家電量販店「ヨドバシカメラ」を運営するヨドバシホールディングス(HD)は4月3日、アウトドア用品店のICI石井スポーツの全株式を、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズから譲り受けると発表した。ほかの株主もヨドバシHDに株式を譲渡する見通して、石井スポーツと傘下のアート・スポーツは、ヨドバシHDの100%子会社になる見込みだ。 株式授受は3月28日付。ヨドバシは買収後も、石井スポーツ、アート・スポーツの店舗運営の独立性や従業員の雇用を維持するとしている。また、ヨドバシグループが運営する不動産への出店や、eコマース、経営システム、物流システムの活用などを通じ、さらなる専門性の追求や顧客サービス向上、収益の拡大に努めるとしている。 関連記事 34階建て「ヨドバシ梅田タワー」誕生へ 大阪駅からのアクセスも改善 ヨドバシカメラがJR大阪駅北口に「ヨドバシ梅田タワー」(仮称)を建設する。2017年
ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田実業学校卒業後、早稲田大学第一文学部卒業。これまで経済誌や総合誌を舞台に、企業経営者(特に中小企業)、職人、研究者などのインタビュー記事を多数執筆。近年は人物評伝に注力。主な著書に『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)、『よくわかる介護・福祉業界』(日本実業出版社2007年改訂版)、『ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか』(ソフトバンククリエイティブ2006年)、『満身これ学究 古筆学の創始者、小松茂美の闘い』(文藝春秋2008年)、『大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン』(マガジンハウス2011年)、『らくだ君の「直言流」』(出版芸術社)2014年)などがある。 katsumi-y@my.email.ne.jp 飛び立て、世界へ! 中小企業の海外進出奮闘記 小さくても特定の商品やサービスで世界的なシェアを持ち、グローバルに活動
クリスマスケーキや恵方巻を死ぬほど余らせるよりは 地域と企業がしっかりと手を組んでより良い社会を作っていこうという、CSR活動(企業の社会的責任をどう果たすか)としても企業のマーケティングとしても非常に良い方法なんじゃないかと思うんですよ。少なくともクリスマスケーキや恵方巻を死ぬほど余らせて半額セールにぶち込むよりは画期的ですし、素晴らしいことなんじゃないかと感じるんですよね、企業が賞味期限切れの弁当を大量に余らせて捨てている傍らアフリカでは栄養状態の悪い子どもが毎分何人も亡くなっているんですよ。 我が国でも、親の経済事情であまりきちんと食事ができない子どもがいたり、経済事情とは関係なく地域と家庭、子どもが一緒に何かをできる場自体が少なかったりして、まあなかなか大変だ。そういうときに、ファミリーマートみたいな企業が善意で名乗り出てくれるというのは非常にありがたいことです。ファミリーマートの
コンビニチェーンのファミリーマート(ファミマ)がこども食堂運営に乗り出すらしい。「ファミマこども食堂」を全国で展開 |ニュースリリース|ファミリーマート「大企業」「全国2000店舗」というスケール感は従来のボランティアに支えられたこども食堂にはなかったものだ。この件について、僕は「スゴイ!物好きだなー!」というポジティブな第一印象を持ったのだけど、世の中は賛否両論みたいだ。賛否はそれぞれの考えや立場からのものだから別にいいのだけれども、「大企業」「営利」「こども食堂の運営きっつー」というぼんやりしたイメージで意見をいっている人が多いように見えた。ひどいものになると助成金目当てではないかという声も見かけた。企業ガー!ボランティアガー!理念ガー!意見をぶつけあうのは大変時間と精神に余裕があって結構だが、その議論が、こども食堂運営にかかる数字を把握しないでなされているものであったら意味がないので
by Tomasz Kulesa 2019年1月29日(火)、Appleは2018年12月29日を末日とする2019年度第1四半期決算を発表しました。以前にティム・クックCEOが発表した通り、2019年度第1四半期の業績は予想を下回るものとなっており、iPhoneの収益が前年同期比で15%減少したことも明らかになっています。 Apple Reports First Quarter Results | Business Wire https://www.businesswire.com/news/home/20190129005873/en/Apple-Reports-Quarter-Results Apple’s iPhone sales revenue fell 15 percent during holiday quarter - The Verge https://www.theve
パイオニアは25日の臨時株主総会でアジア系ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアからの出資受け入れを株主に問う。可決されれば設立から約80年の名門企業は上場廃止となる。「とんがった」技術でつねに先頭を走ってきたが、その過信に気づくのが遅かった。「開拓者」の名の通り2000年代半ばに1兆円をめざしたパイオニアの売上高はいま4000億円弱まで縮小している。同社の森谷浩一社長は、上
今年は5月に新元号に替わり、いよいよ平成の幕が下りる年だ。ポケットベルに始まった個人の携帯連絡デバイスがスマートフォンに進化するなど、さまざまなツールが劇的に変わったこの時代。消費者が普段着用するアパレルでも、30年の間に大きな変化が見られた。キーワードは“機能性ウェアの大衆化”だ。 そもそも機能性ウェアは、平成以前では一部の人が着るアイテムだったと言える。例えばフリースは、海外のアウトドアメーカーの製品が専門店で提供されていたが、主な購買層は本格的な登山者やハイカー。感度の高い人が街着に使うこともあったが、高額品で、一般ユーザーとは縁遠い存在だった。その他、保温性の高いダウンジャケットも価格が高く、老若男女を問わず広く普及するまでには至っていなかった。 一方、若者のファッションでは、平成以前のバブリーな時代に爆発的人気となっていたのがDC(デザイナーズ・キャラクター)ブランド。ファッショ
衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)の新春セールが史上最速で取扱高100億円を突破したとして前澤友作社長が私財から100人に100万円ずつ総額1億円を配る「お年玉」企画をツイッター上で行い、話題をさらった。 企業拡大の一方で低賃金労働者を利用し、貧困や生活困窮を生み出しておきながら、このような「お年玉企画」で人々に夢を見させて、夢を語らせ、成金経営者の承認欲求や満足のために利用する姿は見るに堪えない下品さがある。 私は昨年、コミュニケーションデザイン室長、田端信太郎氏とAbemaTVやツイッターなどで議論を続けてきた。さらに前澤社長ともツイッターでやり取りを行い、彼らの欺瞞(ぎまん)性を指摘し続けてきた。なぜなら、同社は社員が働きやすい企業、従業員が楽しく働ける企業であるという「ウソ」を喧伝(けんでん)してきているためだ。
パイオニアは12月7日、アジアを中心に展開する投資ファンドのプライベート・エクイティ・アジア(BPEA)の支援を受け、傘下に入ると発表した。BPEAは770億円の出資など総額1020億円で3月までにパイオニアを完全子会社化する。パイオニアは上場廃止となる見通し。 パイオニアはレーザーディスクやプラズマテレビなどを手掛けてきたAV機器の老舗だが、業績の低迷により2009年にテレビ生産から完全撤退。15年にはホームAV機器事業などをオンキヨーに譲渡した。 パイオニア本体はカーエレクトロニクスを中心に事業を展開してきたが、カーナビの市場縮小などによる売上高の減少に加え、海外拠点の再編費用や投資損失などで18年3月期の連結業績は純損失71億円を計上。フリーキャッシュ・フローは172億円のマイナスで、さらに20年までマイナスが続く見通しだ。大規模な資本注入がなければ事業の継続が困難と判断した。 出資
「6年勤めたNTTを退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt に寄せて。 この方は修士卒→NTT研究所という有能かつエリートな道を歩んできた方ですが、極端に有能すぎてあまり参考にならないケースですね。無能代表として僕の事例も紹介しておきます。 ・NTT社員の子として誕生。生まれ出づる時はかわいらしい赤子であった。健康に恵まれるものの、勉強運動コミュニケーション能力全てダメ。部活もバイトも恋愛も人とおはなしすることすらせず、無駄飯食らってすくすくと育つ。 ・三流私立大学の文学部に入学。進学動機はそこしか受からなかったから。在学中はキーボードすら打ち込まなかった。 ・就職活動に取り組むものの、地図を見て会社にたどり着けない(当時はGoogle Mapとかいう便利なものはなかった)、人と目を見て話せない等のスキルをいかんなく発
増田に書くスレじゃない気がするが、身バレしないように、増田に書いておく。 ローコスト住宅大手のタマホームがなぜあんなに安いのか、いろいろと調べてみた結果。 知恵袋とか検討者ブログには、一部ミスリーディングな情報も散見されるので、その訂正伝票の意味合いもある。 最大の理由は3点 1.「タマルール」と呼ばれる設計制約を設け、規格化メリットを最大限追求した 2.工期が徹底的に短い(2ヶ月程度)、工期遅延しない 3.営業利益率が低い(薄利多売、業界最高利益率水準のへーベルハウス等と比較すると相当低い) ※タマの営業セールストークや検討者ブログに 「タマは大量発注しているから、その分安くなる」という説明がなされることがあるが、あれはミスリーディング。 嘘はついてないかもしれないが、タマより大量発注している積水ハウスは、なぜ高くなる? ※「質が悪いのでは?」という懸念の声も結構あるが、調べてみると、建
ものつくるひと 「ものつくるひと」は、画期的製品・サービスの開発に取り組む担当者の横顔に迫る『週刊ダイヤモンド』の人気連載です。「もの」とは文字通りの「物」だけではなく、店舗の開発、新サービス、規格など、広めに定義してお届けします。 バックナンバー一覧 富士通の異才研究者がそのチップを作ったとき、誰もその潜在力を理解していなかった。2016年に試作品ができたそのチップの名は「デジタルアニーラ」。スーパーコンピューターを凌駕する処理能力を持つ量子コンピューターの動作原理を、既存技術のデジタル回路で実現したものだった。 米グーグルや中国アリババなど名だたる企業が開発競争を繰り広げる量子コンピューターに近い処理能力を、富士通は既存技術の延長線上で可能にした。その計算速度は、富士通などが開発したスーパーコンピューター「京」が8億年かかる計算を、1秒で処理できるという驚異的なものだ。 だがチップがで
今年5月に事実上の経営破綻となった米老舗ギターブランドの「Gibson(ギブソン)」。現地時間10月23日(火)、同社は、世界的ジーンズ・ブランド「リーバイ・ストラウス」の戦略部門トップ、ジェームズ・カーレイ氏を新社長兼CEO(最高経営責任者)に迎える旨を発表した。 ギターのトップ・ブランドとして創業から100年以上の歴史を持つ同社だが、近年の米国におけるエレキギター市場の縮小を受け、ビジネスの多角化を図るも債務が膨張。最大5億ドル(約550億円)の負債を抱え、事実上の経営破綻に追い込まれた。 同社の新社長カーレイ氏は米ローリングストーン誌のインタビューで「この会社で最初にしたいこと、それはさまざまな障害に耐えてくれた皆さんへの感謝です」とし、「そして今、歴史的ブランドとしてのリーダーシップを取り戻します」とコメントしている。 さらに同社は3人の経営幹部を新たに迎え入れ、新体制のもと11月
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