その記事でも触れたW3TechsによるWeb上のプログラム実行技術のシェアだが、現時点でFlashは2.3%と筆者の予想(1%前後)よりもやや高い水準にとどまっているものの、各方面の努力により既存コンテンツを含め、消滅へと向かうだろう。Adobe AIRなど形を変えて技術は残るが、2000年代にインターネットを沸かせたFlashの世界は2020年をもって終了することになる。 Flashサポートがブラウザから消える流れ 例えば、2019年7月にリリースされたGoogleのChrome 76以降のブラウザでは、Flashコンテンツの実行は「Block by default」状態になり、割と面倒な手順を踏まない限り実行はできない。現時点ではまだ実行可能だが、2020年12月のタイミングでは削除警告が表示され、2021年1月時点で「Out of Date」状態となり、プラグインであるFlash P