2011年6月18日 12:40 目的地である浦島商店に到着すると、浦島さんと地元ボランティアスタッフ、そして岩手日報 と東海新報 の記者が待ってくれていた。いつも取材する側の立場だから妙に照れくさい。 洗濯機はすでに届いており、届けに来たリサイクル業者さんが、たまたまトラックに積んであった洗濯機をおまけで1台プレゼントしてくれたそうだ。なんだか復興支援活動を始めて以降、こうした人の温かさに触れる機会が増えた気がする。 浦島商店の周辺は、大船渡市の中でも海抜の低い地帯で、写真にある大船渡線の線路の下は殆ど海と変わらない高さである。浦島商店は少し高台になっている大船渡線よりも上にあったため全壊を免れたそうだが、それが逆に 「避難所に入りたくても入れない」 理由になってしまっているそうだ。 またこの一帯には海産物を扱う業者や、その倉庫が何箇所かあったそうで、それらの建物が倒壊し、その上に津波が