有権者の経済重視は変わらず 今秋11月5日に投開票が行われる米大統領選挙は、7月21日に現職のジョー・バイデン大統領が撤退を表明した後、それまで世論調査の支持率でリードを保ってきたトランプ前大統領を、バイデン氏に代わって民主党の大統領候補に指名されたハリス氏が圧倒的な勢いで逆転し、波乱含みの展開が続いている。 しかし、前編『マスコミはまた間違えるのか…「トランプ低迷、ハリス躍進報道」のウラで、民主党の「不都合な真実」が明らかになっていた!』で紹介したように、ハリス氏の優勢には数々の疑問点が投げかけられている。