はじめに タカハシのμ180Cは現在のところ主に月観望用途として使用しています。口径の割に軽量コンパクトで取り回しも良く性能も含めて気に入っているところですが、ピント合わせに難を感じていました。載せている経緯台の剛性不足ということもあり、ピント調整用の円筒形ノブを手で回す際にかなりぶれてしまいます。特に高倍率にするとどこでピントが合っているか、いちいち手を離さないとわからないという始末。 そこで、μ250のような電動フォーカサーが付けられないかと思い立ち、製作してみたのでご紹介します。 電動フォーカサーの条件 自分なりに考えて、作るならば次のような条件を満たしたいと設定しました。 μ180Cには手を加えないこと 脱着が容易にできること 高速モードと低速モードを切り替えて使えること 正方向と逆方向がピント合わせが片手で簡単にできること できるだけ安価に作れること 電動フォーカサーの概要 上記