日越首脳、防衛装備移転へ合意 アジア3カ国目、中国けん制―短期往来へ運用開始 2020年10月19日17時59分 共同記者発表を終え、ベトナムのグエン・スアン・フック首相(右)と握手する菅義偉首相=19日午前、ハノイの首相府 【ハノイ時事】ベトナム訪問中の菅義偉首相は19日、ハノイで同国のグエン・スアン・フック首相と会談し、日本からの防衛装備品移転を可能とする協定締結で実質的に合意した。ベトナムは中国と南シナ海で領有権を争っており、両国が防衛協力を深めることで、同地域で強硬姿勢を強める中国をけん制する狙いがある。 菅首相、初外遊スタート 菅首相は会談で中国を念頭に「東・南シナ海で一方的な現状変更の試みを深刻に懸念しており、ベトナムと引き続き連携していく」と発言。フック首相は「深刻な懸念を共有する」と同調した。 実質合意したのは、日本から海外へ防衛装備品の輸出を可能とする防衛装備品・技術移転
ロシア大統領府は、来月ドイツで開かれるG20サミットに合わせて日ロ首脳会談を行うことで日本側と正式に合意したと発表し、プーチン大統領は、両国の経済協力の具体化を急ぐよう求めるものと見られます。 両首脳の会談は去年12月とことし4月に続くもので、プーチン大統領は日本側に対し、これまでの会談で合意しているエネルギーや都市整備などの分野で、経済協力の具体化を急ぐよう求めるものと見られます。 また、北方領土問題を含む平和条約交渉の進展に向けて、「重要な一歩になり得る」と位置づけられている北方領土での共同経済活動の具体化についても、意見が交わされる見通しです。 ロシアでは、来年3月大統領選挙が予定されており、プーチン大統領としては、ことし9月に極東のウラジオストクで開催される国際経済フォーラムに安倍総理大臣も招待して、日ロ経済協力の進展具合をアピールしたい考えで、今後、日本側への働きかけを一段と強め
今回の日ロ首脳会談に合わせて両政府が8項目の経済協力プランに基づく政府間や企業間の覚書の合意文書を交わしたことについて、ロシアビジネスに関わる北海道内の企業からは歓迎の声が聞かれました。 札幌市で取材に応じた北海道総合商事の森次一洋専務執行役員は、今回の首脳会談の成果について「日ロの両国に横たわっていた目に見えない制度面の壁などがやりやすくなっていく流れができるのではないか」と述べました。 そのうえで、「寒冷地技術や農業、それに観光や医療など、さまざまな分野で北海道の企業も貢献できるので大型のインフラ案件だけでないプラスの効果を期待したい」として、大規模なエネルギー案件などに限らず、ビジネスの幅が広がることに対して期待を示しました。 ロシアとのビジネスを行っている大阪のメーカーは、今後の事業拡大に期待を寄せています。 大阪・北区に本社のあるバルブメーカーの「フジキン」は、半導体製造装置や石
12月15日、安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は、山口県長門市で約3時間にわたって会談した。写真はプーチン氏(左)と握手する安倍首相(右)。(2016年 ロイター/Toru Hanai ) [長門市(山口県) 16日 ロイター] - 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は15日夕、山口県長門市で約3時間にわたって会談した。安倍首相は会談後に記者団に対し、平和条約や領土問題について「率直かつ非常に突っ込んだ議論ができた」と語った。北方領土での共同経済活動をめぐっては、ロシアの高官が「同国の法律下で行う」と指摘し、日本側の主張との食い違いが際立った。両首脳は16日に共同記者会見を開いて成果を公表する。 両首脳は外相などを交えた少人数会合の後、通訳だけを同席させて1対1で協議した。焦点の領土、平和条約締結交渉は2人だけの会合で1時間半以上にわたって議論。夜の夕食会では8項目の経済協力プランの
15、16両日に予定される日ロ首脳会談を前に、ロシアのプーチン大統領と親交がある森喜朗元首相が12日、朝日新聞のインタビューに応じた。安倍晋三首相とプーチン氏の会談は、次で通算16回目となる。森氏は北方領土問題や経済協力が中心議題になるとの見通しを示し、「プーチン氏も心構えや覚悟があるだろう」と語った。 ――安倍晋三首相とプーチン大統領の信頼関係は築けていると思いますか。 「1カ月ほど前に首相から、『(森氏とプーチン氏による2001年の)イルクーツクでの会談の記録を全部読みました。よく理解しました』と言われた。(会談後に発表されたイルクーツク声明に至る)私とプーチン氏の話し合いをよく理解しておこう、と思われたんでしょう」 胸襟開くだろう 「プーチン氏は2人だけで話すと素直に自分の気持ちを吐露する。次の会談は首相の地元・山口の温泉地で開かれる。プーチン氏は胸襟を開いて腹蔵なく話すつもりだろう
中国を訪れている安倍総理大臣は、5日夜、習近平国家主席と首脳会談を行い、日中関係の改善に向けて両国が努力していくことで一致しました。 これに対し、安倍総理大臣は「日中間に困難な問題、課題も少なくないが、戦略的互恵関係の考え方に立って、困難な課題をマネージしつつ、大局的な観点から『ウィン・ウィン』の協力や交流を進めることによって、安定的な友好関係を築いていきたい」と述べ、関係改善に向けて両国が努力していくことで一致しました。また、安倍総理大臣は、北朝鮮が5日、3発の弾道ミサイルを発射したことに触れ、「中国が主催するG20サミットの開催中にこのような発射を強行することは許しがたい暴挙だ」と述べました。
9月3日、オバマ米大統領(左)と中国の習近平国家主席は首脳会談を実施した。代表撮影(2016年 ロイター) [杭州(中国) 3日 ロイター] - オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は3日、中国・杭州で4─5日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を前に首脳会談を実施した。南シナ海の領有権問題をめぐっては双方の主張は平行線をたどり、溝は埋まらなかった。 4時間以上行われた会談では、オバマ大統領は国連海洋法条約を順守する重要性を強調。ホワイトハウスが会談後に公表した異例に長い声明によると、大統領は「同盟国の安全保障への米国の揺るぎない関与」を強調したうえで、国際法、航行・上空飛行の自由などの原則を維持するため、米国が域内のすべての国と取り組む方針をあらためて示した。 一方、中国外務省のウェブサイトに掲載された声明によると、習主席は「中国は引き続き、南シナ海における主権と海洋権益を断固とし
ロシアを訪れている安倍総理大臣は、プーチン大統領との日ロ首脳会談を終えたあと記者団に対し、北方領土問題を含む平和条約交渉について、停滞を打破する突破口を開く手応えが得られたとしたうえで、「今までの発想にとらわれない新しいアプローチで交渉を進めていく」と述べました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く