2017.12.30 11:00 セクハラを“男性問題”として捉えるには「ロジックで考え、自分の内面を見つめる」こと 男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己省察を交えて考えていく当連載。4人目の先生としてお招きしたのは、長年セクハラ問題の解決に取り組み、加害者の実態に迫った『壊れる男たち─セクハラはなぜ繰り返されるのか─』(岩波新書)などの著書もある「職場のハラスメント研究所」所長の金子雅臣さんです。 ▼前編 セクハラは男性の問題である。立場上の優位性ありきの関係を「プライベートの恋愛」と誤解する人たち 「関係ない話かもしれませんが、実は部長とトラブルがありまして……」清田代表(以下、清田) 前編では、『壊れる男たち』に登場するエピソードや僕自身の体験談などを紹介しながら、セクハラの加害男性に関する問題点についてお聞きしてきました。
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年12月08日 (木)施設内での性被害を無くす取り組み 家庭で虐待にあった子どもを守る児童養護施設。入所する子どもは増え、今、全国で3万人余りに上ります。 しかし、安心なはずのこうした施設の中で、子どもが、子どもから性的な虐待を受けている問題が明らかになってきました。 子どもたちを守るべき施設の中で、なぜ、こうした虐待が起こるのでしょうか。 この施設でも、3年ほど前から、男の子が男の子に性的な虐待を加える問題が起き始めました。中でも、年上の子が年下の子に無理やり従わせるケースが目立っています。 10代の男性は、小学生のときにいた児童養護施設で、年上の男の子から被害を受けました。 男子寮の寝室に鍵を掛けられ、体を触るよう命じられました。顔を合わせ、一緒に暮らしている相手。逆らったあとの暴力が怖くて逃げることができなかったと言います
> > > 「存在しない」サバイバーたち ― セックス・労働・暴力のボーダーで(1) 大野更紗2011年08月22日08時31分提供: (*本稿では、現在「差別用語」とされている表現を、当時の記録の記述に即して、そのまま使用しています) 8月、日傘越しでも皮膚に刺さるような紫外線がふりそそぐ猛暑の某日。インターフォンのボタンを押す緊張感に、思わず手が震えた。インビジブルな不可侵の地、「婦人保護施設」を前にして、躊躇を感じぬ人などいないだろう。 この門の内側に、一般の人が許可なく踏み入ることはできない。外見からは何の建物かもわからず、入口は重い鉄製の格子で厳重に閉ざされている。所在地や連絡先は、基本的に一切非公開である。とめどない暴力の連鎖から逃れ、最後の砦に辿り着いた女性たちにとって死活問題となるからだ。 ■「戦後」の売春防止法と婦人保護施設 このM寮の施設長であるYさんは、ガチガチに
性被害によるトラウマと言うと、どうしても女性のケースばかりが取り上げられがちですが、男性の被害経験も決して少ない訳では無く、またその影響も深刻なものが多いです。この問題に関しての松本俊彦先生のツイートをまとめました。
女子大生のうち約6人に1人はレイプされた経験がある----オーストラリアで、そんな衝撃的な調査結果が発表された。レイプ未遂の経験を加えると、その割合はさらに12%増すという。 全国学生組合は6月10日、オーストラリア国内の大学生の性暴力被害に関する調査結果を公表。一般に認識されているより、性暴力事件が多く起きていることが分かった。 この調査は女子大生1500人以上を対象にしたもので、うち17%がレイプされた経験があるとAFP通信は伝えている。さらに、調査対象者の3人に2人は「望まない性的経験」の過去があるという。被害に遭った時期については、大学入学後とは限らない。 被害を届け出たのはわずか2% 学生組合の女性問題担当スタッフ、コートニー・スローンは、レイプが下流層だけの問題ではないことを調査結果は示している、とシドニー・モーニング・ヘラルド紙に語っている。「大学に通う女性は中流階級や上流階
真面目な記事で恐縮ですが、マモー・ミモーみたいな 髪型のリアーナです レイプした男を銃殺するという衝撃的なミュージック・ビデオで、論争を巻き起こしている歌姫リアーナ。レイプ犯を殺すことは正義として許されるのか、ということが大きな論点になっているが、このことについて、レイプ被害者であることをカミングアウトしている女優のガブリエル・ユニオンがtwitterで意見を述べ、注目を集めている。 問題になっているリアーナの新曲『Man Down』のミュージック・ビデオは、クラブで少し踊ったけれどキスまでしか許されなかった男が、帰宅途中のリアーナを追い掛け無理やりレイプするというもの。男を許せないリアーナは、街中でいきなり男を銃殺するという内容で、「やり過ぎだ」「レイプされたら相手を殺せというメッセージを送っているようだ」「そもそも、この手のレイプは状況的に仕方ないのでは」という批判の声が次々と上がった
性や夫婦間暴力 相談電話開設 2月8日 4時30分 強制わいせつなどの性暴力や夫婦間の暴力=ドメスティック・バイオレンスなどの被害を受けた人からの相談を24時間受け付ける、内閣府の相談電話「パープルダイヤル」が8日、開設されます。電話番号は、フリーダイヤル0120ー941ー826で、期間は、8日午前10時から3月27日までとなっています。 この相談電話は、被害の相談がしにくいため、実態がつかみにくいと指摘されている性暴力などについて、相談態勢を整えて必要な支援につなげようと、内閣府が初めて行うものです。電話は、被害者の支援をしている全国の団体のスタッフが受け、それぞれの地域にある民間の一時保護施設や医療機関、警察などを紹介するほか、必要に応じて、スタッフが付き添うということです。相談は24時間態勢で受け、緊急事態にも対応することにしています。また、女性だけでなく、男性や外国人からも相談を受
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1494186.html >kalmalogy 犯罪 見たい気持ちは男ならみんなある/しかし女性の「見せたい人にしか見せたくない」と言いながら短いスカート履く心理は理解できないんだよなー 「見せたい人にしか見せたくない」と言いながら短いスカート履く女性なんかこの世にいるの?単に可愛いから気に入ってるから履いてんだよ。パンツみせるみせないとか想定してないよ。してるのはローライズのジーンズとかみせブラだけだろう。パンツみせたいってどんな欲望だよ。ローライズにしたってパンツみせたいからあの格好なわけじゃなくて、ローライズが履きたいからみせパンを履くんでしょ。 全くその通りである。衆愚の都に散見される「正論」とやらがミニスカ自衛厨どもによる愚劣な強姦肯定論と同じであることは論
一昨日のこと。17歳の少女。くりくりとした目とフリフリの短いスカートがとってもかわいい子です。クリニックにはもう何回も来ています。生理不順の治療のためにお腹から超音波をあてます。彼女はくすぐったいのか、くくくっと笑います。その笑顔がまたかわいくて。 そのくったくのない、明るい笑顔を見て、ふと私は涙ぐみそうになりました。彼女は9才の時に男性からレイプされています。男は、母親の彼でした。体も心も深く傷ついた彼女はその後本当に大変でした。学校にもいけなくなりました。今は通信の高校に行っています。 明るい笑顔が出るほどに、よくここまで立ち直ったね、よく頑張って生きてきたね、とそう思いました。 傷ついたのは、彼女だけではありません。母親も深く傷つきました。自分の彼のために、娘がそんな目にあった、母親は自分を責めています。 もう少し彼女が立ち直ったら、その時に病気になっていないか調べましょうね。今はま
悩んでいるうちに時が経ってしまった、という少女達。もう少し早く誰かにS.O.S.を求めたなら、といつも悔やまれます。身の回りに一人として相談を持ちかける人がいないというのも現実なのですね。 彼女達の多くが、「妊娠週数、月数の数え方、いつごろが出産の予定日なのか、いつまで中絶が可能なのか」そんなことを本当に知らないということもあります。よくマスコミで芸能人の誰かが妊娠何ヶ月だと公にした、という事など言われますが、その数え方などだれにも教えてもらっていません。特別な数え方をするということも知らないのですね。 私の講演はあれもこれもつたえなければ、と、盛りだくさんになってしまいます。「性交から二週間で妊娠二ヶ月という」なんて言うと、中学生も高校生もざわざわとびっくりしています。 今回の17歳の彼女は、すでに相手の男性と別れています。一人で育てる意志も持っていません。付き添ってきた父親は、本人に育
論文 『倫理学研究』第38号 関西倫理学会 2008年4月 24~33頁 膣内射精性暴力論の射程:男性学から見たセクシュアリティと倫理 森岡正博 *【数字】の箇所で、印刷頁が変わります。数字はその箇所までの頁数です。 はじめに 沼崎一郎は一九九七年に独自の「膣内射精性暴力論」を発表した。これは日本の男性学に新領域を開く画期的な論考であった。沼崎の問題提起を受けて、宮地尚子は一九九八年にその論点をさらに展開する論文を発表した。本論文で私は、沼崎と宮地によって考察された論点を検討し、そのうえで、もしこの路線で思考を進めていくならばそこからどのような帰結が導かれることになるのかを考えてみたい。この種の議論は海外においても本格的には議論されていないのではないかと推察される。関心ある読者はぜひこの議論に参加してみてほしい。 1 沼崎一郎と宮地尚子による問題提起 沼崎一郎は、一九九七年に「〈孕ませる性
以前の記事に 抵抗できない状態の女性に性行為を強いること自体が、女性の人権を無視した、尊厳を踏みにじる行為だ。 自分の同意なく、性行為を強いられるということは、自分の体、心がモノ扱いされているということだ。自分の体なのに、自分の意思は無視され、他人の思うがままにされているということだ。 それが、どれだけダメージを与えるものなのか、わかっていなさすぎる。いや、わかろうとする気さえない人が多すぎるのだと思った。 悲しいが、これが現実だ。改めて、どれだけ性犯罪が世間に理解されていないのか、痛感した。 と書いた。 そのことにからめて、なぜ、性被害のひどさが、理解してもらいにくいのかということを、書こうと思う。 通常の性行為と、暴行脅迫をもちいた性行為と、何が違うのかわからないという、男性の声を多く聞く。(残念ながら、法曹界にも多く存在する) それを聞いたときは、倒れるかと思うくらいの、頭をなぐられ
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