知人のご子息が大学受験に不合格だったとのこと。 知人も、そして、ご子息もさぞかしショックなのではないかなと思うのだけれど、電話して励ますのも何か不自然だし……。 でも、なにか、一言残したいなぁと思ったので、届くことはないと思いますが、ここに付しておくことにしました。 数年間、大学合格を目指してきたあなたにとって、不合格だったのは相当ショックな出来事だったと思う。 合格した同級生を横目に、羨ましく思ったり、別に憎んでいるわけではないけれど怒りに似た感情が芽生えたり、ご自身のことを「どうせ……」などと思っているかもしれない。 また、周りの大人たちの「大学がすべてじゃない」「いつでもやりなおせるよ」「人生に何の挫折もなしに上手くいく人なんていないよ」「これもいい経験だ」「前を向いてもう一度頑張ればいいさ」などの励ましも、頭の中では理解できても、あなたのこころには響かないかもしれない。 悔しさに打