https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1143523901 戦前の知識人が必ず読んだという本があります。 阿部次郎『三太郎の日記』 この本を読めば藤村操のことがわかる。 藤村操は自殺ではない。自決なんです。この二つの死には雲泥の差がある。 自分のために死ぬのが自殺。動物的本能に負けて惨めに死ぬこと。だから古来から全ての宗教で禁じられている。 自決とは生きるために死ぬことなんです。まあ、考え続けるといいです。 生きるとは何なのか。それは動物的に生き延びて死ぬことじゃない。 人間の生とは何なのか。動物本能は自分を守るために備わっているけど、人間的な生とは他者のために生きることなんです。誰かの役に立つことを嬉しいと感ずること。 それが極まっていくと命というものが極限まで燃え上がる。 なぜ動物本能を持つ者が、他者のために