2016年02月26日01:00 カテゴリ昭和30年代・服飾 下着デザイナー鴨居羊子さんとチュニックTUNIC 戦後(昭和30年代初頭)の下着ブームにはずせない、鴨居羊子さんの情報を少し手持ちの雑誌などから。鴨居羊子(1925-91)さんは新聞記者を経て、チュニック制作室を立ち上げ1955(S30)年12月「W・アンダーウエア展」という下着の展示会を開催後、1957(S32)年からは下着ショーを積極的に催し1958(S33)年にチュニック株式会社を設立しました、下着デザイナー以外にも随筆・絵・人形制作など多彩な活躍をされたことでも有名です。初期の鴨居さんの下着はとても先鋭・刺激的なものでしたからスキャンダラスにマスコミが取り上げることが多く、下着ブーム期の話題となりました。昭和30年代初頭の下着ブームは戦後の復興後、洋装が一般に普及したこと、安価な下着製品の普及と化学・合成繊維の発達、とい