何十年も前から巷でよく聞く議論。コンサルは虚業だとも言われる。だが、実際に自分がコンサルタントをしていて、やはりこの仕事は必要だと思っているし、虚業ではないと思っている。 「これくらい自分で出来る」と思っている方もいるようだが、出来ると思うなら、ご自身でやってみるとよい。これは何も、コンサルタントが優秀という意味ではない。単にConsulting Projectで扱うようなテーマは、一定以上の慣れ・コツが必要なのだ。 企業戦略、事業戦略、その他各種戦略(営業戦略、CRM戦略、、、)、BPR、、、などなど。企業の第一線で活躍している御仁ならば、コンサルタントが作るようなOutputをまねして作ってみれば、きっと作ること自体は可能だろう。ただ、それはきっと、KSFが抜け落ちているか、ポイントがずれていたりすることが多いと思っている。少なくとも、僕が経験してきたClientを見ていると、僕らがP
コンサルは虚業である。なのに何で偉そうなのか?なんで儲かっているのか? 偉そうかどうかは別として正直コンサル業界の収益性は悪い。 じゃあ、誰が設けているのか?それは実業と虚業の間にある業界である。重要なポイントは「自分でもできるか?」。 虚業の代表が戦略コンサルの成果は極端な話、報告書だ。これならクライアントが「自分でもできる」と考えることも多い。 事業会社は実業そのもの。システム構築や、アウトソース請負は自分達でもできるが、面倒だから外に出す。クライアントは「自分でできる」。 虚業と実業の間にあるのが、金融機関、弁護士、会計士などの専門家集団。資金調達、特許訴訟、倒産処理など専門知識を持たないクライアントには「自分でできない」。 自分でできないことにはお金をたくさん出す。ごく自然だ。儲かる業界はクライアントの遥かに手の届かないような専門性が必要そうだ。
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