TOPコラム海外最新IT事情「7~9時間睡眠」維持できないと死亡率最大29%増? 4万人超の睡眠時間5年分を調査した結果【研究紹介】 研究チームは、米国南東部12州から集められた参加者4万6,928人を対象に分析を行った。参加者の平均年齢は53歳で、65.4%が女性、63.3%が黒人、36.7%が白人であり、特に低所得層(47.5%が年収1万5,000ドル未満)が多く含まれている。 睡眠時間は、初回調査時と、5年後の追跡調査時に自己申告形式で収集され、短時間(7時間未満)、健康的(7〜9時間)、長時間(9時間超)の3カテゴリに分類された。 研究者らは、5年間にわたる参加者の睡眠時間カテゴリの変化に基づいて、これらの組み合わせから9種類の「睡眠軌跡」(睡眠時間の変化パターン)を定義した。例えば、「健康的→健康的」、「短時間→長時間」、「長時間→短時間」といったものである。 研究の結果、9種類
