昨年後半、Wall Street 2に警察の手入れがあったというニュースは、多くの人々を困惑させた。 同クラブは、午前 1 時にダンススペースをオープンしていたという理由から風俗法の下、閉店に追い込まれている。風俗法と言えば、日本の法制度のなかで、もっとも非現実的な法律と言えるだろう。 この風俗法に従えば、合法にナイトライフを楽しむことの方が難しいのだ。 アメリカの禁酒法施行当時のもぐり酒場のように、日本のクラブやバーは厳しい法の下、処罰の対象となっている。そのため、合法的にダンスをしたり、楽しんだりするスペースを営業することは事実上不可能なのだ。 風俗法の謎とは言え、人々が想像し得るあらゆる娯楽スペースに当てはまる風俗法では、いささか危険性を伴う気がしてしまう。 キャバクラや麻雀荘、レストラン、バー、会議場、ダンスホール、ゲームセンター、客席を設け、風俗目的での使用が懸念される 5 平