「倒産危険度」急上昇 旭化成はこの危機を乗り切れるのか? ヘーベルハウスは大丈夫? 「全棟リコール」という恐怖のシナリオ 「倒産危険度指数」が急上昇 旭化成の「倒産危険度」が高まっている。 「マーケットに、『倒産危険度指数』と呼ばれるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という指標があります。値が高いほど『倒産危険度』が高いとされるものですが、旭化成のこれが急上昇し始めた。 約1年前には20台前半の数値が、直近では50台まで跳ね上がり、60を超える日も出てきた。危険度が昨年の2倍、3倍に爆騰する『恐慌状態』です」(大手外資系証券会社の債券アナリスト) 「ウソつきマンション」をめぐっては、仮に旭化成建材が倒れることはあっても、売上高2兆円の巨大企業・旭化成が潰れることはないというのが「常識的意見」だった。が、ここへきてその楽観論が急速に萎みつつある。 そのカギを握るのは、「全棟リコール」