北海道警は18日、自宅に覚せい剤を持っていたとして、札幌弁護士会副会長の加藤恭嗣(やすし)容疑者(51)=札幌市中央区伏見3丁目=を覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で現行犯逮捕した、と発表した。加藤容疑者は「自分で使う目的で持っていた」と容疑を認めているという。 道警の発表によると、加藤容疑者は18日午前9時ごろ、自宅の2階の廊下に置いていたカバンの中に、七つの小袋に小分けした覚せい剤を持っていた疑いがある。道警の調べに、覚せい剤を使っていたことも認めているという。 加藤容疑者は今年4月から札幌弁護士会副会長を務め、同市内で「加藤恭嗣法律事務所」を経営している。