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昨日の記事には予想以上の反響がありまして、共感も多くいただけた反面、 「国民の声を軽視するとは何事だ」 「政治家としての資質がまったくない」 「最低」 等など、手厳しい批判もありました。 さすがに悔しいので(苦笑)、まず冒頭に所見を述べておきます。 (先ほど見に行った国会前の様子。若者の姿もチラホラ) 政治家がデモを恐れない、一過性のものだと考えることは、必ずしも国民の声を軽視しているわけではありません。 しかし、民意として最も大事なものは言わずもがな「選挙」です。 選挙で最大の信託を受けた政治家・政党の意思決定が、一時的なデモで覆るようなことがあれば、それこそ民主主義国家と言えるのでしょうか? もちろん、今の選挙制度は完璧なものではありません。 一票の格差などの問題もあるし、重要政策ごとに国民投票を行い、4年間の空白を埋める仕組みも必要だと思います(我が党の直接民主型政治!)。 それでも
あんまり秘密保護法がらみの話題にこれ以上触れても何の特もないのでこれで終わりにしたいのですが、秘密保護法の反対デモがあまりにも香ばしくて考えさせられるところがありまして、取り上げることにしました。まずは二つの写真の比較していただければと思います。 (日本のデモ) (韓国のデモ) 上が日本での秘密保護法の反対デモの写真なのですが、自動車の前で寝そべっています。私の知る限り日本ではこんなデモ文化なかったと思うのでちょっと調べてみたら出てきたのが下の写真でこれは韓国のデモの風景ですね。。。。ウリ二つ。。。んでもってもう少し調べたら出てきたのが下の写真です。 こちらは秘密保護法反対デモ参加者が持っていたプラカードの裏側をこっそり撮ったものらしいのですが(表向きは原発反対の内容になっているので信憑性が問われますが)見るからにハングルがちらついておりまして、こちらも韓国の匂いがプンプンします。デモを仕
日本の政治がグダグダになっている原因を「民主主義の不足」に求めて「ネットで直接民主主義」とか「官邸デモで政治を変えよう」などというのはナンセンスだ。ある意味で、日本は古来から非常に民主的な国であり、むしろ民主主義の過剰が「非決定」をもたらしているからである。 この点を丸山眞男は論文「政事の構造」や講義で論じている。そのキーワードは、まつりごとである。これを漢字で「政」と書くため、古代の日本では祭政一致だったという俗説があるが、日本では祭祀と政治は古代から明確に分離されていた。記紀では「まつる」の主語は天皇ではなく、その派遣したヤマトタケルやオホビコノミコトなどの皇子であり、彼らは天皇に職務を委任されて奉仕する(まつる)。つまり日本では政治とは、臣下が天皇に奉仕することなのだ。 これは皇帝が権力を独占して国家を支配する中国の政治とは違い、法によって政府が統治するgovernmentとも違う。
雨が降る中、首相官邸前で大飯原発の稼働停止を訴える人たち=東京都千代田区で2012年7月6日午後8時3分、竹内幹撮影 毎週金曜日夕方に、東京・永田町の首相官邸前で行われる原発再稼働への抗議行動に対し、各政党に危機感が高まりつつある。自発的に集まる人々がほとんどで、政党側には意思疎通のパイプがない。矛先が既成政党全体に向かうきざしもあり、「なめたらえらいことになる」(自民党幹部)という声も出ている。 自民党の谷垣禎一総裁は、26日の記者会見で抗議行動について「不安を表現する道を探している人がたくさんいる。その不安感の根底にあるのは何か。そういう不安を払拭(ふっしょく)するのは、どういう立場にあっても政治の大事な仕事だ」と厳しい表情で語った。 政府が原発の再稼働を進める方針は揺るがず、自民党も再稼働の必要性を認める立場だ。電力総連出身の民主党参院議員は「原発を止めれば料金も上がる。好き嫌いで語
2011年10月21日 日本はどうしてデモが少ないのか 1 世界中の異議申し立て リビアのかつての最高指導者カダフィ大佐が死亡しました。ご承知のとおりこれは2010年にチュニジアで発生し、その後周辺各国に広まった民衆による反政府運動、いわゆる「ジャスミン革命」の影響を受けたもので、これまでチュニジアやエジプトの30年以上続いた長期独裁政権を倒しております。 アメリカでも「ウォール街を占拠せよ」を合い言葉に千人規模のデモ行為が9月17日から続いています。ギリシアでも緊縮財政に反対してゼネストなどが起こるなど世界各国で様々な形で政府に対する異議申し立てが行われています。 2 日本の異議申し立て 翻って日本を見ると、確かに反原発デモなどが行われておりますが、世界各国で起こっている反対運動と比べるとどうしても規模的に小さいような気がします。別に大規模なものが起こることが良いわけでもないので、必ずし
ウォールストリートのデモの話にギリシャのゼネストの話。世界の出口の見当たらない底なし不景気の象徴のような出来事であり、わが国とて決して他人事ではなく考えさせられることが多くあります。 ウォールストリートで聞かれる代表的な声は、「金融街など人口のわずか1%の人たちが世界を仕切っていて、99%の人々が苦しんでいるのはおかしい」。ギリシャのゼネストで聞かれる代表的な声は、「一部の金持ちを守って、庶民に負担を強いる財政再建策は許せない」。ともに資本主義社会が積み上げてきた社会構造を、根底から否定する主張であります。言ってみれば、資本主義が行き着いた格差社会に対する疑問を投げかけ、その是正を求める民の声です。 先進国を襲う世界的大不況は、今後一層の高齢化社会が進行する未来において改善の灯はほとんど見えてこないと言っていいでしょう。すなわち、先進国の経済成長期に大量消費で経済を支えてきた若年層は今や老
シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。 ビジネスモデルの破壊者たち シュンペーターの創造的破壊を地で行く世界の革新企業の最新動向と未来戦略を、シリコンバレー在住のジャーナリストがつぶさに分析します。 バックナンバー一覧 OccupyWallStreet(ウォール街を占拠せよ)のデモとその機運が、燎原の火の如く全米に拡大している。 OccupyWallStreetは、そもそも9月17日頃に始まったアメリカの金融システムに抗議するデモだ。リーマンショック以来の危機から立ち直れずにいるアメリカ経済。失業率は高止まりし(9月は9.1%)、どんなに仕事を探しても職にありつけない人々が方々にいる
米国で格差是正を訴えるデモが広がりを示し始めている。 これは対岸の火事ではない。 日本人は温厚で、権力に対して従順であるから、民衆による権力への抗議運動はなかなか起こらない。 しかし、絶対に動かないわけでもない。 江戸時代には島原の乱や大塩平八郎の乱などの事例がある。いずれも悪政に耐えかねた民衆が、力量のあるリーダーを先頭に運動に参加していったケースである。 明治維新は本来、理想に燃えたものであったが、維新政府が成立すると、成り上がり者の志士の多くが利権亡者に変身した。 維新の功業をないがしろにする新しい利権集団の登場に対して、維新の志士の中から世直しを試みる動きが発生した。 これが第二維新運動であった。 第二維新運動の気分は、西郷南洲遺訓によく表されている。 「万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし、驕者を戒め、節倹を勤め、職務に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思う
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