映画の「ゲット・アウト」を見てめちゃくちゃ思い出して、定期的に思い出す出来事なので文章にしておこうと思い立ちました。 私は今は地下鉄もある都市で生活しているのですが、5年前までは地下鉄がない県庁所在地に住んでいて、なぜなら実家から近いからで、当時は都市の職場まで毎日片道ほぼ2時間かけて通っていました。 今となっては母親は私に「結婚したら?」とは面と向かって言ってこないのですが、以前は娘の将来を心配して私が結婚しないことを気に病んでいたようでした。 そんなある日、実家に帰ると母に「親戚に近所の結婚相談所を紹介してもらった、そこは全国じゃなくてこの地域の人たちが登録しててお母さんも娘が地元の人とお見合いしてくれたら安心だし、一度様子を見に行って話を聞いてもらったら『本人にも来てもらいたい』とのことなので行ってきてほしい」と言われ、抵抗したものの涙ぐんで訴えられるし正直めんどくさくなって、その結