2024年10月22日から25日まで開催された、コンピュータセキュリティシンポジウム2024にて、「データ消去済みSMR方式HDDからのデジタル証拠復元を主眼としたデジタルフォレンジック調査の有用性」と題した研究発表を行いました。この研究は弊社内で独自に行ってきたものであり、データ消失トラブルや、パソコンやサーバのデータを証拠隠滅目的で消去された場合などにおいて、従来は復元することが不可能であったデータを復元できる技術です。不正や犯罪の被害に悩まされる企業や組織は多くありますが、今後この技術が適切に活用され少しでも多くのデジタル証拠が検出されることにより、救われるべき方々が救われるようになることを期待しています。なお、悪用される危険性も考慮しながら慎重に情報開示と研究を継続しています。(by 下垣内 太) タイトルデータ消去済みSMR方式HDDからのデジタル証拠復元を主眼としたデジタルフォ