カジノを含む複合型観光施設の誘致を目指している大阪市の吉村市長は、シンガポールを訪れ、現地の施設を視察するとともに担当者からギャンブル依存症を防ぐための対策などについて説明を受けました。 大阪市は国会でカジノの解禁に向けた議論が行われる中、外国人観光客の誘致や雇用の創出などを目的に、複合型観光施設の誘致を目指していますが、ギャンブル依存症をどう防ぐかなどが課題となっています。 こうした対策について、施設の運営会社の責任者はカジノの入場料について、外国人は無料とする一方、シンガポール人は日本円でおよそ8000円を払わなければならないほか、家族などの要請があれば、入場を制限する措置を取っていると説明しました。 吉村市長は視察のあと、報道陣に対して、「ギャンブル依存症は対策を講じることで効果を挙げられると感じた。世界の都市間競争に勝ち残っていくためにも、こうした施設を誘致したい」と話し、ギャンブ