2013年4月23日 前回 2009年5月1日の TGIF で「Hatena::Translator の紹介」と題して発表しました 4年ぶりのリメイク完全版です 国際化とは何か Wikipedia によると定義は 国際化 (アメリカ英語: internationalization イギリス英語: internationalisation、i18n) は、ソフトウェアに技術的な変更を加えることなく多様な言語や地域に適合できるようにする、ソフトウェア設計の工程である。 地域化 (アメリカ英語: localization イギリス英語: localisation、L10N) は、地域固有の構成部品や翻訳テキストを追加することによって、ソフトウェアを特定の地域や言語に適合させる工程である。 Wikipedia: 国際化と地域化 本発表ではもう少し広く、世界的に Web アプリケーションを提供するた
前職 と 現職 で、ペアプログラミング文化からコードレビュー文化への移行を経験した。文化の差に適合するのは興味深い経験だった。ちょっと気づいたことを書いてみよう。 (ペアプログラミング|コードレビュー)の(メリット|危険性)みたいな題名の記事はもう山ほどある。著者はどっちかの信奉者なわけだ。私は明確トレードオフがちょっとあるにせよ、どっちの戦略も有効であると認識している。このトレードオフについて、もうちょっとバランスのとれた議論をしてみようと思う。 用語の定義 まず、舞台を整えよう。”ペアプログラミング” とか”コードレビュー”という言葉は、人によってとらえ方が大きく異なることがある。 ペアプログラミング文化 といったとき、作業のほぼ100%をペア作業で行っているチームを指す。一つのタスクに二人の開発者が割り当てられ、同じ画面を共有して作業をする。開発者は両方コード構築のプロセスに関わって
2013-06-25 Rails、あんたなんか嫌いよ - Rails での OO 設計について ruby rails 最近はずっと Rails 書いてるんですが、書けば書くほど嫌いになってくるんです。 倦怠期的なやつなんですが、 Rails さんの悪いところばっかり見えてきて、もう一緒にいたくないんです。 でも別れるほどじゃないし… という愚痴にみせかけた Rails での設計についての議論です。 長いけどコードは一切出てこないので通勤中にでもよんでください。 注意 一部にはげしい言葉遣いがでてくるので、読んで不快になるかもしれません。 不快になったとしても責任は負いかねます。 次のような方の期待に沿う結論はでません。残念でした。 Sinatra, Padrino の人 関数型の人 静的型付けの人 C の人 TL;DR Rails にだまされない。 自分の道を見定める。 欺瞞にみちた Ra
Joel Spolsky ジョエル・スポルスキ 翻訳: Yasushi Aoki 青木靖 2001/1/27 私の家族がイスラエルで最初のIBM-PCを受け取ったのは、1982年のことだった。私たちは実際倉庫にまで行って、私たちのPCが港から運ばれてくるのを待ったのだ。2つのフロッピーディスクドライブ、128Kバイトのメモリ、それに2台のプリンタ、高速でドラフトを出すためのドットマトリックスプリンタと、印刷中にマシンガンより大きな音を出すブラザー製の高品質印字用ディジーホイールプリンタを備えた完全装備バージョンを買ってくれるように、 私はどうにか父を説得したのだった。私たちは手に入るほとんどすべてのアクセサリを買ったと思う: PC-DOS 1.0、BIOSの完全なソース付きの$75のテクニカル・リファレンス・マニュアル、マクロアセンブラ、それに見事なIBMモノクロディスプレイ、これは一行8
はじめに わかりやすいコードを書くことはソフトウェア開発において大切なことです。では、具体的にわかりやすいコードとはどんなものでしょうか?その観点はいろいろなものがあります。その中で今回はifとreturnの使い方に注目します。 ifとreturn プログラミング言語とは、コンピューターの作業の処理手順を書くためにあります。その処理手順は複数にわかれています。その複数の処理手順を順番に実行していくことでコンピューターは作業をこなしていきます。 プログラミング言語にはいろいろな処理手順を書くためにifとreturnと呼ばれる機能があります。ある処理手順をある時だけ実行したい場合には、ifを使います。その時以外はその処理手順は実行しません。また、続きの処理手順があるがその時点で実行を中断したい場合には、returnを使います。続きの処理手順は実行しません。ifとreturnを組み合わせることで
翔泳社の「君のために選んだ1冊 ソフトウェア開発の名著」という企画に寄稿を依頼されて、以下のような文章を書いた。ブログ等で公開して良いとのことだったのでここに公開したいと思う。 この企画は他の人の分を読むのが楽しみだ。早く本ができあがらないかな。 ちなみに「 きっと何者にもなれないお前たちに告げる 一冊」というタイトルを最初に思いついたけれど、長く読み継がれる本であってほしいという企画の趣旨を鑑みて流行のネタを使うのは避けた。 yuguiがレガシーコードに絶望した人に贈りたい一冊 - 『レガシーコード改善ガイド』 レガシーコード改善ガイド (Object Oriented SELECTION) 作者: マイケル・C・フェザーズ,ウルシステムズ株式会社,平澤章,越智典子,稲葉信之,田村友彦,小堀真義出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2009/07/14メディア: 大型本購入: 45人 クリ
10/8 に開催された Agile Tour Osaka 2011 で「Head First インセプションデッキ」というタイトルでワークショップをしました。 インセプションデッキは、アジャイルサムライで紹介されているプラクティスです。 これまでプロジェクトのキックオフミーティングとかで一方的に聞く事が多かったプロジェクトの様々なテーマ(ビジョンやゴールなど)を関係者が集まって、きちんと話しあい合意する事を手軽に実現する方法です。本では、主にインセプションデッキの内容について書かれているので、それを補完する形で作り方に焦点を当てた内容にしてみました。 当日の資料を公開しましたので、参考になれば幸いです。 Head First Inception Deck View more presentations from Nishimura Naoto 当日は、時間の都合上、いただいた質問に全部回答
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大きなSIerでは社員はプロジェクト管理だけを行い、実作業の大半を外部に委託するところがほとんどです。直営比率が低いところは管理作業しか行わないため、入社してから設計書もプログラムも書いたことがない人は割といます。感覚的には、直営比率が1/3を超えるプロジェクトは社員が自ら現場で作業することが可能で、若手社員にも実作業を経験する場が与えられる気がします。 大きなSIerの小さなプロジェクトはたいてい同じ構造をしていて、ソフトウェア開発自体を丸ごと外注していることが多いです。一括請負契約ですね。この場合、委託元と委託先の責任境界は明確で、委託業務に社員が深く関わることはあり得ません。それでコストが増えたら喧嘩になります。残念ながら、このような構造では社員がソフトウェア開発の実作業を経験することは不可能です。 私は、直営社員もコーディングやテストを自ら行える能力が必要と考えます。その理由は、現
概要 URL http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/JK2010.html 日時 2010/03/18 18:30 - 20:30 場所 国立情報学研究所(学術総合センター) 12階 会議室 twitterハッシュタグ #PWG_JK 講演タイトル Refactoring Strategies & Tactics 講演者 Joshua Kerievsky (Industrial Logic, Inc. and Cutter Consortium) 「パターン指向リファクタリング入門」の著者。 パターン指向リファクタリング入門~ソフトウエア設計を改善する27の作法 作者: ジョシュア・ケリーエブスキー,小黒直樹,村上歴,高橋一成,越智典子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2005/08/04メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 31
アジャイルって受託開発との相性が最悪な気がするより。釣りっぽい記事な気もするんだけど。 SIerから見たアジャイル 工程の分断が絶対許されないから、上流工程と下流工程を別会社が担当する今の日本の受託開発業との相性は最悪だね。自分たちで全部やれる人材が揃ってないといけない上に、コミュニケーションを綿密にとらないと成果物がグダグダになりそうだから、人月との相性も悪い。 要件まとめてぽーんと丸投げしたほうがSIerとしては美味しいわけだから、なんでこんな苦労を別にしなくちゃならないの的な話になってる所がいっぱいいそうなんだけど、どうだろう。アジャイル導入って自己否定なんじゃないのかしら。だからやりたくても出来ないんだね、これ。 今の日本のSIerのモデルは“まだ"建設業みたいな多重階層の構造であることは間違いない。 収益性については、一次受けのSIerは少ない要員で沢山のプロジェクトを外注使って
ソースコード読解力は個人差が大きい コードレビューなどで、他の人のソースコードを読んだり理解したりする速度が気になることはありませんか? また、読む速度や理解する速度がとても速い人がいると感じたり、自分が周りの人よりも速いと思ったりすることがあるのではないでしょうか。私たちの研究グループで実施した観察でもソースコードを読む速度は個人差が大きいことを確認しており、同じソースコードを理解するための時間に6倍の差がある事例を確認しています。 では、自分自身のソースコードを読む速度や理解する速度が、平均と比べて速いのか遅いのかを知るためにはどうしたらよいでしょうか? 最も簡単な方法は、社内などの身の周りの人とコードレビュー時間を比べてみることでしょう。他にも、参加者全員でソースコードを読むような社外勉強会に参加する方法もありそうです。 文献からは大まかな速度を知ることができる 書籍、標準、論文の情
先日、経済産業省向けの仕事をしている知り合いと食事をしたのだが、彼によると経済産業省の今の悩みは、「IT産業の階層化の弊害によっておこる下流のプログラマーの収入の低下」だそうである。「プライムベンダー」と呼ばれる「上流コンサルタント」たちがインドや中国にも仕事を発注できることを理由に、激しく値切り始めたために、今やわずか一人月30万円というケースもあるという。 こんな話を聞くと本当に悲しくなる。まず第一に「プログラムを書く」という仕事は簡単な仕事ではない。数学的な頭を持っていないとかなり辛いし、基礎がしっかりと出来ていないとろくなソフトウェアは作れない。物価の安いインドや中国なら許せるが、米国よりも生活費の高い日本で一人月30万円とはあまりにも低すぎる。 「彼らは下流のエンジニアで、詳細仕様書に従った通りのプログラムを書くだけの簡単な仕事をしているから給料が安い」という説明を聞いたことがあ
RedmineとTracの両方でチケット駆動開発を運用してみて、色んな気付きがあった。 以下メモ書き。 【比較対象】 ・Redmine0.8.0 ・Trac0.11.1.ja 【元ネタ】 脱Excel! Redmineでアジャイル開発を楽々管理 - @IT自分戦略研究所 【1】複数プロジェクトの扱い RedmineがTracよりも機能が優れている点の一つは、複数プロジェクトに対応していること。 Tracはプロジェクトに親子関係を入れることができないため、特に大規模プロジェクトではチケット駆動開発を実践しにくいだろうと思う。 複数プロジェクトを作りたい状況は、二つある。 【1-1】開発チームが複数のサブチームに分かれていて、それぞれでタスク管理したい場合。 RedmineやTracを運用してみると、一つのプロジェクトでメンバーが5人以上だとチケットが乱発されたり、放置されやすくなるようだ。
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