今朝は7時のTVニュース、オバマ大統領ノーベル平和賞受賞の声に目が覚めた。NYCの空は雨模様だったが、それまでこころのなかにあった私事の暗雲は、十月の風にあっという間に吹き飛ばされ、実にすがすがしい目覚めとなった。 午後からのローズガーデンでの受諾演説でオバマは、今朝の僕とおなじように、報道官からの電話で6時に起こされたという。「受賞の知らせを聞いたあとすぐ娘のマリアが寝室に入ってきて来て『ダディ!ノーベル平和賞、やったね』と話しかけた『おまけに今日は愛犬ボーの誕生日だよ』。そして次女のサーシャからは『明日からは3連休だよ』と祝福された」と快調さをアピールしたが、なぜか笑顔が極端に少ない。 多くのメディアが書き立てているように、ときまさにアフガンのアメリカ軍増派か否かの決断を迫られているタイミングのせいなのか、ほとんどが苦渋の表情で話しつづけていたことが印象に深い。演説のあとの記者団の問い