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哲学に関するstonedloveのブックマーク (7)

  • 行き先も決めずに始めた「探究」はクーデターだった:私の謎 柄谷行人回想録⑱|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 1980年代の柄谷さん=人提供 書籍情報はこちら ――前回は、理論的な集大成として取り組んだ「言語・数・貨幣」の連載中に精神的に追い詰められて1983年秋に連載を中断した当時のお話をお聞きしました。(第17回参照) その柄谷さんが、「群像」85年1月号から新たに取り組んだのが「探究」です。 柄谷 「探究」を始めたのは、ウィトゲンシュタインの影響が大きかったと記憶しています。「探究」というタイトルもウィトゲンシュタインの『哲学探究』から来ている。彼は、体系的な哲学者の対極にある人でしょう。僕も、体系をつくろうとするのはやめて、そのときどきに考えたことを書こう、と思った。それで、何を書くかも決めずにタイトルだけを決めて始めた。 《ウィトゲンシュタイン(1889~1951)は、オーストリアの哲学者。ケンブリッジ大学教授。分析哲学の形成と発展に大きな影響を与えた20世紀最

    行き先も決めずに始めた「探究」はクーデターだった:私の謎 柄谷行人回想録⑱|じんぶん堂
  • 哲学の世界にまん延「有害な男らしさ」 講演で笑いを取ろうとセクハラ発言も|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    自身の経験を踏まえつつ、哲学の領域に根強い男性中心主義を指摘する横田さん(京都市北区・立命館大衣笠キャンパス) 魂の不死を論じたプラトンや「私」という存在を考察したデカルト、言語を巡る革新的な哲学を展開したウィトゲンシュタイン…。「普遍的な人間の問題」を扱ってきたとされる哲学だが、代表的な哲学者には男性が多い。現代日の総務省の科学技術研究調査でも、2023年の大学などにおける哲学の女性研究者は2割で人文・社会科学全体の3割を下回る。森羅万象を対象とするはずの哲学に潜むジェンダー格差をどう考えればよいのか。現場の哲学研究者たちに聞いた。 「近年まで哲学の著作は男性によってほぼ独占されてきた。『人間』について探究するから普遍的だという『看板』の下、偏った議論を展開してきた」。「感じない男」などの著作がある早稲田大人間科学部教授の森岡正博さん(65)は、そう指摘する。男性哲学者が支配的だったこ

    哲学の世界にまん延「有害な男らしさ」 講演で笑いを取ろうとセクハラ発言も|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
  • アメリカ原理時代の終焉と"脱西洋"の新しい時代――グローバル化による破壊と混迷を立て直す力(下): 言論工房 Fushino_hito

    ★「ガザ最終戦争」とアメリカ アメリカがグローバル・レジームとして打ち出した「テロとの戦争」を真っ先に歓迎したのが、他でもないイスラエルだ。当時、第二次インティファーダ(民衆蜂起)で、ガザだけでなく、ヨルダン川西岸でもイスラエル占領軍に対して石を投げて抵抗するパレスチナの民衆を軍事弾圧していた。 ブッシュ宣言に意を強くした当時のシャロン首相は「まさにわれわれがやってきたのがテロとの戦争だ」として、パレスチナ民衆の軍事制圧を正当化した。自分の安寧秩序を脅かすものは「絶対悪」であり、抹消する権利があるという論理だ。これでムスリム団体出自のハマスを堂々と駆除できるようになり、ハマスの戦闘員を生み出すガザの住民たちは「テロの温床」として壁に閉じ込められ、いつでも爆撃されるようになった。 この「テロとの戦争」から、アメリカ軍中央司令部による日々の戦果発表は「テロリスト〇〇人殺害」と報じられるようにな

  • イスラエルはどうしてあんなにひどいことができるの? 早尾貴紀——前編|じんぶん堂

    記事:平凡社 パレスチナ・イスラエル問題に関するオンラインセミナー「パレスチナ連続講座」に登壇する東京経済大学教授の早尾貴紀さん 書籍情報はこちら ヨーロッパ植民地主義を反復するイスラエル イスラエルは1948年の建国の際に、およそ500のパレスチナの村や町を破壊し、住んでいた人々は難民となって周辺の地域に逃れました。とりわけガザ地区は住民の70%以上が難民という状況が生じました。 1967年から軍事占領されたガザ地区では、抵抗運動とそれに対する弾圧、空爆や侵攻も繰り返されてきました。2000年代からは陸海空の封鎖が強化され、ガザ地区は外部との出入りがほぼできない「巨大監獄」のような状態に置かれています。2023年10月7日の武装蜂起は、このような軍事占領に対する最終的な一斉蜂起、最後の抵抗でした。 それを受けてイスラエルは大規模な空爆、侵攻、虐殺を始めました。抵抗運動を組織してきたハマー

    イスラエルはどうしてあんなにひどいことができるの? 早尾貴紀——前編|じんぶん堂
    stonedlove
    stonedlove 2024/06/05
    ハミッド・ダバシ「イスラエルの対ガザ戦争にはヨーロッパ植民地主義の歴史全体が含まれている」/ユルゲン・ハーバーマス「イスラエルのガザ攻撃は正当な反撃であり、ヨーロッパはイスラエルと連帯すべき」
  • アジア初 日本の哲学者 柄谷行人氏、2022年バーグルエン哲学・文化賞を受賞

    アジア初 日の哲学者 柄谷行人氏、2022年バーグルエン哲学・文化賞を受賞現代哲学と政治思想に大きく貢献した先駆的な思想家 バーグルエン研究所(米国 カリフォルニア州ロサンゼルス)は日、バーグルエン賞審査委員会が、卓越した日の哲学者、文芸評論家である柄谷行人氏を2022年のバーグルエン哲学・文化賞の受賞者に選出したことを発表しました。同賞は、急速に変化していく世界のなかでその思想が人間の自己理解の形成と進歩に大きく貢献した思想家に毎年授与されており、賞金は100万米ドルです。アジア人初の受賞者となる柄谷氏は、哲学、文学理論、美学、言語学経済学政治、東洋と西洋、過去と現在を横断する稀有な思想家です。同賞審査委員会は、「柄谷氏は現代哲学、哲学史、政治思想に対する極めて独創的な貢献をした。混迷するグローバル資主義と民主主義国家の危機、めったに自己批判が伴うことのないナショナリズムの復

    アジア初 日本の哲学者 柄谷行人氏、2022年バーグルエン哲学・文化賞を受賞
  • 「資本と国家への対抗」に機運 哲学者の柄谷行人さんに聞く|好書好日

    昨年来、米国での講義などの予定がなくなり、『世界史の構造』に続く「交換様式」に関する大作に取り組みながら、多摩の里山を歩き回る日々を送る。「庭で作物を作っているのをずいぶん見かけるようになった。農地を借りている人もいるようだ」。テレワークが進み、都会を出て地方に移住する人が増えたことに注目している。 アソシエーションとは、特定の興味や目的で結びついた社会組織を指す。や環境への関心に導かれ、若者たちが都市から地方に移って就農することを「地縁や血縁で結びついた昔の共同体を取り返しているのではなく、新しい共同体を作っている」と好意的にみている。 多くの論者がコロナ禍をグローバル化と結びつけ、人々の移動の激しさが感染拡大を生んだと読み解いてきたが、柄谷さんは、むしろ「定住」にこそコロナ禍の根はあるとみる。 「僕の考えでは、人類史の大きな境目は定住にある。人類がなかなか定住に至らなかった原因の一つ

    「資本と国家への対抗」に機運 哲学者の柄谷行人さんに聞く|好書好日
  • バービーが大声で言いたい、スピリチュアルが好きで何が悪い(バービー)

    「最も信頼おける言葉をもつ芸人」のひとり、フォーリンラブ・バービーさんによるFRaU web連載「音の置き場所」(毎月1回更新)。11月4日には、連載を一冊にまとめた初エッセイ集『音の置き場所』が発売されました。 誰もが抱えているモヤモヤについて、バービーさんが思っていることを自身の言葉で綴っている連載の最新回は「スピリチュアル」がテーマ。この言葉を聞くと、「ヤバイ」「危ない」「怪しい」などのイメージを持ってしまいがちですが、大学時代に遡り、バービーさんが音をぶつけます! バービー連載「音の置き場所」今までの連載はこちら スピリチュアルなものへのアレルギー反応 コロナの影響で、激務から解放されたとしても、人々はまだ疲れから抜け出せない。自粛疲れ、SNS疲れ、自己肯定感ブーム疲れ、新しいプレッシャーが次から次へと泉のように湧いて止まらない。私自身も今、各所で音を言いすぎて少し疲弊し

    バービーが大声で言いたい、スピリチュアルが好きで何が悪い(バービー)
    stonedlove
    stonedlove 2020/11/27
    バービーは東洋大学の印哲なので、いうなればスピリチュアル・エリート。そのへん割り引いて読む必要はあるけど、宗教は大事よね。/いまの日本人が宗教フォビアなのは、オウム事件を総括できていないから。
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