特に深い問題が潜んでいるとも思わないが、なんか違和感が残る。そのあたりが、どうも言葉になってこない。 ⇒asahi.com:車借り、前日下見か 加藤氏実家全焼 - 社会 山形県鶴岡市にある加藤紘一・自民党元幹事長(67)の実家と事務所が15日に全焼した事件で、敷地内で腹部を切って倒れていた東京都内の右翼団体幹部(65)が、レンタカーで火災の前日に現場近くを訪れていたことがわかった。実家の1階からは油をまいた痕跡や包丁が見つかり、県警は当初から計画をして、下見をしたうえで放火と割腹自殺を実行した可能性が高いとみている。 これまでの調べでは、幹部は13日に同県天童市内のホテルに宿泊。14日午前8時半ごろ、同市のレンタカー店で軽ワゴン車を借りた。同9時台には国道112号を鶴岡市方面に向かい、15日正午すぎにも同市方向に走っていたことが自動車ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)で確認された。 小
2006年06月29日05:40 カテゴリPsychoengineering 家出を知らない子供たち この事件のことを知って、最初に思ったのは、なぜ彼は家出をしなかったかということ。 池内ひろ美の考察の日々: 奈良・母子放火殺人 なぜ彼は義母子を殺したのか? 彼は、ちゃんと自分の言葉で語っている。 「リセットしたかった」 告白しよう。私が今あの世でも塀の向こうでもなく、高層マンションのてっぺんでこうしてblogを書いていられるのは、家出を知っていたからだ。特に父親に殺意を抱くなどしょっちゅうだったし、母親にだってある。殺意を全く抱いたことがないと言い切れるのは妹に対してだけだ。 しかし、その殺意を実行に移したらどうなるかぐらいの想像力はあった。だから家出した。何度もした。懲りずにした。もう学校に行かなくなっていた私がごくたまに学校に行くのは、家出の旅費を少しでも浮かすための学割証をもらいに
奈良県田原本町の医師(四七)の家がその長男の放火で全焼し、母子三人が死亡した事件について、この手の事件がいつもそうであるように、私は関心を持っていなかった。事件の概要すら理解していなかった。少年の父親も焼死していたと思っていたくらいである。たまたまラジオを聞いていて、父親が存命であることを知り、知った途端、事件の印象は激変した。私のその印象は率直に言って妄想に近いものだろう。これが事件の真相だとはまるで思わない。この事件には外面的にはそれほどのミステリーはなく、事件の核心は少年の心の中にある。私はその少年の心を洞察するわけでもない。できないし、率直に言ってあまりしたくない。そして、このことは、本当は書かないほうがいいのかもしれないが、簡素にだけ書いておこう。 最初この事件をなんとなく知ったとき、少年はなぜ家出しなかったのかと思った。自分のなかに殺意を抱えるより、憎む対象と無関係になりたいと
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