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メディアに関するyomimonoyaのブックマーク (50)

  • fenestrae - ムハンマドの風刺画(1)――フランスのメディアはなぜ火中の栗を拾うのか

    預言者風刺画問題記事、準備中。今日中(フランス現地時間)にはなんとかアップ予定。→大幅に遅れて現地時間で2月11日午後になりましたが、こちらの日付でアップします(一応、時間的整合性のため、以下では9日以前の事実については書かない予定)。2月15日に積み残し部分を掲載(この記事終了)。 デンマークの新聞、ユランズ・ポステン紙が掲載したムハンマド(マホメット)の風刺画をめぐる一連の事件について先週末に記事をアップしたいと思っていたが、時間がとれず仕上がらないうちに状況がどんどんと進行し、事件そのものについてはフランス紙の報道をわざわざ伝える必要がないほどに、日のメディアでもブログでも詳しく取り上げられている。 日のネットをざっと見たところでは、この事件を「言論の自由」と「宗教の尊重」の二つの原理の衝突、さらには前者の原理を優先させる欧州対後者の原理を優先させるイスラム世界の二つの世界の衝突

    fenestrae - ムハンマドの風刺画(1)――フランスのメディアはなぜ火中の栗を拾うのか
  • ニューヨークタイムズ社説、憲法を個人の意のまま変えようとする安倍首相を最高裁で裁けと警鐘!Japanese translation of NYT Editorial: War, Peace and the Law | ちきゅう座

    ニューヨークタイムズ社説、憲法を個人の意のまま変えようとする安倍首相を最高裁で裁けと警鐘!Japanese translation of NYT Editorial: War, Peace and the Law <「ピースフィロソフィー」> A Japanese translation of New York Times editorial on February 19 “War, Peace and Law.” 安倍総理の憲法軽視を批判するニューヨークタイムズ社説の和訳を紹介します。占領軍による「押し付け憲法」をずっと批判してきた安倍氏は、自分が国民に押し付ける憲法ならいいとでも言いたいのでしょうか。この社説は、時の権力者による権力の濫用や人権の侵害から市民を守るために憲法がある、という立憲主義を否定し、憲法を好きなように変えようとする安倍首相の独裁への動きに警鐘を鳴らし、最高裁こそが

  • 【放送】日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか?

    のほとんどのメディアがロンドン五輪漬けになっているなかで、このような文章を書くのは心が重たくなる。だが、きちんとこの問題を論じることが大事だ。とかく一色に染まりがちと言われている日のマスメディ

    【放送】日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか?
    yomimonoya
    yomimonoya 2012/09/11
    TVも新聞も「学歴エリート」が進む場所になった時からこの帰結はしごく当然の気がする。
  • 1993年8月4日の河野官房長官談話に対する各紙の社説 - 解決不能

    産経・赤旗を除く、毎日・日経・朝日・読売の4紙の社説を紹介する。 【毎日社説 1993年8月6日付】 ・歴史の教訓として生かそう 私たちの同胞の過去が明るみに出されることはつらいことである。 ましてそれが国家のかかわることであり、しかも人間の尊厳を著しく冒した行為であるならば、 なおさら目をつむりたい誘惑に駆られよう。 が、それは加害者のおごりというものである。 しかもそれが、私たちの心の奥底に潜む「差別」と連なっている懸念もなしとしないなら、 どんなに苦痛が伴おうとも、えぐり出して白日の下にさらさなければならない。 それは他のためではない。自分自身のためである。 憲法に従えば、日は未来に「名誉ある地位」を求めている。 世界的な名言となったワイツゼッカー独大統領の「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目となる」を引くまでもなく、 過去を直視し清算できぬ者が、どうしてほかからの尊敬を未来に得

    1993年8月4日の河野官房長官談話に対する各紙の社説 - 解決不能
  • 「報道特集」、ダマラさん殺害事件について - apesnotmonkeysの日記

    1月21日のTBS系列「報道特集」でネパール人男性ビシュヌ・プラサド・ダマラさん殺害事件をとりあげていた。警察、メディアのいずれも捜査、取材を終えておらず暫定的な報告として受けとめねばならないだろうが。 まず、逃亡中の2人を含む被疑者はダマラさんへの暴行直後にも日人グループと「トラブル」を起こしていたとのことで、警察は4人が「無差別に」喧嘩を売っていたとみて捜査しているとのこと。しかしダマラさんに対しては死に至る執拗な暴行を加えたのに日人相手だと「トラブル」にとどまったのはなぜか*1、この点をきちんと詰めておかねばヘイトクライムではないという判断は下せまい。ただ、「サッカーボールのように」についての私の推測は今のところ撤回する必要はなさそうである。もし被疑者たちが被害者の頭をサッカーボールに見立てて蹴るという“ゲーム”に興じていたことを「サッカーボールのように」と供述していたのであれば

    「報道特集」、ダマラさん殺害事件について - apesnotmonkeysの日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2012/01/25
    「しかし仮にも先進国のマスメディアであればマイノリティに対する犯罪を軽視するバイアスを意識した報道をするのが務めというものですよね」
  • 判断するのはまだ早い――ネパール人男性殺害事件をめぐって(追記あり) - apesnotmonkeysの日記

    去る16日に大阪でネパール人男性が殺害された事件についての一部報道で、被疑者が「サッカーボールのように蹴った」と供述しているということが伝えられている。例えばこちら。 殺人の疑いで逮捕されたのは、大阪市の自称・彫り師、白石大樹容疑者(21)と知人で藤井寺市に住む白石美代子容疑者(22)です。2人は16日、大阪市の路上で、ネパール人のビシュヌ・プラサド・ダマラさん(42)の顔などを踏みつけたり自転車を投げつけたりして殺害した疑いが持たれています。2人は警察に対し、「サッカーボールのように蹴った」などと供述していますが、殺意は否認しているということです。 私のツイッターアカウントのTLではこの供述が反抗の悪質さを――すなわちこれがヘイトクライムであることを――示すものと解釈したと思われるツイートがいくつか見られた。 なるほど、「サッカーボールのように」というフレーズは、被害者の人間性を否定する

    判断するのはまだ早い――ネパール人男性殺害事件をめぐって(追記あり) - apesnotmonkeysの日記
  • 『ニッポンのジレンマ』のジェンダー非対称性 - お知らせ

    (追記 1/4) 再放送が決まりました。 NHK教育テレビ 2012年1月7日(土)深夜25時20分~28時20分 (日付け的には1月8日(日)の午前1時20分~) 1月中にNHK総合での再放送も予定とのことです(追記おわり)。 元旦のNHK教育で放送された『ニッポンのジレンマ』。まぁ自分頑張ったじゃんという点も反省点もあるのですが、それは措くとして、番組の作りのジェンダー非対称性について指摘しておきたい。番組のありかたそのものが性別役割分業を前提としててしんどいという意味のツイッターも見たことだし。出演者が指摘したらダメって決まりもないしね。 べつに書いても構わないだろうから書くけど、あの番組の進行表に、「○○〔出演者の名前〕へフリ」という司会者むけの指示が書いてあって、名前が出てたのは出演者12名中8名で、8名全員が男でした。名前が出ていない4名中3名が女でした(事前に見てけっこう萎え

    『ニッポンのジレンマ』のジェンダー非対称性 - お知らせ
  • わざわざ下劣さを競わなくてもよさそうなものを…… - apesnotmonkeysの日記

    すでにご存知の方も多いでしょうが。 これに続いて新潮および文春の取材チームメンバーの名前(真贋は知りませんが)をツイートして情報提供を呼びかけているのですが、その呼びかけ方が実にゲスい。曰く「男なんて女関係で必ず失敗があるはず」「風俗や飲み屋にでも行って失敗もあるでしょう」「まあ風俗や飲み屋にでも行ってそりゃ何かしらはやらかしてるでしょ」、と。それを「権力チェック」と称しているわけです。ジャーナリストの職業倫理に抵触した事例についての情報提供を呼びかけるならともかく、自ら望んで泥試合をやりたいようです。 ちなみに、彼が自分の子どもを引き合いに出して新潮、文春を批難した時には、門真市の幼稚園がイモ畑として使用していた土地を府が強制執行した際の騒動について、橋下支持者が「プロ市民が子どもをだしにして同情を買おうとしている」と言っていたことを思い出しましたよ。

    わざわざ下劣さを競わなくてもよさそうなものを…… - apesnotmonkeysの日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/11/08
    「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」と昔から言いましてですね……。
  • 透明性の重要性

    From the gist of your latest post, no censorship is good. If this continues, I ‘m aftraid that the Japanese people who love anime and stuff may one day end up vent their rage…and violence…at all governments, local and central. I dont think this is the case here. In my opinion, in the end, it’s all about MAKING PROFIT. Let’s look at those 6 mangas. In Aki Sora’s case, it touch a very controversial

    透明性の重要性
  • 自分が殺した男の娘に会った米帰還兵 - Apeman’s diary

    アメリカの軍事史家デーヴ・グロスマンは人間が他の人間を殺すことに対して持つ抵抗感、特に近距離で殺すことへの抵抗感の強さを例証するものとして、次のようなケースを紹介している。 (……)アメリカ軍の中隊指揮官ウィリス大尉は、部隊を率いてベトナムの川床を歩いていたとき、だしぬけに北ベトナムの一兵士と遭遇した。 ウィリスは兵士に並び、M16で相手の胸を狙った。五フィートと離れていなかった。兵士のAK47もまっすぐウィリスに向けられている。 大尉は激しく首をふった。 北ベトナム軍の兵士も同じように激しく首をふった。 休戦協定、停戦命令、紳士協定、それとも取引か……兵士はそろそろとあとじさって闇に消えてゆき、ウィリスはそのまま進み続けた。 (『戦争における「人殺し」の心理学、ちくま学芸文庫、210ページ) もちろん、すべての兵士が殺人を選択せずにすむわけではない。 (……)あるベトナム帰還兵は、若い北

    自分が殺した男の娘に会った米帰還兵 - Apeman’s diary
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/07/06
    「この手の番組では“レアなエピソード”であることに価値を見いだすのであって、ルットレル氏の苦しみの一般性にはまったく触れられていなかった」←いったい何のために取り上げたのやら……。
  • Tumblr

    Tumblr is a place to express yourself, discover yourself, and bond over the stuff you love. It's where your interests connect you with your people.

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  • 吉川三国志、新連載の予告記事 - 三国与太噺 season3

    1939年8月26日より中外商業新報などで連載を始めた吉川英治『三国志』ですが、それに先だって24日の夕刊に新連載の予告記事が出されていました。 作者が、新聞社が、この新連載をどのように考えていたかアピールしようとしていたか端的に窺えて、なかなか面白いです。戦前の大衆三国志観、大陸観が見え隠れしてるかなーって感じですね。 以下に全文を紹介します。太字はにゃもです。 長らく愛読を賜りました子母澤寛氏の「女夫系図」は好評裡に明日完結致しますので続いて、吉川英治氏の「三国志」を以て夕刊第一面を飾ることになりました。 呉、蜀、魏の三国鼎立に纏るこの大歴史小説「三国志」は、大衆文壇の第一人者吉川氏を得て新しい興味と感銘を盛ることと信じます。背景は今や皇軍活躍の天地、新東亜の建設と併せ考えて頂ければ興味は倍増することと思います。挿絵は南画壇の重鎮たる矢野橋村画伯にお願いしました。画伯の枯淡、雅到に富む

    吉川三国志、新連載の予告記事 - 三国与太噺 season3
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/07/01
    吉川英治は子どもの頃から嫌いだった。嫌いで良かったとこれ見て思った。
  • ひとはイメージという病にかかった(2)

    おそらくその映像自体がテレビの宣伝のための映像だろうが、不況(これもイメージの力と結びついている)のために物を買い控える人々を取材したニュースの中で、増えつつあるタイプとして取り上げられていたある若者が「外国には行かない、テレビで情報を見れば十分」と答えていたことを信じるなら(笑)、現在はますます情報操作される人々が増加中だということになり、そんな状況を憂えてか某テレビ局の開局50周年記念番組で天野祐吉、テリー伊藤、姜尚中といった人々が一様に「テレビのフレームの外を見る想像力」を養うことが必要だと連呼していたが、それをテレビ番組が実践することは決してできないだろう。画面に疑問を持たせないようにその中をクリアにすること、画面の中のインフォメーションに観客の視線を囲い込むこと、フレームの外側の世界を消去することこそが、テレビの機能だからである。「不適切な編集に対する謝罪」は常に正面からカメラに

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/06/17
    「テレビには「正しい編集」「正しい映像」によって多くの映像を隠蔽する不自由があることを視聴者に意識させないという欺瞞がある」「消費に耐え蘇生するための時間をとどめていた」
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/05/28
    「これは『東電』ていう巨大な組織を守るための三文芝居に過ぎない」まったくもってごもっともです。
  • SYNODOS JOURNAL : なぜ、今、流言研究か 荻上チキ

    2011/5/2018:31 なぜ、今、流言研究か 荻上チキ ◇災害時における「情報」の重要さ◇ 日は「震災大国」であり、これまでにも数多くの大震災を経験してきました。それは同時に、数多くの復興経験もあるということです。私たちは震災を乗り越えるたびに、「震災とどう向き合っていけばいいのか」と知恵を絞り、次の災害に備えてきました。2011年3月11日に生じ、甚大な被害をもたらした東日大震災から、まだまだ復興していない現段階でこう述べるのは気が早いかもしれませんが、やはり今回の大震災からも、私たちは多くのことを学び、その教訓を後世に残していく必要があります。 一度、大災害が起きれば、さまざまなライフラインが失われるため、被災地域以外のところから、迅速な支援を行う必要が生じます。被災した地域を救援するためには、人・水・モノ・カネ・情報、それぞれの分野で実にさまざまな課題があります。中でも情報

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/05/20
    「弱者というのは哂われる存在なのではなく、強者による支援不足の表れなのだという認識が必要不可欠です」「私が強い実感として思うのは、歴史に学ぶということ」
  • ドイツの著名な社会学者ウルリッヒ・ベックさんの朝日新聞インタビュー記事「原発事故の正体」全文引用いたします。 : ねこねこブログ

    2011年05月13日 12:19 ドイツの著名な社会学者ウルリッヒ・ベックさんの朝日新聞インタビュー記事「原発事故の正体」全文引用いたします。 世界リスク社会論 テロ、戦争、自然破壊 (ちくま学芸文庫) 震災列島 (講談社文庫) 「危険社会」「リスク社会論」などの現代社会のリスクに重点をおいた社会学の分析者、世界的に有名なドイツの社会学者ウルリッヒ・ベックさんが日の福島第一原発事故について語った「原発事故の正体」というインタビューが日の朝日新聞朝刊オピニオン面に載っております。非常に重要な、我々日人の今後の進路を考える上で大切なことを述べていると僕は思います。以下、ベックさんへのインタビュー記事を全文引用いたします。 ウィキペディア「ウルリッヒ・ベック」 ウルリッヒ・ベック(Ulrich Beck, 1944年5月15日 - )は、ドイツの社会学者。ルートヴィヒ・マクシミリアン大学

    ドイツの著名な社会学者ウルリッヒ・ベックさんの朝日新聞インタビュー記事「原発事故の正体」全文引用いたします。 : ねこねこブログ
  • 「永遠のチェルノブイリ」 - apesnotmonkeysの日記

    昨晩録画した NHK BS1 「世界のドキュメンタリー シリーズ チェルノブイリ事故 25年」の第1回、「永遠のチェルノブイリ」を観た。 チェルノブイリ原発事故から25年。事故を起こした原発はいまだに周囲を汚染し続け、その処理は今も続いている。しかし甚大な被害を被ったウクライナでさえ、事故は風化しつつある。番組は、チェルノブイリを題材にしたゲームソフトが流行している現状や、いま進められている対策が根的な解決にほど遠いことなどを指摘。さらに原子力エネルギーが注目を集め、ヨーロッパ各地に原発が次々と建てられている現状に警鐘を鳴らす。 (http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html?week=20110509) 福島第一原発の事故によって「スリーマイル」と「チェルノブイリ」は再び人々の記憶の底から浮かび上がってきたが、3月11日の大震災以前に制作されたこ

    「永遠のチェルノブイリ」 - apesnotmonkeysの日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/05/10
    「原発事故の影響を目に見える死者の数だけで測ることの愚かさがよくわかる」——重い……。
  • 『フィギュアスケート世界選手権 を放送したフジテレビの酷さ(冒頭に追記致しました)』

    私の心友が日記に書いた内容を掲載します。 あまりにもショッキングな内容で、これは皆さんに知って貰う為・・載せるべきだと思いました。 この日記の反響が凄く、彼女からの言葉を下記に追記いたします。 **************** はじめにお読みください。 日記を書いて以降、mixi、ブログ、Twitterなど、様々な方に取り上げていただきました。 大勢の方から反響を頂いたことに感謝いたします。ありがとうございました。 これまで、内容が多分に私の私感を含むものであることをご理解いただいた上で、 リンク・転載については各自の自己責任にてお願いしてきました。 ですが、この日記を、自身の政治的思想・信条の主張・拡散のために、 無関係なニュースに大量の日記を書いて、無差別的にリンクされている方がいらっしゃいます。 そのような形で、特定の思想のために自分の書いた文章が利用されるのは、 私の意図しないとこ

    『フィギュアスケート世界選手権 を放送したフジテレビの酷さ(冒頭に追記致しました)』
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/05/04
    いやこれ……「フジテレビはそんなもん」で済ませちゃダメでしょう。つか、「どうせ○○はそんなもんだから」はスルーするのと同じ、抗議なりボイコットなり行動してみせなくちゃ。
  • 「震災以前/以後」「私たち/彼ら」の距離――「マイケル・サンデル 窮極の選択「大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」」(4/16放映)を視聴して - 一酔人経綸問答

    「震災以前/以後」「私たち/彼ら」の距離――「マイケル・サンデル 窮極の選択「大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」」(4/16放映)を視聴して ・「白熱教室のサンデル先生は、この日の大震災をどう考えるのか?」 一応時間前にTV前に待機して(正座はしてないけど)視聴したが、お世辞にも良い内容とは言えず、最後は軽い失望感が残った。いろいろ理由はあるが、一つはまだ現代進行形で原発を含めて見通しの経たない問題にステレオタイプな議論を持ち込むことの空疎さ、そしてもう一つはサンデルが劣化したのではなく(良くも悪くもサンデルは変わっていない)受け取るこちら側が根的に変わってしまった点に関係している、と個人的に感じた。 ・まず冒頭からの「秩序と礼節を重んじる日人」「日人の高い公共性」礼賛論への違和感。便乗値上げや掠奪があまりなかった(全くではない)ことは、確かに誇るべき点なのかもしれない。

    「震災以前/以後」「私たち/彼ら」の距離――「マイケル・サンデル 窮極の選択「大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」」(4/16放映)を視聴して - 一酔人経綸問答
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/04/17
    サンデル先生の番組批判。「トロッコ問題」をドヤ顔で提示するような人こそが現実から遊離して自らのフレーム内で処理できる話しかしない、という実直な指摘。
  • 東北の怒り

    4月16日付 河北新報 「3.11 震災と作家たち(6)」より 河北新報のHPに掲載されてはいないが以下から転記。 http://ameblo.jp/goldenchildsee/entry-10863022937.html 東北の怒り  熊谷達也 3月11日の巨大地震と大津波以後、「想定外」あるいは、「想定を超える」という言葉が、この国ではどれだけ飛び交ったことか。 メディアを通してそれを耳にするたびに、最初から私は腹が立って仕方がなかったし、いまだに腹立ちは続いている。 沿岸部の被災地の人々は、あるいは、私を含め、東北に生きることで同じ痛みを抱え、困難な未来を共に引き受けようと覚悟している者、誰ひとりとして「想定外」という言葉を口にしていない。 たとえ確かにそうだと思っていても、目の当たりにした数々の光景はそんな簡単な一言で片付けられるはずがなく、無言を貫くか、懸命になって違う言葉を探

    東北の怒り
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/04/17
    人間の想像力の限界を知る人ならば安易に使わない言葉だろう、「想定外」などとは。/この怒りの声をさえある種のテンプレとして「私は直視しなくてよい」ことにしようとする心理は単純に醜いと思う。