日本統治時代の台湾で、農業の発展に尽くした日本人技師、八田與一の功績をたたえ現地に置かれている銅像が壊されて、頭の部分がなくなっているのが見つかり、地元の警察は、持ち去られた疑いがあると見て調べています。 ダムの近くには、八田與一の功績をたたえて腰を下ろした姿をイメージした高さ1メートル余りの銅像が置かれていますが、銅像を管理する団体によりますと16日朝、銅像の頭の部分がなくなっているのを関係者が見つけたということです。 届け出を受けた地元の警察は、現場の状況などから、銅像は何らかの道具を使って首の部分で切断され、持ち去られた疑いがあると見て調べています。 銅像の周辺は日本人観光客も訪れるほか、八田與一の命日に当たる5月8日には、毎年、追悼の催しが行われています。銅像を管理する団体は「八田與一は、地元の人たちから農業の基礎を築いてくれた人物として高く評価されているので、とても残念です。でき
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