2019年1月16日 田中 宇 北朝鮮の金正恩と米国のトランプとの2度目の米朝首脳会談が、まもなくベトナム(ハノイかダナン)で開かれそうな流れになっている。昨年末から何回か、米国と北朝鮮の外交官がベトナムの首都ハノイで会い、米朝首脳会談の開催について話し合っている。ベトナムは、昨年6月の1回目の米朝首脳会談の時も、開催地の候補に上がっていた。金正恩は、首脳会談に向かう自分の飛行機が米軍に撃墜されるのを恐れているが、北からベトナムへは、中国の内陸部を通って飛行できるので安心だ。ベトナムは、米朝両方と国交がある。かつて米国の仇敵だったが今は仲が良く、共産党の一党独裁国だが経済改革(ドイモイ)して成長した。これらは、米朝の和解的な未来のお手本となるイメージだ。韓国の文在寅大統領は、米朝首脳会談が1月中か2月に開かれると言っている。 (Why Vietnam is best location fo