「なぜ日本政府が作るソフトウェアは使えないモノばかりなのか?」――中島聡氏が考える「日本社会のDX」の要件:「IT調達制度そのものが問題」(1/2 ページ) エンジニア起業家の草分けでもある中島聡氏が、小泉進次郎氏など自民党の若手議員が集まる勉強会で「日本政府によるIT調達がなぜうまくいかないか」をプレゼンしたという。具体的にどのような内容だったのか、話を聞いた。
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エヌビディアの強みであるGPUの優位性を揺るがすかもしれないAI関連の注目論文とは?人気急上昇中のメルマガ『週刊 Life is beautiful』より読者Q&Aをご紹介。著者の中島さんは「Windows95の父」として知られる日本人エンジニア。メルマガでは毎号、読者からの質問に丁寧に回答しています。 ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。 1ビットの高速推論AIチップ 米国より先に中国が開発する可能性も 読者からの質
少し前に、ガクトが広告塔を務めたスピンドル事件についてメルマガに書いた上で、Twitter に以下のように呟いたのですが、最近になって、この呟きに対して、ガクトファンの方々から「根拠のない誹謗中傷はやめて欲しい」というコメントが複数入りました。 もっと悪質なのは、GACKTのスピンドル。米国であれば、GACKTは確実に牢屋に入っているぐらい悪質な詐欺。被害総額は200億円を超える。あの後も堂々と芸能人をしていることが信じられない。金融庁も検察も甘すぎる。 https://t.co/DcG4FibSbV — Satoshi Nakajima (@snakajima) April 3, 2020 私がなぜこんな呟きをすることになったかは、私のメルマガ(週刊 Life is beautiful)の記事を読んでいただくのが一番良いので、以下に全文を公開します。 私の呟きが、「根拠のない誹謗中傷」な
空前のAIブームの中にあって、その開発の現場で「一人勝ち」とも言うべき圧倒的なシェアを誇っているNvidia(エヌビディア)のGPU向け開発環境「CUDA」。IntelやAppleといったライバルたちを尻目に、いかにしてCUDAはトップに登り詰めたのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では世界的エンジニアとして知られる中島聡さんが、CUDA誕生の経緯から業界の「事実上の標準」となるまでを詳しく解説。さらにMicrosoftが5月20日に発表した「Copilot+PC」に関して、中島さんが注目したポイントを記しています。 ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:NvidiaのCUDAが今の地位を築いた経緯 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシ
この記事は、メルマガ「週刊 Life is beautiful」から抜粋したものです。米国で働く起業家・エンジニアとして、科学技術・経済に関わるさまざまな事例を、雑誌や新聞とは一味違う視点から解説・考察しています。最近、米国のメディアでも「日本人の多くが東京オリンピック(およびパラリンピック)は中止すべきだと考えている」という報道が出るようになりました。 菅総理は「やるかやらないかは、IOCが決めること」と逃げているし、当事者である小池百合子都知事は「再延期をすれば基本的には大会は全く異なるものになると思う。アスリートそのものもモチベーションや体力が変わってくると思うので、別物と考えたほうがいいのではないか」と、まるでIOC側が書いた原稿を読んでいるような発言しかしません(小池都知事“東京五輪・パラ 再延期は難しい”)。 そこでIOCが公開している、IOCと東京都の間の契約書を読んでみまし
新型肺炎に関しては、マスコミは多すぎるほどの情報を流しているし、ネットには有用な情報から怪しげな陰謀説まで飛び交っていますが、本当の意味での「有用な情報」だけを得ることは難しいので、ここにまとめておきます。 新型肺炎(COVID-19)の特徴今回の新型肺炎の重要な特徴を箇条書きにすると以下のようになります。 ・伝染力がとても強い ・新種のウィルスなので免疫を持った人がいない ・同じ理由で、ワクチンや有効な治療法がまだ存在しない ・飛沫感染、接触感染によって広がる(空気感染はしない) ・健康な人は、普通の風邪程度の症状で済む ・高齢者などの体の弱い人は肺炎などを起こして重症化する可能性があり、一部の人は命を落とす ・死亡率は場所によって異なるが、0.16%〜5.08% 死亡率に関しては、日本では上の範囲の低い方(0.16%)もしくはそれ以下になると私は考えていますが(詳しくは、メルマガ「週刊
ビジネスシーンや日常において、今や当たり前の存在になった人工知能(AI)ですが、思わぬ影響が可視化され始めているようです。「Windows95の父」として知られる日本人エンジニア・中島聡さんのメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、著者の中島さんが、OpenAIの開発した「ChatGPT」が発表されて以来、世界中の研究論文において「ある変化」が起きていると指摘した海外の記事を紹介しています。どうも論文の中に使われている「単語」に影響が出ているようです。 ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:人工知能が人間の言葉に変化をもたらし始めた話 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソ
GoogleのAI部門が開発を続けているソフトウェア「AlphaFold」。「タンパク質の折りたたみ問題」を解くためのAIプログラムとのことですが、そもそも「タンパク質の折りたたみ問題」とはいかなるもので、なぜこの問題を説くことが重要視されるのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では著者で世界的エンジニアとして知られる中島聡さんが、そんな疑問に対する答えを具体例を上げつつわかりやすく解説。さらに「AlphaFold」が医学の進歩に大きな影響を与える理由を紹介しています。 ※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:AIと医療(AlphaFold) プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト
クリプトデバイドとは、クリプト(暗号通貨)の世界で活動する人たちと、そうでない人たちの間の大きな隔たりのことを意味します。その隔たりは、デジタルデバイドと呼ばれる、デジタルデバイスを使いこなせる人とそうでない人との隔たりよりも遥かに大きく、(この記事を書いている2022年4月の時点では)簡単には乗り越えられない大きな壁として、存在しています。 最初に私がこの言葉を使ったのは、メルマガ「週刊 Life is beautiful」の4月12日号ですが、メルマガのままだと一般の人の目に触れないので、ここに貼り付けておくことにしました(Wikipedia に載せる際は、この記事へのリンクを貼っていただければ、自由に引用していただいて結構です)。 先週の土曜日に、「まぐまぐライブ」でユーチューバー(56万サブスクライバー)として有名な「マナブ」さんと対談をしました。マナブさんは、大学卒業後にフィリピ
転職・求人情報サイトのtype エンジニアtype ITニュース 中島聡「未知の開発言語の勉強を、楽しめるかどうか」Windows 95の父が考える、エンジニア向きの資質とは 2024.10.07 ITニュース 中島聡プログラマー 世の中に大きな変革を促す、偉大なソフトウエアを生み出す天才プログラマー。多くのエンジニアが、一度は憧れた経験があるだろう。 ただエンジニアの世界は、シビアだ。持っている知識や扱える技術の総量で、自身のレベルが明確に可視化される。天才たちと自身の姿を比べては、「自分はこの仕事に向いていないのかもしれない」と感じてしまうのも無理はない。 一方で、天才たちは「エンジニアの向き・不向き」をどのように考えているのだろうか。『Windows 95』の生みの親である中島聡さんは「知識があるかどうかは関係ない。大切なのは、知識を培う過程を楽しめるかどうか」だと語る。 伝説のプロ
AI時代到来を予感させるChatGPTが、世界中で大きな話題となっています。4月10日には、ChatGPTを運営するOpenAI社のCEO、サム・アルトマン氏が来日し、岸田首相と電撃面会しました。なぜサム・アルトマン氏は、日本を最初の訪問国に選んだのか?また、ChatGPTはGAFAMなどプラットフォーマーの勢力図をどのように塗り替えるのか?マイクロソフトでWindowsやインターネットエクスプローラーの開発を指揮した伝説のプログラマーでメルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者である中島聡さんに、ChatGPTが世界に与える衝撃について聞きました。(取材・文・撮影/ゴン川野) プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤
この記事は、メルマガ「週刊 Life is beautiful」6月30日号に掲載された記事を抜粋したものです。このメルマガは、米国に暮らす技術者・起業家の目線で技術・起業・キャリアについて語るメルマガで、毎週火曜日朝に発信しています。先週、Apple が WWDC(World Wide Developer Conference)を開催し、基調講演にて数多くの発表をしました。これに関しては記事も多く書かれているので、あえて列挙はしませんが、強く印象として残ったものについてコメントしてみます。 何よりも大きなニュースは、Macのチップをインテル製のものから、自社製のチップへのシフトです。 このシフトに関しては、随分と前から予想もされていたし、iOS/iPad 向けのチップへの力の入れようを見れば、当然と言えば当然です。 最新のiPad Pro ($799~)に搭載された A12Z Bioni
この文章は、毎週火曜日に発行している「週刊 Life is beautiful」からの抜粋です。米国西海岸で暮らす起業家・エンジニアとして、テクノロジーやビジネスのことを書いています。先々週に書いた「プロセッサの地政学」に対してはたくさんのフィードバックをいただきました。その中に「OS(オペレーティング・システム)についても書いて欲しい」というリクエストがあったので、今回はOSをテーマにして書きます。 世界の各地で起こっている戦争や紛争も(例えば、シリアとトルコの紛争)、その事象だけ見ると局地的ですが、実際にはその背後にもっと大きな力(米国とロシアの覇権争い)や、別の力(宗教対立、石油利権争い、武器商人の暗躍、米国大統領選など)が働いています。そういったものを巨視的な視点で研究することを「地政学」と呼びますが、経済の世界においても、同じことが言えるのです。 特に、パソコンやスマートフォンの
この記事は、数年前に私がブログに書いた記事ですが、最近、私が連載しているメルマガ「週刊 Life is beautiful」で Microsoft のアプリの互換性に対する姿勢に関する話題が出たので、再度 note の記事として公開することにしました。ソフトウェア・エンジニアとはどんな仕事をしている人たちなのかを理解するには、良い資料だと思います。ソフトウェアを勉強している学生さんたちには、ぜひとも読んでいただきたい文章です。 Windows95の開発の総責任者であるDavid Coleから開発の主要メンバーに緊急召集がかけられたのは、Windows95の開発も大詰めを迎えた1994年末のことである。 Shell(デスクトップ、エクスプローラ、スタートメニューなどのユーザーインターフェイス)の開発を担当していたSatoshiは、いままでの経験からこの手の緊急招集が良い知らせでないことはない
劇的なスピードで進化を遂げる人工知能「ChatGPT」が、知識労働者の職を次々と奪い始めています。メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で、Windows95を設計した日本人として知られる世界的エンジニア中島聡さんが、いま話題の「ChatGPT」を味方にして仕事の生産性を上げる方法を伝授します。 ※本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2023/5/5号より一部抜粋したものです。続きをお読みになりたい方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現
この文章は、毎週火曜日に発行している「週刊 Life is beautiful」からの抜粋です。米国西海岸で暮らす起業家・エンジニアとして、テクノロジーやビジネスのことを書いています。今年は、Apple が Mac 向けに自社製プロセッサを採用すると発表したり、NVIDIAがARMをソフトバンクから買収すると宣言するなど、プロセッサ関連の大きなニュースが続きましたが、こんな時こそ、一歩下がって、業界全体の流れとして何が起こっているかを理解することが大切です。 私は、こんな時に「地政学」という言葉を使うのが好きです。 世界の各地で起こっている戦争や紛争も(例えば、シリアとトルコの紛争)、その事象だけ見ると局地的ですが、実際にはその背後にもっと大きな力(米国とロシアの覇権争い)や、別の力(宗教対立、石油利権争い、武器商人の暗躍、米国大統領選など)が働いています。そういったものを巨視的な視点で研
まさに「日進月歩」と呼ぶにふさわしい進化を遂げる人工知能。そんな人工知能について、メルマガ『週刊 Life is beautiful』にこれまでもたびたび詳しい解説を掲載してきた世界的エンジニアの中島聡さんが、その最低限の用語・コンセプトを説明する新連載「人工知能入門」を、5月14日配信号よりスタートさせました。今回は「Text Embedding」を徹底解説した連載第1回の全文を掲載。中島さん曰く「魔法のような技術」を、初心者にも分かりやすくレクチャーしています。 ※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:人工知能入門:Text Embedding、「似ている言葉」の話 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤
革新的なP2Pファイル共有ソフト「Winny」を公開して京都府警察に逮捕・起訴され、一審で有罪判決。その後、最高裁まで争い無罪が確定したものの、心身の疲労がたたったか43歳の若さでこの世を去った日本人エンジニアの金子勇氏。後年、日本という国に潰された「不遇の天才」として高く評価され、ソフトウェア開発に捧げた人生は映画にもなりました。そんな金子氏が2009年の段階で、「AI分野において、今でも価値のある凄い発明」をしていたことをご存じでしょうか?メルマガ『週刊 Life is beautiful』著者でエンジニアの中島聡氏がわかりやすく解説します。 ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:金子勇の死と共に失われた人工知能の超絶技法 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大
「Windows95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんと、経済学者で実業家・米イェール大学助教授の成田悠輔さんの対談がまぐまぐ!LIVEで配信されました。対談のテーマは「日本で独立国家を作るには」という興味深いモノ。今回のクロストークの模様を一部だけテキストにて特別に公開いたします。司会進行はフリーアナウンサーの内田まさみさんです。(この記事は音声でもお聞きいただけます。) 中島聡×成田悠輔:日本の中に「独立国家」を作る? 成田悠輔(以下、成田):これまで「法定通貨」という仕組みがあって、これを使って「市場経済」を回してきたわけですよね。でも、その市場経済の取引だけで回していくと、格差というものができてしまって、一文無しになる人が出てきたり、片や資産100兆円の人が出てきたりするっていう問題があります。そこで、これをうまく調整するためのシステムとして「国家」みたい
人工知能の研究者たちに瞬く間に広まった4つの情報 なぜ彼が、OpenCLではなくCUDAを採用したかについては、本人と会う機会があったら是非とも聞いてみたいところですが、この事件は、人工知能の研究者たちに大きなインパクトを与えました。具体的に言えば、 長く続いていた「人工知能の冬」がようやく終わった ニューラルネットは、そのサイズがものを言う ニューラルネットの計算は、GPUを使うと桁違いの高速化が出来る GPUを使いこなすには、CUDAを使えば良い という情報が、瞬く間に広まったのです。4番目は、OpenCLでも良かったはずなのですが、たまたまAlexNetがCUDAを採用していたため、「ニューラルネットの高速化にはCUDAを使うべし」という情報が研究者の間に瞬く間に広まってしまったのです。 この事件をきっかけに、CUDAが人工知能の研究者たちの間に瞬く間に広まったとは言え、CUDAはN
1960年北海道生まれ。早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院理工学研究科修了。高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』において記事執筆やソフトウェアの開発に携わり、大学時代には世界初のパソコン用CADソフト「CANDY」を開発。学生ながらにして1億円を超えるロイヤリティーを稼ぐ。1985年に大学院を卒業しNTTの研究所に入所し、1986年にマイクロソフトの日本法人(マイクロソフト株式会社、MSKK)に転職。1989年には米国マイクロソフト本社に移り、Windows95、Internet Explorer3.0/4.0、Windows98のソフトウェア・アーキテクト(ソフトウェアの基本設計・設計思想〈グランドデザイン〉を生み出すプログラマー)を務め、ビル・ゲイツの薫陶を受ける。本書は、早咲きであった著者の「時間術」をまとめたもの。学生時代から、そして米マイクロソフト本社においても、「右クリ
中島聡 さん著書の「結局、人生はアウトプットで決まる」を読みました(o^^o)📚 マイクロソフト伝説のプログラマーの著者さんが、人生はアウトプットで決まる傾向が一層強まると提起し、 苦手な人でも実践できるアウトプット力の磨き方を指南してくださる一冊です。 アウトプットが成長の上昇気流を生む★ あなたがもっとも伝えたいメッセージ。 それは、なんですか? 本書は、「アウトプット」が人生を変える時代になったと提起し、 AIが仕事を奪うと怯えることのない、「自分だけの発信力」の磨き方が書かれています。 Blog、Twitter、Instagram、Note、Facebook・・・。 人類総発信時代かというほど、アウトプットに追われる人が激増している現代社会。 「そのアウトプット、”言葉のゴミ”になっていませんか?」 こんな辛らつな問いかけから、この本ははじまります。 もちろん、ケンカを売ろうとし
現役エンジニアはもちろん市場関係者からも注目を集めているメルマガ『週刊 Life is beautiful』より、必読記事を無料でご紹介します。著者の中島聡さんは「Windows95の父」として知られる日本人エンジニア。そんな中島さんが、「今のAIブームは一過性のものではなく、まだ二合目ぐらいで、しばらくは積極的な投資が続く」と考える理由とは? ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:LLMと世界モデル、Tesla FSDの映像、Functional Unblinding、ソフトウェアの未来、Wordleパズル プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution
先週になって、日本のデジタル庁が「デジタル社会の実現に向けた『新重点計画』の策定に向けてのご意見」を募集していることに気がついたのですが、残念ながら期限を過ぎてしまっているし、そもそも質問項目が役に立ちません。私なりに言いたいことはたくさんあるので、一通りここに書いておくことにします。 日本でデジタル化が進んでいない原因は複数ある上に、それらが複雑に絡み合っているので分かりにくいし解決しにくいのが現状です。なので、まずは、それらを可能な限り独立した問題に分割し、それぞれに対して対策を施す必要があります。 日本社会のデジタル化を難しくしている問題は、大きく分けると以下の三つになります。 解雇規制 社会の新陳代謝不足 ITゼネコン 解雇規制米国で急速にデジタル化が進んだのは、その方が、より良いサービスを安価に提供できるからです。特に重要なのは「安価に」という部分で、それまで人が行なっていた作業
Web3に興味を持ったソフトウェアエンジニア、あるいはソフトウェアエンジニアを目指している人は、ぜひ自分で手を動かしてコードを書いていただきたいと思います。 ここで、コードを書くことの重要性について再度強調しておくことにしましょう。 ソフトウェアエンジニア自身がコードを書くかどうか。このことが米国と日本のIT産業の明暗を分けた、私はそう考えています。 ゲームを除き、日本のIT産業は世界ではまったく存在感を示せていません。 かつて任天堂、ソニー、セガの3社は、世界のゲーム市場を席巻していました。この3社は世界市場に向けたゲーム機器を開発・販売し、日本国内でもゲームを作るソフトウェア企業が成長してきました。また、モバイルゲームでまだ頑張っている日本企業がいるのは、ドコモが世界に先駆けてiモードという「ネットにつながる携帯電話」のプラットフォームを作ったからといえるでしょう。日本発のプラットフォ
転職・求人情報サイトのtype エンジニアtype 働き方 ECDW イベントレポート Windows95の父・中島聡の仕事術「日本人はルールに縛られすぎ。もっとつくりたいものをつくればいい」【ECDWレポ】 2021.05.13 働き方 中島聡藤倉成太グローバルイベント コロナ禍で日本以上にリモートワークが浸透したアメリカ。日本のエンジニアにとっても、ビザなしでシリコンバレー企業で働ける時代が本格的に到来したとも言える。 では、ボーダレス化がさらに進んで挑戦の機会がますます広がっていく中で、世界を舞台に結果を出せるエンジニアになるにはどうすればいいのだろうか。 4月13日(火)~17日(土)にわたってエンジニアtypeが開催したオンラインカンファレンス『ENGINEERキャリアデザインウィーク(ECDW)』では、「Windows95の父」と呼ばれ、現在もシリコンバレーで活躍する中島聡さん
この記事は、メルマガ「週刊 Life is beautiful」7月14日号に掲載された記事を抜粋したものです。このメルマガは、米国に暮らす技術者・起業家の目線で技術・起業・キャリアについて語るメルマガで、毎週火曜日朝に発信しています。 下の日本経済新聞による記事ですが、記事そのものに違法性の香ばしさがタップリとあるので紹介します。記事の内容は非常に短く、以下の通りです。 (14時55分、コード7453)良品計画が急落している。日本経済新聞電子版によると、雑貨店「無印良品」を運営する良品計画の米子会社が日本の民事再生法に当たるチャプター11(米連邦破産法11条)を申請したことが10日、分かった。報道を嫌気した売りが膨らんでいる。良品計画が急落 「米子会社がチャプター11申請」と伝わる 実際にこの日(7月10日)の良品計画(無印良品ブランドの商品を売っている会社)の株価の動きを見ると、(株式
番組のフル視聴(50分)はこちらから https://bit.ly/3RYgz02 10日間無料トライアル実施中 http://bit.ly/3X5XMzD _____ 今回のゲストは元アメリカ・マイクロソフトのエンジニアで Windows95などの開発に携わった中島聡さん。 堀江さんも「伝説のプログラマー」と評し、 過去のHORIE ONEでも、 「中島聡さんのメルマガを読んでください」 と発信するほど 信頼を置いている存在です。 そんな2人が議論するテーマは「アメリカのIT最前線」。 本気で開発するべき、スマホの次のデバイスとは? 「人間を超えるのは時間の問題」という自動運転の現在地。 さらにNVIDIA一強時代を崩すかもしれないベンチャー登場など、 アメリカのビッグテックを中心に巻き起こる イノベーションの核心に迫っていきます。 <ゲスト>中島 聡 (エンジニア)
「『次のGAFA候補はどれか?』という質問がしばしば来るが、現時点では Tesla が1番の候補だと思う」――そう語るのは、Windows95を設計した日本人として知られる中島聡さん。Microsoft出身の中島さんはエンジニアとしての知見を活かし、これまでにGoogle、Amazon、Facebook(Meta)、Appleなどの急成長企業にいち早く投資。近年急騰したNvidiaの株式も2014年から買い始めていました(メルマガ2020年7月17日号参照)。今回は、そんな長期投資家としての顔も持つ中島さんが、Teslaの決算内容と将来性を詳しく考察します。(メルマガ『週刊 Life is beautiful』より) ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「Teslaの決算」 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・
つまり、人間には「統治する側」と「統治される側」があるが、日本文学の系譜において、森鴎外側が途切れてしまった。夏目漱石自体は偉いが、漱石の系譜はだんだんと私小説のほうに流れてしまい、結局、太宰治になってしまった。昭和の戦争に至る過程においても、「これでいいのか、アメリカと戦争なんてしたら破産するじゃないか」という発想の文学はなかった。そうして、小説は官僚機構や国家には何の影響力も持たないものになってしまった。 では、家長の意識はどうやったら芽生えるのかというと、やっぱり歴史だ。歴史を学ぶことを通して、家長の意識が高まってくる。 (出口治明、猪瀬直樹、中島聡、他『リーダーの教養書』幻冬舎文庫、2019) こんにちは。もしも日本文学の系譜において、森鴎外側が途切れていなかったとしたら、日本はどんな国になっていたのでしょうか。言い換えると、太宰治側の放蕩息子タイプの作家ではなく、家長の意識をもっ
最近、日本のメディアにオーバーシュートという言葉を良く目にします。 コロナ「オーバーシュート」懸念も…専門家会議の無策無力 新型コロナで致死率9.3%のイタリア、オーバーシュートの脅威 元をたどると、日本の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が3月19日に発表した「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」という資料のようです。 特に、気付かないうちに感染が市中に拡がり、あるときに突然爆発的に患者が急増(オーバーシュート(爆発的患者急増))すると、医療提供体制に過剰な負荷がかかり、それまで行われていた適切な医療が提供できなくなることが懸念されます。この資料には、オーバーシュート=爆発的患者急増と書かれていますが、米国に暮らす私にとっては、とても違和感のある言葉です。英語のオーバーシュート(overshoot)とは「本来の狙いよりも上に行ってしまうこと」であり、どう見てもここで使う
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