ある程度濃いインターネッターには生前から有名な伊藤計劃さんの本を初めて読んでみた。僕は彼が死ぬちょっと前に名前を知ったけど、微妙に機会がなくてですね。でも、今回機会があったので読みました。まー、一回しか読んでないんで、割と雑な感想を書く。 たしかに、インターネッターの間で評判が良い小説らしく、非常に面白かった。流れで、ウィリアムズのスピンオフも購入してみた。 文章のテンポが良いね。長い割にさらっと読めた。あと、構成が分かりやすい。第一〜五部まで、描かれている場所と任務とテーマと主人公の変化がハッキリと示されていてわかりやすかった。エンタメしてるなー。 戦闘の描写が面白く、ダメージ表現を暗喩とイメージたっぷりの文体で描いていて面白かった。また、特殊部隊軍人の戦闘という日常を描いているんで、割と同じような「ブリーフィング」→「出撃」→「接近」→「戦闘」→「ピンチ」→「逆転」→「状況終了」→「帰
