[アンカラ 25日 ロイター] - 24日投開票のトルコの大統領選で、選挙管理委員会は、現職のエルドアン氏が再選されたと発表した。現地メディアによると、同日実施された議会選挙では与党連合が過半数を得た。 選挙管理委のサディ・ギュベン委員長は、開票率が97%を上回った時点で、エルドアン氏は絶対多数を獲得したと述べた。現地テレビが報じた非公式の投票結果によると、議会選では与党・公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)の連合が過半数を得た。 一方、最大野党の共和人民党(CHP)は敗北を即座には認めず、大統領選が決選投票に進む可能性もまだあるとの見方を当初は示した。ただ、その後は「結果にかかわらず」民主主義への取り組みを継続すると表明するにとどめた。 エルドアン氏(64)は午前3時過ぎにAKPの本部建物のバルコニーから支持者に向けて勝利演説を行い、「国民への約束を実現するため、明日取り組み
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