内閣府が10日発表した2018年4~6月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)で前期比0.7%増、年率換算で3.0%増だった。速報値(年率1.9%増)から大幅な上方修正で、成長率が年率3%を超えるのは16年1~3月期以来の9四半期ぶりだ。民間企業の設備投資が速報段階から大幅に上振れした。4~6月期の内外需の寄与度をみると内需が0.9%分の押し上げ寄与となり、内
内閣府が10日発表した2018年4~6月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)で前期比0.7%増、年率換算で3.0%増だった。速報値(年率1.9%増)から大幅な上方修正で、成長率が年率3%を超えるのは16年1~3月期以来の9四半期ぶりだ。民間企業の設備投資が速報段階から大幅に上振れした。4~6月期の内外需の寄与度をみると内需が0.9%分の押し上げ寄与となり、内
内閣府が13日発表した2016年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.2%増、年率換算では1.0%増だった。プラスは4四半期連続。輸出主導で外需が伸びた。個人消費は振るわなかったが補った。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.3%増で、年率では1.0%増だった。生活実感に近い名目GDP成長率は前期比0.3%増、年率では1.2%増だった。名
11月14日、2016年7─9月期国内総生産(GDP)1次速報は、外需がけん引して前期比・年率プラス2.2%の堅調な成長となったが、内需は設備投資、個人消費とも停滞感が鮮明だ。写真は都内で8月撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung Hoon ) [東京 14日 ロイター] - 2016年7─9月期国内総生産(GDP)1次速報は、外需がけん引して前期比・年率プラス2.2%の堅調な成長となったが、内需は設備投資、個人消費とも停滞感が鮮明だ。また、トランプ次期米政権が法人税を大幅カットすれば、日本企業の設備投資は米国内にシフトする可能性もあり、日本国内での投資増に結びつく明確な道筋は不透明なままだ。
国の経済規模を表すGDP=国内総生産について、内閣府は、最新の国際基準に基づいて企業などの「研究開発費」を投資として加えて算出した結果、日本のGDPは平成23年の時点で、これまで公表していた金額よりも19兆8000億円増えることがわかったと発表しました。 今回の大きな変更点は、最新の国際基準を取り入れたことで、これまで「経費」と見なしてGDPには加えていなかった企業などの「研究開発費」を、付加価値を生み出す「投資」と位置づけました。 内閣府はこの算出方法で平成23年のGDPを計算し直した結果、この年1年間の名目のGDPは491兆4000億円と、これまでの金額よりも19兆8000億円増えました。内閣府は、この再計算を基に考えると、12月以降に発表される名目のGDPも大幅に増えることになると説明しています。 政府は名目GDPを600兆円に増やすことを目標に掲げているため、今回の算出方法の変更は
国の経済規模を示す「GDP=国内総生産」。最も重要ともいえる経済指標は、内閣府が推計して発表しています。今、このGDPについて書かれた1本のリポートが物議を醸しています。日銀の行員が書いたこのリポートは独自の手法でGDPを試算。内閣府がマイナスとした成長率を+2.4%と、真っ向から対立する結論をはじき出したのです。日本を代表するエコノミスト集団である内閣府と日銀の間でわき起こった“論争”。なぜ今、このリポートが書かれたのでしょうか。(経済部 市原将樹) 日銀の行員が個人の名前で書くリポートは「ワーキングペーパー」と呼ばれています。7月20日に公表されたワーキングペーパーは「税務データを用いた分配側GDPの試算」。いかにも難解そうなタイトルのこのリポートが、政府関係者やエコノミストの間で話題になっています。 日銀の調査統計局に所属する2人の行員が、独自の手法でGDPをはじき出した意欲作。特
2月15日、内閣府が発表した2015年10─12月期国民所得統計1次速報によると、 実質GDPは前期比マイナス0.4%、 年率換算でマイナス1.4%となった。都内で昨年12月撮影(2016年 ロイター/THOMAS PETER) [東京 15日 ロイター] - 内閣府が15日発表した2015年10─12月期国民所得統計1次速報によると、実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.4%、年率換算でマイナス1.4%だった。2四半期ぶりのマイナス成長。市場の予測を超える景気減速となった。海外経済の減速で輸出が減少したほか、国内需要も消費や住宅など家計部門が悪化。設備投資の増加で補えなかった。足元の金融市場の混乱の影響で早くも1─3月期への懸念も高まっている。
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