アカデミー視覚効果賞は1939年に「特殊効果賞」として設けられ、1977年から「視覚効果賞」としてその年の最も優れた視覚効果を使った映画が選ばれてきました。2009年からノミネート作品が3枠が5枠に広げられたことにも表れているように、VFXは急速に発展しており、1977年から2012年受賞作品を一気に見ていくと、そのすさまじさがよく分かります。 Academy Awards: Best Visual Effects Oscar Winners on Vimeo 太陽が2つある土地を歩く後ろ姿。 マーク・ハミルが演じるルーク・スカイウォーカーです。 ということで、1977年の第1回視覚効果賞を受賞したのは「スター・ウォーズ」。 自分のイメージを映像化するには従来の撮影技術では不足と感じた監督のジョージ・ルーカスは、自ら新たな特殊撮影専門の会社としてインダストリアル・ライト&マジック(ILM)
アゼルバイジャンのバクーで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会は4日、日本政府が提案していた「和食 日本人の伝統的な食文化」の無形文化遺産への登録を決定した。国内の無形文化遺産登録は22件目で、食文化では初めて。福島第1原発事故で日本食への風評被害が海外でも広がったが、登録決定により信頼回復が進みそうだ。 「和食」をめぐっては、京都の料理人らでつくるNPO法人「日本料理アカデミー」が東日本大震災後の平成23年6月、京都府に働きかけて「日本料理を無形文化遺産に」と提言。政府も「原発事故で揺らいだ日本の農水産物の信頼回復につながる」などとして昨年3月、有識者による検討会を経てユネスコに登録を提案していた。 提案書では、和食を「自然を尊重する日本人の精神を体現した食に関する社会的慣習」と位置づけた上、(1)正月や田植えなど年中行事との密接な関わり(2)四季や地理的多様性によ
世間を笑わせ、そして考えさせた研究に贈られるイグ・ノーベル賞の授賞式は毎年9月に米ハーバード大学サンダーズ劇場で開かれる。今年の日本人の受賞は2人(2組)。心臓移植をしたネズミにオペラを聴かせると聴かせないより拒絶反応が弱くなると突き止めた帝京大学医学部の新見正則准教授(54)らが「医学賞」、タマネギを切ると涙が出る真相を解明したハウス食品の今井真介さん(56)らが「化学賞」に輝いた。 式のメーン行事は受賞者による1分間スピーチ。時間を超えると8歳の女の子が登場して「もうやめて、私は退屈なの」というセリフを連呼する。ある年齢の子どもには大人にはない特殊な能力があるといい、スピーチを制止するには8歳より下でも上でもダメだそうだ。 10組いる受賞者の最初に登壇した新見さんはネズミの格好をした学生2人を従え、会場を沸かせた。英国留学の経験があり、テレビ番組にレギュラー出演するだけあって、英語
ユーモラスな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が12日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で行われ、「心臓移植したマウスにオペラを聴かせると生存期間が延びた」との実験結果を発表した帝京大医学部外科准教授の新見正則さん(54)らのグループが「医学賞」を受賞した。 ハウス食品研究主幹の今井真介さん(56)らのグループも「タマネギの催涙成分をつくる酵素」発見で「化学賞」を受賞。発見に貢献した石川県立大学長の熊谷英彦さん(72)も共同受賞者。日本人の受賞は7年連続。 新見さんによると、いずれも心臓移植したマウスに術後7日間、ベルディのオペラ「椿姫」やモーツァルトなどの音楽を一日中聴かせる実験を繰り返したところ、オペラを聴かせたマウスが平均約26日間と最も長く生存した。モーツァルトを聴かせたマウスは平均20日、音楽を聴かせなかったマウスは7日生存した。(共同)
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