フィリピン南部ミンダナオ島のコタバト州の町で、待ち伏せ攻撃を受けた大統領警備隊が乗っていた車両(2017年7月19日撮影)。(c)AFP 【7月19日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島の幹線道路で19日、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の警護隊車列が待ち伏せ攻撃を受け、銃撃された隊員4人が負傷した。当局が明らかにした。18日に襲撃予告を出していた共産党系の反政府武装勢力の犯行とみられている。 今回の攻撃で大統領警護隊の車両2台が銃撃を受けたが、ドゥテルテ氏は車列の車には乗っていなかった。 政府はこの待ち伏せ攻撃について、4000人の勢力を擁するフィリピン共産党の軍事組織「新人民軍(NPA)」が行ったとの見方を示している。ドゥテルテ氏は、事件発生の数時間後、NPAとの和平協議を打ち切る姿勢もちらつかせた。 ミンダナオ島の軍高官、ヒルベルト・ガ