金足農業(かなあしのうぎょう)高校が秋田県代表として103年ぶりに第100回の甲子園決勝に出場した。秋田県秋田市のエリアなかいちでは大きな盛り上がりを見せ、県民が一体となり選手、もとい球児たちに声援を送り続けた。その熱狂の中心、エリアなかいちでの現地レポート。 秋田県の盛り上がり 2018年8月20日 甲子園準決勝、金足農業が日大三高に勝利し、秋田県代表が103年ぶりに決勝進出。 3回戦の横浜高校との死闘や、準々決勝の近江高校戦での逆転劇は今大会の名勝負に数えられることだろう。 東京で見ていた僕らも盛り上がったが、秋田県での熱狂は各地で話題になるくらいすごかったと聞く。 それもそのはず、金足農業は公立の農業高校で、メンバー全員が地元秋田県出身なのだ。 連日の逆転は金足農業自身にとっても誤算で、応援団の滞在費が足りなくなり寄付金を呼びかけたほどだ。 それに対して金足農業と決勝戦を争う大阪桐蔭