国連は24日、中東・イエメンで続くコレラの集団感染は世界最悪の規模に拡大していると警告した。ユニセフ(国連児童基金)と世界保健機関(WHO)が共同声明を発表し、内戦の続くイエメンの感染者は20万人を超えたと推定されると明らかにした。
上昌広(医療ガバナンス研究所 理事長) 「上昌広と福島県浜通り便り」 今回も子宮頸がんワクチン騒動を巡るメディア報道について書きたい。11月15日、子宮頸がんワクチンの副作用についての厚労省班研究(代表:池田修一信州大学教授)に関する不正疑惑について、信州大学が設置した調査委員会が、調査結果を発表した。 同日、朝日新聞は「信州大「不正認められず」子宮頸がんワクチン研究巡り」、毎日新聞は「子宮頸がんワクチン研究不正認められず 信州大調査委」という記事を配信した。朝日、毎日新聞の何れも池田教授のコメントを引用していた。朝日新聞は「捏造も不正もなかったことを実証していただき、安堵しました。引き続き子宮頸がんワクチン接種後の副反応に苦しむ女児たちの診療に全力を注ぎたいと思います」という具合だ。 私は、この記事を読んで驚いた。知人から入手した信州大学の調査委員会の報告書の内容とは全く違うからだ。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(2011年9月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle 【10月27日 AFP】米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)の予防接種に関する諮問委員会は25日、性交渉を通じて感染し子宮頸(けい)がんなどの原因になるヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチンを、11~12歳の男子にも定期的に接種すべきと勧告した。 男性においても尖圭コンジローマやがんの発症を抑える効果が期待でき、間接的に女性を保護できるという。また、女子のワクチン接種率が伸び悩んでいることから、性経験前の男子に接種することで、女性側の負担を軽減することにもつながるとしている。 ■同性愛者の肛門がん予防にも効果 一方、HPVワクチン接種は男性同性愛者の肛門がん
by John Voo 近年になって抗生物質に強い耐性を持つ「スーパーバグ」という細菌が数多く報告されていますが、淋病を引き起こす淋菌の中にもスーパーバグが登場しており、世界中に広まっています。WHOはこの「スーパー淋病」に対して、現在治療に用いられている抗生物質が効き目を生み出さないとして、新たにガイドラインを改訂しました。 WHO | Growing antibiotic resistance forces updates to recommended treatment for sexually transmitted infections http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2016/antibiotics-sexual-infections/en/ Gonorrhea Is Becoming Untreatable, U.N.
麻疹(はしか)蔓延・・・ 職業は医師、職場は大阪、普段利用するのは関西空港。そして情報発信をするブログを書いており、内容が飛行機関係。 そんな自分が書かないわけにはいかないです。 リアルな情報があったりするので、具体的な内容には触れれませんのでご理解下さい。 現在「麻疹(はしか)」が流行しています。まじで、やばいです。自分は本当にビビってます。 8/25にに朝日新聞に大きな記事が出ました。 この1週間で、確実に麻疹が広がっています。 まず、海外で麻疹をもらって来た患者が、ジャスティンビーバーのコンサートに行ったようです。そこで大量に感染。あとで書きますが、麻疹は空気感染します。 その患者は、西宮市在住らしく、先日関西空港も利用したと。ほんで関西空港あたりでも大量に感染してる。 今、そんな状況です。 麻疹ってどんな病気?? 麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性のウイルス感染症です。 麻疹ウイルス
ロシア・ヤマル半島のヤルセールで、トナカイの体調を診る獣医師ら。ロシア非常事態省提供(2016年8月8日提供)。(c)AFP/Russian Emergency Ministry 【8月15日 AFP】ロシア極北ヤマロ・ネネツ(Yamalo-Nenetsky)自治管区で今月初めに起きた炭疽(たんそ)の集団発生で、先週までに23人の感染と少年1人の死亡が確認された。同国政府は感染拡大を防ぐことを目的にレスキュー隊や兵士らを数百人規模で配備した。 ロシア北部同自治管区にあるヤマル(Yamal)半島での集団発生については、炭疽菌に感染したトナカイの死骸が永久凍土の融解により露出し、他の動物に感染したことが感染拡大の原因と考えられている。 今後の懸念は、温暖化によって永久凍土が解け、その他の病原体が今回と同じように露出することだ。中には氷河時代にまでさかのぼる病原体もあると考えられている。 「今回
関西空港を運営する関西エアポートは空港内の誘導や受付などを担うグループ会社の社員ら16人が麻疹(はしか)に感染したと発表した。ほかに21人にはしかの疑いがあるという。 関西エアポートによると、20代女性社員が8月18日に医療機関ではしかと診断され、27日以降、同様の症状が広がった。同社は空港内の業務を担う約320社の従業員1万5千人に向け、出勤前の熱の測定などを呼びかけている。利用客からの問い合わせは専用電話(072・455・2288)で受け付けている。 一方、厚生労働省によると、はしかに感染し、8月14日に千葉市の幕張メッセでのコンサートに参加した兵庫県西宮市の男性も7月下旬に関空を利用していた。感染が確認された関空で働く社員とこの男性のウイルスは同じ型で、厚労省はいずれも関空内で感染したとみている。ほかに7月下旬に関空を利用した近畿在住の4人の感染が確認されているという。(花房吾早子、
【麻疹に関する注意喚起】(発表・連絡ベースに修正しました) 麻疹発症中の成人男性が8月14日に千葉県幕張メッセで開催されたコンサートに参加、コンサートには各地からの参加者がありますので、潜伏期間を考えると本日から数日間の受診者では注意が必要です。...
記事が読みにくかったので書き直しました。 「膀胱炎」などのワードで検索してきた、 とにかく治し方を知りたい人は、こっちを見てください。↓ yaya.hatenablog.com -----(ここから下は旧記事です)----------- リプロライツ関連のトピックを調べていて、非常に強く思ったわけです。 恋人、または配偶者のいる世間の女性は膀胱炎に苦しみすぎてやしないか。 膀胱炎ってしってますか? パートナーのいる女性は大概知っているのではないかと思う。 何故か。『性交経験者の女性はかなり高確率でかかる病気だから」です。 膀胱。字面がパワフルである。これだけ見てもぴんと来ない。 でも、ものすごいありふれた病気。女性にとっては。 性交経験がなくても罹りうる。ただ、不衛生な性交渉を行うとかなり高い確率で罹る。 そして、にも関わらず、パートナー間で問題が共有されづらい。 しかし、下手すると死ぬ病
名古屋市は、昨年、市内に住む若い女性約7万人を対象に、日本初の子宮頸がんワクチン接種後症状に関する大規模調査を行った。回答率は4割超。こういった調査では高い数字である。 「調査結果(速報)」で示された結果は、月経不順、関節や体の痛み、光過敏、簡単な計算ができない、身体が自分の意志に反して動くなど、子宮頸がんワクチンとの因果関係が疑われている24の症状について、年齢で補正するとむしろ15症状でワクチン接種群に少ないという衝撃的なものだった(参考記事はこちら)。この調査で解析を行ったのは名古屋市立大学大学院医学研究科公衆衛生学分野、鈴木貞夫教授の研究室である。 一方、薬害問題に取り組むNGO「薬害オンブズパースン会議」は、速報発表当日に名古屋市役所で会見を開き、「明らかに不自然な結果で、被害実態をとらえる解析もなされていない」(朝日新聞の記述)と批判。2日後の12月16日には市長宛てに「速報の
日本では水痘とムンプスのワクチンが定期ではないため、接種率は20-30%といわれています。 このため、現在各地で流行をしています。 一般の人の感染症の理解は、麻疹なら「ぶつぶつと熱」、ムンプスなら「顔がはれる」といったところです。 治るんだしどうせならなっちゃった方が安くすむ(?)といった誤解もあります。 医療者の考えるリスクは麻疹なら急激な免疫不全、それに伴う肺炎等を考えますし、治癒したあと数年後に発症する脳炎のリスクもあります。水痘なら帯状疱疹、ムンプスなら髄膜炎や難聴も考えます。 ワクチン接種の際に検討すべきリスクは、ワクチン接種での副反応と自然感染での健康被害なのですが、後者の問題は情報としてうまく伝わっていません。というか、専門家は伝えようとしているのか?が問われています。 今年の5月のIASR(国立感染症研究所と厚生労働省結核感染症課が発行)にも関連レポートが掲載されています。
西アフリカ、特にシエラレオネで起きているエボラ出血熱のアウトブレイクがなかなか終息せず、世の中がざわざわしていますね。感染が拡大してしまった大きな要因として、都市での発生と言う地理的要因の他、現地の人たちの教育水準や文化的背景、そして政治体制の問題があるのは疑いようもなく、アウトブレイクの終息にはまだまだ時間がかかりそうです。 国際的な注目が集るきっかけとなった一つの出来事に、アメリカ人の感染者が本国にチャーター機で輸送され、病院に収容されたというものがありました。治療に使われているという未承認薬も含めた一連のアメリカの動きは政治力学の発露であることは否めず、諸手を挙げて「アメリカすげぇ」とは言えない状況ですが、どさくさ紛れのごり押しで研究開発が進むのも事実であります。清濁併呑して突き進むアメリカのパワーを思い知らされます。 さて、当ブログは論文紹介ブログですので、アウトブレイクのニュース
またしても、風疹の話になってしまいました。でも、あまりにひどいデマなので…。twitter上で、「風疹の流行は放射能の影響を隠すために捏造されたもの」である、という言説が広まっています。出処は、ある医師のブログやtwitterでの発言のようです。このブログは紹介したくないのでURLなどは貼りません。震災後、ずっとひどいデマの発信源となっているブログです。これらの主張の要点について検証してみます。 先天性風疹症候群(CRS)は放射能による先天性障害の隠れ蓑なのでは? 先天性風疹症候群の診断には風疹ウイルスに感染したことの確認が必要です。 風疹流行と放射能の話、その2, うさうさメモ 先天性風しん症候群, 厚生労働省 先天性風しん症候群, 厚生労働省 より 上記のように、臨床症状に加え、病原体そのものまたはその遺伝子、もしくは風疹ウイルスに対する抗体が赤ちゃんから検出されない限り、先天性風疹症
ついっぷる - サービスは終了しました。 「ついっぷる」は 2017年10月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2009年12月のサービス開始より8年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 「ついっぷるフォト」サービスおよび画像一括ダウンロードは 2017年11月30日 13:00 を以って終了いたしました。 「ついっぷるトレンド」サービスは 2021年8月31日 12:00 を以って終了いたしました。 長らく「ついっぷる」をご愛用頂きまして誠にありがとうございました。 今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 BIGLOBEのサービス一覧
妊娠中に感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹の流行は、首都圏や関西以外にも広がりつつあります。 専門家は、予防接種を受ける大人を増やす必要があるとしています。 熱や発疹などの出る風疹は患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。 国立感染症研究所によりますと、全国で風疹と診断された患者は、今月17日までの1週間で286人に上り、ことしに入ってからの患者は、去年の同じ時期の22倍の2021人に達しました。 これは、5年前に今の方法で集計を始めて以降、最も大きな流行となった去年の1年間の患者数を3月中に上回る勢いで、最悪のペースです。 都道府県別では東京都が103人と突出しているのをはじめ、神奈川県が42人、大阪府が21人など、引き続き首都圏や関西で多いものの、鹿児島県で12人、愛知県で9人など、流行は全国
発熱や発疹の症状が出る「風疹」の感染が東京都内で広がり、ことしに入ってこれまでにない規模の患者が出ています。 東京都は、予防接種を行うなどして感染に注意するよう呼びかけています。 風疹は、せきやくしゃみなどを通じて感染して、発症すると熱や発疹などの症状が出ます。 都内では、去年夏に風疹の患者が急激に増えたあと、これまでにない規模の流行が継続していて、特に、ことし1月に入ってからは確認された患者の数がさらに増え、先月27日までの1週間には1週間の単位では過去最も多い43人に上りました。 患者は20代から40代の男性が多く、都によりますと、30代後半以降の男性は幼児期などに定期的な予防接種を受ける機会がなかったということで、こうした人を中心に感染が広がっていると見られています。 また、女性の患者は20代の割合が高くなっているということで、妊婦や妊娠の可能性がある人が感染すると、生まれてくる赤ち
犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの感染症になりにくく、抗生物質の使用も少なくて済むとの調査結果をフィンランドのチームが米小児科学会誌(電子版)に発表した。動物との接触で細菌にさらされて免疫が発達し、体が丈夫になるのではないかとみている。 フィンランドの乳児397人を対象に1歳になるまで毎週、健康状況や抗生物質の使用などを報告してもらった。全体では7割が発熱を、約5割が抗生物質の使用を経験、中耳炎にかかった割合は4割だった。 このうち犬のいる家庭では中耳炎にかかる割合が半分近くに減り、発熱やせき、抗生物質を使用する割合も1〜3割少なかった。犬が屋外と屋内を行き来するような家庭ほど健康に育つ傾向が見られるといい、研究チームは「犬が外で汚れて家に戻ってくるためではないか」と話している。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)
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