zshの設定を見直すために、改めてzshの設定ファイルの意味や、読み込まれるタイミングなどを調べたら、けっこう環境によって違うので、まとめておく ドキュメントでは設定ファイルがどのフェーズで読み込まれるかは解説してくれるが、それぞれの設定ファイルに「何を書くべきか?」「何を書くべきではないか?」は教えてくれない どのようなタイミングで読み込まれるかを知っておくことで、それを決めることができるようになるはず 設定ファイルの種類と、読み込まれるタイミング .zshenv 全ての環境で必ず読み込まれる そのため、あまり設定を入れ過ぎない方がよい .zprofile ログインシェルで読み込まれる echo $0の出力が-zsh(コマンド名の先頭がハイフン)の場合は、ログインシェル 「ログイン」と付いているけど、必ずどんな環境でもユーザーがログインした時に一度だけ実行されるという保証は無い 後述する
いかにしてココナラはCursor Businessを導入したのか? 〜生成AIツール導入のための社内調整術〜 はじめに こんにちは!! 株式会社ココナラのエージェント開発部で Web エンジニアをしている、もちさんです。 ココナラテックというフリーランス向けのエージェント事業サービスの開発をしています。 この記事では、ココナラが生成 AI ツール Cursor のビジネスプランである「Cursor Business」を導入するまでの実践的なプロセスと具体的な成功事例、そして社内調整のためのノウハウを時系列とともに詳しくご紹介します。 昨今、生成 AI ツールを活用した業務効率の向上は IT エンジニアにとって、もはや開発現場で避けて通れないテーマとなっています。 しかし、「どのように上司を説得するか」「どのように社内承認を通すか?」という壁にぶつかり、導入への一歩を踏み出せずにいる方も少な
この記事はVim駅伝の2025-02-10の記事です。 前回の記事は静カニさんのvimのコミュニティに参加して思ったことです。 次回の記事はhokorobiさんのWindows で Vim を使った fuzzy find な定型文コピーです。 「エンジニアの楽園 vim-jpラジオ」第25〜28話を聞いて(特に第28話に)感銘を受けてEmacsに入門しました。 で、Emacsのtutorialをやってみたのですが、C-l(recenter-top-bottom)が便利ですね。 これは画面の再描画を行うのですが、ついでにカーソルの位置調整も兼ねており、 C-lを入力すると、カーソル位置が画面中央(の高さ)に来るようスクロールする 追加でC-lを入力すると、カーソル位置が画面最上部に来るようスクロールする 追加でC-lを入力すると、カーソル位置が画面最下部に来るようスクロールする 追加でC-
AIを使いこなすためには、適切なプロンプトを活用することが鍵になります。今回は、知っていると作業効率やクオリティが向上する、便利なプロンプトを厳選して紹介します。 クオリティーを上げるおまじないAIの出力を向上させるためのプロンプトテクニックです。 🔹 プロンプト例「今出してもらった内容を40点として、100点満点のクオリティに引き上げてください。」 「あなたは世界一のイラストレーターです。最高のイラストを描いてください。」 「あなたはプロのマーケターです。」 「あなたは優秀なエンジニアです。」 🔹 ポイントAIは指示があると改善点を認識しやすくなる。 「40点→100点」と数値化することで、より洗練された回答を引き出せる。 専門家の視点を強調することで、質の高いアウトプットを得られる。 ファクトチェックのおまじないAIは時折誤った情報(ハルシネーション)を含む場合があります。これを防
はじめに 先日 Twitter の vim-jp コミュニティで、Vim で折り返し行を移動する方法についての質問がありました。 Vim に詳しくない方の為に説明すると、Vim は行指向のテキストエディタです。j/k で移動するのは行単位の為、折り返されている行であっても次の行へと移動します。 視覚的に移動したい しかし折り返されている行を視覚的な単位で移動したい事もあります。w や 80l の様に移動する方法もありますが、目的の場所に確実に移動できる訳ではありません。 その様な移動の方法として Vim には gj と gk があります。 gj or *gj* *g<Down>* g<Down> [count] 表示行下に移動。|exclusive|。行が折り返されて いる場合とオペレータコマンドとともに使われた場合は 'j' と違う動作になります(行単位ではありませんから)。 gk or
みなさんこんにちは、こんばんは、カミナシの細見(@yuta_hosomi)です。 カミナシはマルチプロダクト戦略構想のもと、複数のProduct開発と提供を進めている真っ只中です! そのなかで、ビジネス側のチームも新規事業で新しく組閣され、どんどんニューカマーがジョインしてくるなかで、「ドキュメント戦略を作って運用した」お話しです。 チームに参画して、最初に読まないといけないとされるドキュメントがこれ。これが今日のテーマですこういった、社内ドキュメントの戦略について私も色々読み漁ったのですがめぼしいものや、実例があまりなく、整理整頓好きのかたのヒントやお手伝いになれば幸いです。 ですが、このnoteはただどうドキュメントをつくればいいという話ではなく何のためにするのか、それに基づきどうドキュメントを作るのか?それをどう仕組み化し、マネジメントするのかについてが重要だと思っているので、やや前
途中まで書きましたが、力尽きました。 頑張って書いたのを眠らせるのはもったいないので、とりあえず公開してますm(_ _)m はじめに どんな人向けの記事? 生成AIに興味がある方 無料で生成AIを使いたい方 ポジショントークではなく、AIを活用しまくってるエンジニアの生の声が知りたい方 概要 私が実際に使っている生成AIツール紹介&おすすめの使い方まとめです。 私はアプリ開発エンジニアなので、 情報検索AI(課題解決AI) コーディング支援AI(アプリ開発AI) を主に使っています。 文書作成、プレゼン資料作成、画像・動画生成などはしないので、それらのAIはあまり使っていません。 その辺は、テツメモさんが詳しいので、フォローすると良いと思います。 んで、何でこれを書いたかというと、忘年会などで旧友と会い、生成AIの最新情報を話すと「ありがとう!めっちゃ役に立った!」と言ってくれ、とても嬉し
判断と決断の話の違いはこのツイートの通り。 判断の話で言うとぼくはそーだいさんがしてくれた「判断と決断は違う」という話がだいぶ実になっていて、「情報を集めれば理屈で答えが出せるのが判断、今は情報を集めることができない中で答えを出さないといけないのが決断、リーダーがやらなければならないのは決断」という話をかなり大事にしている— しんぺいくんさん (@shinpei0213) 2021年12月10日 決断のコツ 結論から言えば、決断のコツは失敗できるようにすることだ。 失敗できる状態なら決断することができる。 そして素早くアクションして、失敗のフィードバックを受け取ることで新しい決断をすることができる。 そーだいさんがぼくに教えてくれた二大大事なこと「判断と決断は違う」と「ロールバック可能なことはどんどん試せばいい、ロールバックが難しいことは慎重に」です— しんぺいくんさん (@shinpei
「つくる」根源的な楽しさを手放さない。自分にとっての「いい」を追求するデザイン──tha 中村勇吾 ちょっとだけ詰める、ちょっとだけ離す──そんな気の遠くなるような作業の繰り返しの末に、「ちょうどいい」表現に着地する瞬間が、中村にとっては面白くてたまらないのだという。 2025.02.04 「いま思えば、僕は無邪気にデザインを面白がって、『上手くできた』とか、『気持ちいい』とか、自分が楽しむことに没頭してきたんだと思います」 そう語るのは、tha ltd. 代表の中村勇吾。Web黎明期からインタラクティブデザインの分野を開拓し、テクノロジーの進化とともに新たな表現を生み出し続けてきたパイオニアだ。 佐藤可士和とともにユニクロをグローバルブランドへと押し上げた一連の映像ディレクション、KDDIスマートフォン端末「INFOBAR」のUIデザイン、NHKの子ども向けデザイン番組『デザインあ』の映
いやあ、面白い本だった。 スターリンの図書室:独裁者または読書家の横顔 作者:ジェフリー・ロバーツ 白水社 Amazon スターリンの印象が覆る 率直に言ってスターリンの印象が覆った。 オビに「血まみれの暴君は『本の虫』でもあった」とあるんだけど、すっごい読んでいるんだわ。本を。もちろんぼくなど足元にも及ばない。どうもトロツキーやドイッチャーのスターリン観がぼくに忍び込んでいるので、“西欧的マルクス主義の伝統があったボルシェヴィキ第一世代、官僚実務になってしまいアジア的野蛮の代表格としてのスターリン以後の世代”的な印象が強かったんだな。 でも「レーニンは西欧知識人的、スターリンはただの実務官僚」というようなイメージは、訳者のあとがきの次の指摘を読むだけでも変わる。 スターリンの伝記を書いたサイモン・セバーグ・モンティフォーリによれば、レーニンでさえ「読書量に関して言えば、おそらくスターリン
ジーニーのCTO、孟です。 先日、vLLMを使用したDeepSeek-R1の動作記事を書きましたが、vLLMは速度が速い一方で、個人用途におけるメモリ使用率に関してはOllamaの方が適していると感じました。 そこで今回は、ローカル環境で32BサイズのDeepSeek-R1モデルを動かす方法について、記事として共有したいと思います。 DeepSeekの公式APIを使用する場合、オプトアウトが明記されていないとデータの安全性に懸念が生じるため、DeepSeek-r1をローカル環境で構築することでデータを海外に送ることなく、セキュアな環境を整えることを目的としています。弊社ジーニーではお客様のデータを多く扱っておりますので、セキュリティ面を常に意識してプロダクトを開発しております。 ※新卒入社時には「安全なWebアプリケーションの作り方」という本を全員に配布し、ブートキャンプで使用しています。
E2Eテストはソフトウェアの質を確保する重要なプロセスですが、実施には大きなコストが必要です。パスを指定してテストコードを書く作業、ちょっとしたDOMの変更で通らなくなるテスト。 コードを書くのが好きなエンジニアもテスト駆動が好きなエンジニアもいますが、e2e書くのが大好き!というエンジニアに会ったことはありません。 そしてテック業界での課題感も大きくE2Eテストの自動化やノーコードを目指すサービスも多数存在します。しかし高価なうえ、自動化の精度が十分でない場合も少なくありません。 そんな中で browser-use が登場しました。Web開発者にとってブラウザの自動操作といえば思いつくのはe2eテストです。 概要 本実験では、以下のツールとサービスを使用してE2Eテストの自動化を試みました。 使用ツール: Python, browser-use, Playwright, Jest 実験用
タイトルについてだが、これは「R1は米国の輸出規制が無ければ開発しえなかった。つまり輸出規制は逆効果だ!」という事をアメリカに(そして全世界に)喧伝する為だったのでは?という考察。 なぜなら米国の輸出規制のおかげでdeepseekは安くて性能の低いチップを使うしかなく、結果的に中間命令セットであるPTXを使用するしか無くなって、その方向で学習効率を上げようと努力したからだ。そして低コストでo1に匹敵するモデルを開発するに至った。 OSSとして発表する事でこの事実に説得力が生まれるし、また世界の注目も集めやすいと思える。(もちろん世界中でこの方向性で研究開発が進んでその成果を自分達も利用したい、という事も大きいとは思うがそれはOSSでは当たり前なので割愛) ただしPTX(Parallel Thread Execution)はNVIDIA用のチップ向けに開発されたものなので依然としてNVIDI
人工知能(AI)ツールへの依存が高まるにつれ、特に「認知的オフロード(認知負荷の軽減)」という現象を通じて、批判的思考能力が損なわれる可能性を検証した論文が今月、社会学の学術誌Societiesに掲載された。この研究結果は、たとえば司法や法科学など、テクノロジーへの過度の依存が深刻な結果を伴う過誤を引き起こしかねない高リスク分野でAIを活用する専門家にとって、重大な意味をもつ。 司法の現場では、専門家の証人や弁護士がAIを使用するケースが増加傾向にある。しかし、十分な監督や検証を伴わないAI使用にはリスクが伴う。今回発表された研究結果は、AIの利便性が人間の意思決定や批判的分析の質を低下させるおそれを浮き彫りにし、こうした慣行の危険性をいっそう顕わにするものだ。 認知的オフロードとAIに関する発見 この研究では、幅広い年齢層の参加者666人を対象に、AIツールが批判的思考能力に与える影響を
こんにちは、株式会社Berryの浅沼です。 この記事を書いている数週間前くらいから話題のClineを会社で導入し、開発に利用しています。最初はコードの自動生成から試していたのですが、.clinerulesを使ってプロジェクトごとのカスタム設定ができることを知り、どんどん活用の幅を広げていきました。 特に大きかったのが、プロジェクト内のコード構造・コーディングルールの設定に加えて、コミットメッセージやプルリクエストのタイトル・サマリーを生成するルールを追加したことです。これによって、「コードを書く→コミットメッセージを考える→プルリクを書く」という一連の作業がスムーズになり、全体の開発効率が格段に上がりました。 この記事では、実際の.clinerulesの内容も含めて、どのようにルールを作り、育て、活用しているのかを紹介します。特に、コードの自動生成以外の使い方にも触れますので、すでにCli
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