ロイヤルブレンド
◇パルフェタムール ◇セレブレーション
◇ダージリン ◇(アイス)マスカット
*アメージングティー
◇アールグレイ ◇ロイヤルブレンド
*スペシャルブレンド
◇ディンブラ ◇マサラチャイ ◇ピーチ
◇ジャスミン ◇ローズオリエンタル ◇(アイス)ローズヒップブレンド
*フィーユ・ブルー アーモニー
◇ヴァリアシオン曽達 ◇ロンド ◇アリア
*フィーユ・ブルー
◇アールグレイ ◇ロイヤルブレンド
◇パルフェタムール ◇セレブレーション
◇ダージリン ◇(アイス)マスカット
*アメージングティー
◇アールグレイ ◇ロイヤルブレンド
*スペシャルブレンド
◇ディンブラ ◇マサラチャイ ◇ピーチ
◇ジャスミン ◇ローズオリエンタル ◇(アイス)ローズヒップブレンド
熊崎さんより、今回の会についての簡単な御挨拶の後、スタッフ(?)の方々に入れていただいた各種紅茶を飲みつつ雑談に突入!
ちなみに、マスカットとローズヒップブレンドのアイスティーは大きなサーバーに作り置きされていて、好きな時に飲める。
私は3階を走り回った熱が引かず、ぜいぜい言いながらヴァリアシオンのティーソーダを2杯飲んだ。
なんて贅沢な熱さましなんだ。
色んな方とお話を
今回、私は紅茶より、お話をしたり聞いたりすることの方が多かった。
(※(注)私はこういう会に何度か参加しているけど、知り合いがほぼいない初参加の時から、一人でぽつんとしたことはない。ずっとひとりぼっちの人もいないように思う。皆、話をメインに楽しんだり紅茶やお菓子をメインに楽しんだり、それぞれに楽しんでいるように見受けます)
・ツイッターで相互フォローしている方と、すごく久しぶりに(3年ぶりくらい?)にお会いした。
和紅茶の話を詳しくしていただいた。
私が和紅茶を最後に飲んだ7~8年前より、格段においしくなっているそう。
お話を聞いているうちに、最近の和紅茶を飲みたくなった。
・前回の紅茶会でご一緒した方から、ご自身のカップコレクションを見せていただいた。
スマホを通しても分かる見事さ。
陶器のグリーンや金色が上品。
目の毒だった…。
・熊崎さんからうんたろうさんをご紹介いただいた。
(リンクバナー付きのリンクはこちら→)
(※私のブログはサイドにバナーを貼れないのです…)
熊崎さんが、私の事もうんたろうさんに紹介してくださったのですが、すごく褒めつつ紹介していただき、恐れ多いやら恥ずかしいやらで挙動不審に。
すみませんでした。
でも、とても嬉しかったのです。ありがとうございました。
ところで、うんたろうさんが携わられたRSVPという雑誌の最新号を見せていただいた。
これが、どこを読んでも楽しくて、まじまじと読んでしまった。
これ、買おう(帰宅後に購入済み)。
ちなみに見せていただいた雑誌はこれ(↓)。
【送料無料】RSVP(第12号)価格:1,785円(税込、送料込) |
「思い出と憧れのモノ」自慢会
今回のもう一つの目玉、みんなの「思い出と憧れのモノ」を持ち寄っての自慢会。
ここでの「思い出と憧れのモノ」には、「昭和(逓信総合博物館が開館した昭和39(1964)年~昭和64(1989)年)」というしばりがかけられている。
参加された方が持ってきた物は以下のとおり。
(記憶に頼って書いているので、抜けや間違いがあったらすみません)
・筑波万博のパンフレット
・ファミコンのソフト
・ライディーンをプリントアウトしたもの
・昭和56年の宝塚(雪組)のパンフレット
・電話加入権譲渡承認請求書(時代を感じさせる紙の申込み書。持ってきた方に正式名称を教えていただきました。ありがとうございますm(_ _)m)
・level book(昭和の昔から今まで売られている超ロングセラーの携帯ノート)
・ブルックボンド等の紅茶メーカーの昔の広告。レトロで素敵。
・昔の日東紅茶のパッケージ。今の黄色と違って緑のパッケージだけど、ポットのマークはそのまま。
・西ドイツで購入したスヌーピーの漫画(もちろん時代は昭和)。
・昭和の紅茶本(ムック本や普通の書籍とか)
参加者が「思い出のモノ」を取り出す度に、「おおーっ!」とどよめきが。
みなさんのお話も、当時を彷彿とさせて引き込まれるものばかりで、とても楽しかった。
昭和の紅茶本たち
今回のテーマが「昭和」だったため、昭和の時代の紅茶本が何冊かあった。
中でも、私の目を引いたのは昭和52年11月に発行された「紅茶ですか珈琲ですか」(文芸春秋デラックス NO.43 )。
当時の紅茶屋マップや、紅茶の入れ方等の解説、当時日本で手に入る紅茶缶の紹介、そして「紅茶ですか、珈琲ですか」という質問に各界の著名人(星新一、岡本太郎、堀口大學etc.)たちが答えているのが圧巻!
あまりに凄いので、思わず読み込んだ。
これを読むだけで、かなりの時間が過ぎてしまった。
他にも古い貴重な本が数冊あり、そちらも読みたかったなー。
終わりに
8月31日で閉館し、取り壊されるていぱーく。
熊崎さんの「取り壊される思い出のビルの中で、皆さんと一緒にお茶を飲みたかった」という言葉が印象的だった。
教室(会議室)から見た風景。
この入り口も近いうちに見ることができなくなる。
随分と長いレポになってしまった。
なくなってしまうていぱーく。
出だしがハリー・ポッターだったので、締めはファンタジー小説「ブレイブストーリー」のラストで、このレポを終わりとしたい。
ヴェスタ・エスタ・ホリシア。
再びあいまみえる時まで。
再びあいまみえる時まで。
宮部みゆき「ブレイブストーリー」(角川書店)
関連記事
・紅茶関係のイベントレポ
ランキングに参加してます。
よろしければクリックをお願いします。↓
にほんブログ村