Western Digital、各HDDの記録方式を公開、WD Red問題が関係? 2020 4/29 Western Digitalは現地時間2020年4月20日、自社公式ブログに、「WD Red NASドライブについて」とのタイトルの記事を投稿し、各HDDシリーズの記録方式を公開しました。 WD Red NASドライブについて Western Digitalは今回投稿した記事で、瓦磁気記録方式(SMR:Shingled Magnetic. Recording)と従来型磁気記録方式(CMR:Conventional Magnetic Recording)を、どのHDDに採用しているかを明らかにしました。 Western Digitalは記事中で、下記のように述べています。 最近、一部のWD Redハードディスクドライブ(HDD)で使用されている記録方式についての議論が交わされています。本
昨今流通している新方式、SMRを採用したHDDはUbuntuでも充分な速度が出るかを検証しました。 昨今のHDD事情 ストレージデバイスとしてはSSDが普及し、特に500GBクラス以下では普通に使われるようになりました。そしてそれが価格の下落により年内には1TBクラス(あるいはそれ以上)になるであろうという予測がUbuntu Weekly Topics 2019年1月7日新春特別号で言及されており、筆者も同感です。この見解は筆者の勝手な推測も混ぜていますが。 より大容量(2〜3TB以上)が必要な用途にはHDDが選択されるのは当面は変わらないでしょうが、そのHDDの容量増加は足踏み状態となっています。HDDは昔はともかく現在において2.5インチと3.5インチしかなく、容量を増やすためにはディスク(プラッタ)1枚あたりに書き込めるファイルサイズを大きくするか、1台に入れるプラッタの枚数を増やす
セキュリティ企業のESETは、ハードディスク搭載PCをクラッシュさせる音響攻撃「ブルーノート」に関して注意を呼びかけた。PCのスピーカやPCの近くに置かれたスピーカからある種の音を流すだけで、PCを使用不能な状態に陥れられるという。なお、攻撃を受けるのはハードディスクなので、SSDのみを搭載しているPCはクラッシュしない。 この攻撃は、ミシガン大学と浙江大学の研究チームがデモンストレーションしたもの。音楽である音程を意味する用語“ブルーノート”と、Windowsのクラッシュ画面“ブルースクリーン”から、ブルーノート攻撃と呼ばれるようだ。 研究チームによると、音の振動でハードディスクの読み書きヘッドとプラッターがそれぞれ振動し、振幅が限界を超えるとハードディスクそのものが損傷したり、ソフトウェアが誤作動したりして、ファイルシステムが破壊されクラッシュやリブートに至るという。攻撃を実行するにあ
コンピュータに格納され、システム領域やユーザ領域として利用される「内蔵ストレージ」。主役はハードディスクからSSDに変わりましたが、ときどき"健康診断"が必要なことは同じです。今回は、Macの内蔵ストレージのヘルスチェック術を紹介します。 内蔵ストレージの寿命 ハードディスク(HDD)にせよソリッド・ステート・ドライブ(SSD)にせよ、内蔵ストレージには"寿命"があります。HDD内部では「プラッタ」と呼ばれる磁気ディスクが高速回転し、それを「ヘッダ」により読み書きします。可動部品が多く含まれるほか、パソコン内部という熱がこもりがちな環境下で利用されるため、寿命は比較的短めです。個体差や稼働時間にもよりますが、短い場合で数カ月、平均的には4〜5年ほどとされています。 半導体(NAND型フラッシュメモリ)を読み書きするSSDにも、寿命はあります。HDDと異なり可動部がないため、物理的に故障/破
写真はどこに保管するのが一番安全なのか?今回は1TB以上の大容量データ(RAWデータや動画含む)を管理していくことを想定しているため、保管先のストレージとして外付けHDDとNASをメインに考えつつ、補助的にクラウドストレージを使うことを想定しておきます。 バックアップ無しは論外この記事を読んでいる方なら大丈夫かと思いますが、バックアップ無しで大事なデータを運用するというのは問題外です。 データが飛ぶのが怖いからNASやデータセンター向けの高級HDDを使って安心している人がたまにいますが、どんな高級なHDD(SSD)を使っても壊れるときは壊れます。単に確率が低いだけです。どんなHDDでも壊れた場合はデータがゼロになります。(HDDの復旧サービスで運良くデータを取り戻せる場合もありますが、10万とか20万は軽く飛んでいき完全に戻る保証もありません) 消えては困る大事なデータは必ずバックアップを
スマートフォンだけでなくパソコンの記憶装置としてもフラッシュメモリーが主体となってきた。HDDの役割は終わった感があるが、データセンターなどでは引き続き需要は残る。米ウエスタンデジタルがライバルに先行して、大容量化に適した新記録方式を開発した。 (日経ビジネス2017年12月25日・2018年1月1日号より転載) 「HDDはNANDフラッシュメモリーに駆逐されるんじゃないか。しばらく前には、そう思っていた。今は、当面はすみ分けられるだろうと考えている」。HDDメーカーから、こうした声が漏れ始めている。2016年から17年にかけて、NANDフラッシュメモリーの供給不足でHDDの需要が持ち直したことが一因だ。もう一つの理由は、HDDでなければならない用途が、少なくとも今後5~10年は継続するとの予測である。
クラウドストレージサービスを提供するBackblazeが、自社で運用するストレージセンターのハードディスク(HDD)の故障率データの2017年版を発表しました。総計9万台以上のHDDのモデル別データが丸わかりになっています。 2017 Hard Drive Failure Rate Comparison https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-stats-for-2017/ 2017年末時点でBackblazeの運用するHDDは9万3240台。そのうち9万1305台がデータ保存用ストレージです。以下のデータはデータ保存用ストレージに関するエラー率です。 2017年Q4(10月から12月)のエラー率は以下の通り。なお、導入数が45台未満のモデルのデータは除外されています。一目見て際立ったエラー率をたたき出しているのがSeagateの4TBモデル「S
macOS High Sierraでは「ディスクを暗号化」機能はデフォルトでAPFSが選択され、HFS+のボリュームも警告無しでAPFSへ変換されます。詳細は以下から。 Appleは現地時間2017年09月26日にリリースした「macOS 10.13 High Sierra」ではAppleの新しいファイルフォーマット「APFS」を一部のMacに導入していますが、「Carbon Copy Cloner」を開発している米Bombich Softwareによると、あるユーザーがHFS+フォーマットの16TB RAID外部ストレージをHigh Sierraで右クリックから暗号化したところ、 Oddly, though, CCC, Disk Utility, and Terminal all agreed that his HFS+ volume was now an APFS Encrypted
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